資産税の税理士ノート


税理士飯塚美幸のひとことメッセージ
by expresstax
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アルバイトさんの給与の源泉税、そしてライブハウス

 お客様からのアルバイトさんへのお給料支払いのことです。
 アルバイトさんですから、不定期でも継続してお仕事をしてもらいますから、
 日雇いとは違います。

 その場合、天引きする源泉税には3種類あります。

 税務上は、甲欄・乙欄・丙欄と呼ばれていますが、
 ここにちょっと誤解があるようです。
 
 つまり、甲欄は専属勤務の正社員さん、
 乙欄は、2カ所以上に職をもつアルバイトさんたち、
 丙欄は、2か月以下のアルバイトさんたち、てな。

 じゃ、このバイトさん、当社だけで勤務してるのか、
 他でも働いて、2カ所以上から給与をもらってるのか、
 聞いてみなくちゃ、みたいな会話が交わされます。
 給与計算担当さんは、従業員さんのそんなことまで調べなくちゃ、なのでしょうか。

 ☆  ☆  ☆

 実は、ちょっと近いけど、全然違うんです。

 甲欄は、会社に扶養控除等申告書を出した人の源泉税。
     被扶養者の数により、給与額により年間所得に換算した所得税を 
     天引きするようになっています。
 乙欄は、出さない人の源泉税。     
 丙欄は、日雇いや契約期間2か月以下のバイトさんの源泉税。

 給与計算担当さんは、その人のプライバシーまで調べたりしなくても、
 毎年末に、翌年の「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」を
 提出した人は、不要状況により甲欄で源泉税計算して天引き、
 提出ない人は、乙欄・丙欄の率で、バサッと計算して天引き。
 これでいいんです。

 つまり、天引きする税金は、
 扶養控除等申告書を出したか出さないか、だけ(所得税法185条)!

 給与計算担当さんは、これでストレス・フリーというわけです。

 そして、12月になったら、
 翌年の扶養控除申告書を出した人(甲欄)は、年末調整し、
 出さなかったひとは、年超未済、ということで、年末調整せず、
 源泉徴収票を、それぞれに渡せば、全件、落着、となります。

 ね。
 法律は、給与支払担当者さんに、とても優しくできています。

 扶養控除申告書を提出しない人は、他でも給与があるんだよね。
 だったら、多めに税金天引きして、年末調整しないでおくから、
 あとで合算して確定申告して精算しなよね、という制度だからです。

 ☆  ☆  ☆
 
 反対に、扶養控除申告書が出されていないのに、
 甲欄徴収してた、なんてことだと、
 会社は「源泉徴収義務違反」。罰金が、会社に課されます。

 これが、税務署さんの付け目。

 会社への税務調査で、調査官さんが会社の源泉徴収簿をチェックして、
 扶養控除申告書が保管されていないのに、甲欄適用していたら、
 「見~っっけ!」となります。
 調査官さんは、るんるんで、ポイント獲得です。
 会社は、10%の不納付加算税という、ちょっと重めな罰金を受けます。

 ご注意下さい。(^_^)b

 ☆  ☆  ☆
 
 えー、昨年から弊社で流行っていた打ち首獄門同好会。
 なんと、そのライブチケットを入手しちゃいまして、
 ロートル揃って無謀にも参戦しました。

 湾岸?地域のライブハウス、あろうことか、スタンディングです。
 ドリンクを先に買ったりのライブハウスのお手前も初めてで、
 でも、ガンガンノリノリで、ストレス発散してきましたよ。
アルバイトさんの給与の源泉税、そしてライブハウス_d0054704_22150158.jpg























  
 
 
 
 

 

by expresstax | 2020-01-16 23:12 | 所得税

相続税の電子申告、そして新年会とローズガーデン

 令和元年10月から
 相続税の電子申告が始まりました。 

 対象は平成31年1月1日以後開始相続から。
 その申告期限が10か月後の11月1日なので、
 10月1日から受付、ということなのでしょう。

 これまで他の税目は全て電子申告できましたが、
 相続税申告が最後の砦だったんですね。
 これで、全税目、電子申告できることになります。

 ☆  ☆  ☆

 弊社でも、電子申告をご希望のお客様の相続税申告を電子で行います。
 初めてのケースになるので、いろいろ調べつつ、です。

 電子で送信するのは、
 申告書部分と、33条の2書面等。

 33条の2書面も電子で一緒に送信ということなので、
 これも、これまでは独自にPDF作成してきましたが、
 申告ソフトで作成せねばなりません。

 その他の書類は、PDF送信、
 あるいは、紙書類で別送となります。

 なんたって、代表が、情報システム委員長で鳴らした豪傑なので、
 気合いが入ります。(((((((::^^);;

