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資産税の税理士ノート

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 弊社が書面添付して提出した相続税申告について、
 所轄署から意見聴取の連絡がありました。
 弊社では初めてでしたので、少し詳しく書きましょう。
 
 ☆  ☆  ☆

 弊社は、相続税申告に際して、
 相続税申告書に33条の2の書面を添付しています。

 これはいわゆる「書面添付」と呼ばれ、
 税理士や税理士法人が、計算し、整理し、又は相談に応じた事項を記載して
 税理士の署名捺印のもと申告書に添付して提出するものです(税理士法33条の2)。

 この書面を添付した場合は、
 国税は、
 その申告について税務調査しようとするときは、
 納税者に税務調査の日時場所をあらかじめ通知する前に、
 税務代理を行う税理士又は税理士法人に対して、
 添付された書面の記載事項について、税理士が意見を述べる機会を与えなければならない、
 とされているものです(税理士法第35条第1項)。

 そして、国税は、この書面添付を
 申告審理や調査の要否等の判断において、積極的に活用すること、
 さらに、
 税理士等への意見聴取の段階で疑義が解消し、
 結果として調査の必要性がないと認められた場合には、
 臨場調査に至らないとしています。

 もちろん、
 税理士が、
 意見聴取時に、納税者に預金確認して、これだけだと納税者が言っていた、などと述べて、
 後