 ☆  ☆  ☆

 事務所新年会は、ホテルニューオータニの、
 The Sky という元回っていたビュッフェ式のレストランです。(>_<)

 以前は回転していたようなのですが、
 今は、回転せず、定位置。

 席は、赤坂御用地側だったので、
 何だかいつも見慣れた同じ景色でした。。。
 事務所ビルが正面に見えて、良かったですが。(^^ゞ

 ビュッフェといっても、
 そこは天下のニューオータニ。
 
 ステーキのレアはダメ、
 お寿司のホッキ貝や海老は、すべて茹で上げ、という、
 衛生管理バリバリで、
 レア好きの自分には、ちょっとナンでしたが、
 
 でも、お腹がパンパンになるまで、
 おいしく楽しく頂きました。
 ごちそうさま、そして今年もがんばろーぜ!

 ☆  ☆  ☆

 たらふく戴いたあとは、2階の屋上庭園、ローズガーデンへ。
 いつも事務所セミナー会場のウェイティングロビーで、上から見下ろしていたんです。
 
 一般公開されてないんですが、
 代表がニューオータニクラブの会員なので、
 いつでも見学や会員専用ラウンジでのドリンク休憩ができます。
相続税の電子申告、そして新年会とローズガーデン_d0054704_17185199.jpg





















 こんな寒い時期なのに、
 真っ赤なバラが絢爛と咲いていました。
 この日も寒い中、バラ園のアーチ仕立てを、庭師さんが手入れしていました。
 手塩にかけてる、ということですね。
相続税の電子申告、そして新年会とローズガーデン_d0054704_17193884.jpg






















 毎年5月頃には、3万輪のバラが咲いて、
 イベントがあるそうですから、
 また来ようね。

 




 
 

by expresstax | 2020-01-14 23:56 | 相続・贈与

新年明けましておめでとうございます。そして初詣のはしご

 新年明けましておめでとうございます。

 昨年は、お客様からお客様のご紹介をいただきながら、
 とても楽しくお仕事をさせていただきました。
 ほんとうにありがとうございました。

 どうぞ本年もよろしくお願いします。

 ☆  ☆  ☆

 昨年、力足らずでスケジュールが押し、
 お客様にご心配をおかけした局面がありました。
 今年の改善目標です。
 がんばります。
 
 ☆  ☆  ☆

 大晦日から、例の如く赤坂氷川神社で新年の初詣をしました。
 列の途中で新年を迎え、
 新年のご挨拶をして、携帯から明けおめラインを送りました。
新年明けましておめでとうございます。そして初詣のはしご_d0054704_17205389.jpg





















 いつものように、氷川神社巴会おふるまいの甘酒で身体を温めました。
新年明けましておめでとうございます。そして初詣のはしご_d0054704_17230575.jpg























 帰ってから、ごひいきアーティストさんのテレビ出演を深夜まで待ち。
 出るのはほんの数分ですのにね。
 でも、出られるだけありがたい時代です。(T_T);

 元旦午後は、これも恒例、乃木神社での初詣です。
新年明けましておめでとうございます。そして初詣のはしご_d0054704_17285002.jpg





















 今年は、いつもの酒樽写真撮影コーナーは神社内部に移っていました。
 去年まで入口鳥居奥だったのです。
 ネズミ年は、齧歯類の年でもあります。(^^ゞ
新年明けましておめでとうございます。そして初詣のはしご_d0054704_17273237.jpg




















 







 これもいつものおふるまいのお茶とおまんじゅうです。
 ごちそうさまでした。
 以前、ここでお客様と遭遇したので、今年はいらっしゃらないかな?と
 探してしまいました。新年明けましておめでとうございます。そして初詣のはしご_d0054704_17372341.jpg



















 
 帰り道に、赤坂9丁目の東京ミッドタウンに回り、お買い物。
 例年の獅子舞が出ていました。
 お獅子に頭を噛んでもらい、大黒様に打出の小槌で頭を叩いてもらい、
 厄を払って福をいただきました。
 これで、今年も、福々!のはずです。
新年明けましておめでとうございます。そして初詣のはしご_d0054704_17401431.jpg
























 どうか今年もよろしくお願いします。

















 
 

by expresstax | 2020-01-01 23:55 | 事務所

今年も1年ありがとうございました。

 今年も、あっっっという間に終わってしまいました。

 思えば、今年もてんこもり、
 バタバタで1年明け暮れました。
 
 お仕事では、相続、贈与、遺言、譲渡、交換、信託、
 固定資産税異議、遺留分減殺等々、
 相変わらず多様な事案を担当しました。

 それぞれに、最大の効果と最善の結果を出していただき、
 お仕事を進めながら、我々も感動を共にさせていただきました。
 ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆ 

 事務所としては平成30年から継続していた相続税の税務調査が完了しました。
 相続税申告の意見聴取を初めて経験しました。

 6回目になる事務所セミナーを開催しました。
 お客様が、毎回楽しみにしてます、と言って下さったのが、
 とても嬉しかったです。

 ニッセイ基礎研の櫨先生と、久しぶりにお会いでき、
 今は、1930年代に回帰している、とのお言葉を、
 とても緊張感を持って拝聴しました。 

 代表は、法人税申告を一手に引受け、
 とても頑張ってくれました。
 本当にお疲れ様でした。

 メンバーは、税理士試験科目合格。
 初めての事案にも果敢に取り組んで、成長してくれました。
 なによりの今年の成果です。

 私は、講演をかなり辞退申し上げた分、
 原稿を書きに書き、
 清文社様の小規模宅地特例の書籍の改訂新版を出版することができました。

 ☆  ☆  ☆

 今年は災害が多く、
 リスクカントリー日本の現実に戦慄しました。

 台風19号被害の長野と千葉に義援金、
 火災で焼失した首里城の再建のための義援金を送りました。
 
 また、ふるさと納税として、
 お世話になった千葉、神奈川、和歌山、広島、北海道、福岡、愛知、
 長崎、熊本に寄附を行いました。

 あいかわらず、ひいきのアーティストさんのライブに参戦、
 北海道や千葉や和歌山へと駆けつけました。
 数年前では考えられないほどの活躍に目が回りながら、
 そのがんばりに比べ、自分が恥ずかしく思えます。
  
 ペットを2匹、相次いで虹の橋に見送りました。
 毎日、涙に暮れてベソベソと過ごしていたら、
 代表にペットショップへ連行され、
 新しいペット君をお迎えすることになりました。

 亡くなった仔を想いつつ、
 ようやく生後4か月になる仔を愛しんでいます。
 一緒に楽しく生きていこうね。
 
 ☆  ☆  ☆

 今年歌っていたのは、
 なんと言っても打首獄門同好会。

 一番のお気に入りは、「ふとんの中から出たくない」。

 ♪それでも~ぉ、行かなくっっちゃい~けない 
  立ち上が~れぇ、布団の中からぁ~、
  布団の中から出てエライ
  寒い世界に立ち向かって~ぇ、♪ 
 というところで、肩をいからせ声を張り上げるのが、
 Goodです。\(^▽^)/
 



 「夏のうた」も、
 可愛いコウペンちゃんと、
 打首さんの歌がダブルで楽しめます。
 コウペンちゃんの本は、全6冊、大人買いしました。(^^;;ゞ

 打首さんの作詞・作曲・ボーカルの大澤君は、浜松出身なのだそうで、
 その点も、親近感マシマシです。

 代表は、打首さんのアルバムまで買い込んで、
 1年間、みんなでよく歌いました。



 こんな底抜け脱線トリオ(古い。。。)のような事務所ですが、
 また来年も、よろしくおつきあい下さい。

 それでは、皆様、良いお年を。
 


by expresstax | 2019-12-31 23:33 | 折りにふれて

税理士試験合格発表、おめでとう!そしてクリスマスツリー

 税理士の国家試験である税理士試験の合格発表があり、 
 挑戦していた事務所メンバーが、合格を知らせてくれました。
 やったね、おめでとうっっっ! \(^o^)/

 仕事と通学と受験と、ダブルヘッダー、トリプルヘッダーをこなしながら、
 がんばった甲斐があったね!

 試験も、仕事も、結果を出してこそナンボ。
 結果の出せない税理士にならないように、
 試験でも、がっつり早期に結果を出そう。
 
 完全合格まで、気を抜かず、頑張っていこうぜ!

 ☆  ☆  ☆

 毎年のこの時期のクリスマスシーズンは、
 クルシミマス、なのか、
 クビガシマリマス、なのか、
 大変ですが、
 
 今年は、楽しくジングルベルだね。

 事務所のクリスマスツリーも、点灯しました。
 今年はトナカイのお飾り付きです。(^_^)
税理士試験合格発表、おめでとう!そしてクリスマスツリー_d0054704_19455940.jpg

























 

by expresstax | 2019-12-13 23:25 | 事務所

税務研究会税理士懇話会名古屋会場の鈴木正孝先生の資産税事例検討会、

 税務研究会税理士懇話会名古屋会場の資産税事例検討会に伺いました。
 講師は鈴木正孝先生、会場は名古屋税理士会の税理士会館です。

 さすが名古屋の先生方です。
 ご質問が、ポンポン飛び出します。 
 とても熱心な検討会になりました。 

 鈴木正孝先生、横浜の先生方、ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 名古屋出張の際の、名古屋駅です。

 構内のクリスマスツリーです。
 周囲がメリーゴーラウンドのように音楽と一緒に回っています。
 「東京駅より立派じゃない?」なんて
 税研担当者様といいながら観覧しました。
マンションを買うときは業者の売り方を知ってから、そして名古屋駅_d0054704_14504474.jpg


 

















 タワーズゲートのレストラン街のサンタさんです。
 このサンタさん、なんと背中にツリーとトナカイ(馬)さんを背負っています。
 お疲れ様です。(^_^)
マンションを買うときは業者の売り方を知ってから、そして名古屋駅_d0054704_14535980.jpg
























 これもタワーズゲートのクリスマスツリーで、
 回ってはいませんが、メリーゴーラウンドに囲まれています。
マンションを買うときは業者の売り方を知ってから、そして名古屋駅_d0054704_14553698.jpg























 名古屋駅は、
 名古屋JRゲートタワーホテル(ホテル)、
 JRタカシマヤゲートタワーモール(ショッピング)、
 JRセントラルビルゲートタワーズ(オフィス)、と
 「ゲート」だらけ。

 新高輪駅も、「高輪ゲートウェイ」となることを考えると、
 今のJRさんのネーミングブームは「ゲート」なんですね。(^_^)






by expresstax | 2019-11-29 23:07 | パブリッシング

税務研究会税理士懇話会横浜会場の鈴木正孝先生の資産税事例検討会、そしてフクザイ様セミナー

 税務研究会税理士懇話会横浜会場の資産税事例検討会に伺いました。
 講師は鈴木正孝先生です。

 改正相続法についてご解説下さった中で、
 遺留分侵害額請求を現物で行うケースのお話しが出ました。

 以前は、「遺留分侵害請求」に対し、現物での減殺と返還が可能でしたので、
 返還が行われても、それは相続税の枠内で算定されました。

 ところが、改正相続法では、
 「遺留分権利者及びその承継人は、受遺者又は受贈者に対し、遺留分侵害額に相当する金銭の支払を請求することができる。
 」(民法1046条 遺留分侵害額の請求)として、 
 金銭によってのみ遺留分侵害額の負担をすることになりました。

 したがって、遺留分侵害額請求に対して、現物不動産などで返還する場合は、
 相続税の計算の中では、あくまで金銭による返還とし、
 返還する不動産は、遺留分義務者の譲渡という扱いになります。

 さらにいえば、相続税の範疇では、返還されるのは金銭であり、不動産ではありませんから、
 遺留分権利者が、侵害額請求で不動産を得たとしても、それは相続財産ではないため、
 小規模宅地特例が適用できなくなります。

 この点が、旧相続法の扱いと大きく異なることになるんですね。

 鈴木正孝先生、横浜の先生方、ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 事例検討会を横浜で終えて、
 その足で、銀座の福田財産コンサル様のセミナーへ飛んでいきました。
税務研究会税理士懇話会横浜会場の鈴木正孝先生の資産税事例検討会、そしてフクザイ様セミナー_d0054704_21445544.jpg




















 ご招待をいただいていたので、
 「オリンピック後の金融・不動産市場を占う」をテーマに
 各種解析と予測についての講演を拝聴しました。
 ありがとうございます。

 このテーマは、弊社お客様セミナーでも取り上げますから、
 とても参考になりました。

 ありがとうございました。



 

 

by expresstax | 2019-11-21 23:37 | パブリッシング

初めての意見聴取は臨場調査移行せず、そして幕張クリスマスツリー

 弊社が書面添付して提出した相続税申告について、
 所轄署から意見聴取の連絡がありました。
 弊社では初めてでしたので、少し詳しく書きましょう。
 
 ☆  ☆  ☆

 弊社は、相続税申告に際して、
 相続税申告書に33条の2の書面を添付しています。

 これはいわゆる「書面添付」と呼ばれ、
 税理士や税理士法人が、計算し、整理し、又は相談に応じた事項を記載して
 税理士の署名捺印のもと申告書に添付して提出するものです(税理士法33条の2)。

 この書面を添付した場合は、
 国税は、
 その申告について税務調査しようとするときは、
 納税者に税務調査の日時場所をあらかじめ通知する前に、
 税務代理を行う税理士又は税理士法人に対して、
 添付された書面の記載事項について、税理士が意見を述べる機会を与えなければならない、
 とされているものです(税理士法第35条第1項)。

 そして、国税は、この書面添付を
 申告審理や調査の要否等の判断において、積極的に活用すること、
 さらに、
 税理士等への意見聴取の段階で疑義が解消し、
 結果として調査の必要性がないと認められた場合には、
 臨場調査に至らないとしています。

 もちろん、
 税理士が、
 意見聴取時に、納税者に預金確認して、これだけだと納税者が言っていた、などと述べて、
 後日の調査で、無申告の預金が出てきて、それを納税者が知っていた、という場合は、
 納税者の隠蔽行為を証明してしまう結果になるので、
 税理士が事前聴取に応じたばかりに、重加算税対象とされる、という事態を招来する可能性もあります。

 これを、国税では、
 「当該書面に記載された事項は、税務の専門家である税理士からの申告書に関する情報であることから、申告審理や調査の要否等の判断において、積極的に活用される」
 としており、
 書面添付が、ヤブヘビになる場合が、ないわけではありません。(-_-)

 税理士は、添付書面を、慎重が上にも、慎重に作成しなければなりません。

 ☆  ☆  ☆
 
 今回、意見聴取は、弊社に調査官さんに来所してもらいました。
 実は、書面添付するようになって、早や何年も経ちますが、
 書面添付による意見聴取は、弊社では初めてのケースです。

 上に書いたように、税務署さんは、書面添付のあった申告には、
 すぐに臨場調査することができず、
 必ず税理士に面談のうえ、意見聴取しなければならないからです。

 弊社では、何を聞いてくるんだろうねぇ、なんて言いながら、
 当時の論点を確認して、申告の復習だけはしていました。
 土地の評価や所有資産を始め、論点がいくつもあった申告でしたから、
 意見聴取や臨場調査があっても不思議はない事案でした。

 意見聴取には、本来なら臨場調査に来臨する担当調査官が2名で来所。
 いつもお客様と面談する接客室で行いました。

 添付書面の順番にしたがって、
 通例の税務調査での確認事項をひとつひとつ丁寧に確認が進められました。
 論点となるところについては、弊社にて説明しましたが、
 予想された論点が焦点で、その具体的確認だったと思われました。

 ☆  ☆  ☆

 意見聴取後10日ほどして、
 担当調査官さんから、電話があり、
 これで意見聴取を終了し、調査への移行はおこないません、
 本日、「意見聴取の結果についてのお知らせ」を送ります、とのこと。

 これで臨場調査なし、になりましたので、 
 さっそくお客様にご報告、他のご兄弟にはお客様からご連絡いただくことになりました。

 その後、書面「意見聴取の結果についてのお知らせ」が郵便で弊社に到着。
 宛名は税理士法人の担当税理士宛です。

 書式については知っていましたが
 なんたって、初めての意見聴取、初めての意見聴取是認通知です。
 みんなで覗き込んで、わいわい評定します。

 某税理士団体さんでは、この通知書を賞状額に入れて、納税者様のところに飾って頂くとか。
 弊社では、そのようなことはしません。(^^)

 冒頭に「税務行政につきましては、日頃からご協力いただきありがとうございます。」とか、
 「当該納税者に係る申告について、特に問題とすべき事項は認められず、
 現在までのところ調査は行わないこととしましたので、お知らせします。」とか、
 分かりやすい言葉で書かれています。
 
 実調の税務調査後の納税者宛の是認通知が、
「更正決定等をすべきと認められない旨の通知書」というタイトルで、わかりにくい愛想のない文書(-_-)#なのに、です。

 税理士に対する文書は法律用語で分かりにくくてもいいけど、
 納税者への文書には優しく書くべきだよねぇ、と
 みんなでブチブチ言っちゃいました。

 ただ、文書の末尾には、しっかりと
「なお、後日、申告内容について新たな疑問等が生じた場合には、調査を行うこともありますので、その際には改めてご協力をお願いいたします。」
 とありました。

 臨場調査ではないので、
 もし非違が分かったら、再度の調査はありえるよ、と
 クギを刺してます。(^^)
 が、特段何もなければ、これで終了との理解です。

 文書は、もちろん税理士宛ですから、税理士が保管しますが、
 弊社では、到着した文書の写しをさっそくお客様にお送りしました。
 
 これで、相続人様もご安心なさって、
 かつ、臨場調査による税理士立会報酬という
 余計なご費用負担をおかけせずにすみます。

 よかったですね!(^_^)v

 ☆  ☆  ☆

 よかったよかった、ということで、
 またも、幕張ライブに参戦しました。
 イベントホール前広場は、クリスマスツリーが飾られていました。
初めての意見聴取は臨場調査移行せず、そして幕張クリスマスツリー_d0054704_20193055.jpg

 
























 えきまえのツリーです。
初めての意見聴取は臨場調査移行せず、そして幕張クリスマスツリー_d0054704_20200048.jpg
































 

 
 

 



by expresstax | 2019-11-15 23:22 | 税務調査

税務研究会税理士懇話会福岡会場の鈴木正孝先生の資産税事例検討会、そして高天原

 翌日は、鈴木正孝先生の資産税事例検討会です。

 鈴木先生とは、広島会場以外をずっとご一緒しています。
 毎回、冒頭に今年から施行されている民法相続法のご解説を下さいます。

 7月1日から施行開始の特別寄与分のお話しの中で、
 相続開始を知った日から6月以内が特別寄与分の申立期限とのことで、
 相続権はないが、寄与者の権利として主張するなら、
 期限は大事ですね。
 6か月なんて、アッという間ですから、気づきをいただきました。
 
 福岡会場の先生方、鈴木先生、ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 機上から、
 ずっと靄がかかった空でした。
 靄の向こうの富士山です。
 雲と山並が、高天原のようです。(^_^)v
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by expresstax | 2019-11-08 23:44 | パブリッシング

税務研究会税理士懇話会福岡会場の石黒邦夫先生の法人税事例検討会、そして機材変更

 税務研究会税理士懇話会福岡会場の
 石黒邦夫先生の法人税事例検討会の司会進行で福岡に伺いました。

 石黒先生は、法人税や地方税・消費税・所得税のクロスオーバーする分野の事例を
 丁寧に解きほぐし、ご解説下さいます。

 今回は、土砂災害が予測される分譲残りの造成地の処理についての照会事例があり、
 面白いと思いました。
 あちこちにありそうなお話しです。

 石黒先生、ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆
 
 今回は、行きも帰りもすっ飛んで、
 トンボ帰りです。
 金曜日までの講演ですので、
 時間に余裕があれば、もう1泊して、と
 したいところですが、残念です。

 羽田-福岡空港便は、機材変更があったとのことでした。
 窓のスクリーンが、従来型はブラインドを上から下へと手動で下ろしていたのを、
 窓下のボタンを押すことで、窓ガラスが調光になってスモークを掛けられるんですね。
 窓際大好き、景色大好き人間ですから、
 わぁい、と写真を撮りましたら、もうずいぶん前から導入されてたそうで。(^^;ゞ
 向こうの窓は調光なし、手前窓は調光済です。
税務研究会税理士懇話会福岡会場の石黒邦夫先生の法人税事例検討会、そして機材変更_d0054704_19304812.jpg















































 

 

by expresstax | 2019-11-07 23:47 | パブリッシング
自己紹介
税理士・中小企業診断士

東京都港区元赤坂一丁目
松木飯塚税理士法人
ホームページ http://mi-cpta.com
電話 03(5413)6511

 相続税・資産税コンサルティング・税務対策・税務申告代理・税務調査立会・売上倍増指導・ 相続人様の精神サポート・後継者教育・税制改正分析・講演・著作

 人に会うのが大好きで、現場第一主義。
 この職業を選んだのも、たった一度の人生で、いろんなお立場の、いろんな職業のお客様と人生をともにして生きていく素晴らしさと醍醐味を知ってしまったから。
 相手を信じて情熱で意気投合してしまう。
 税理士の仕事は、お客様の人生と懐にしっかりと寄り添って、ともに手を携えて生きていくことだと信じる。 

 "Always Keep Faith"。
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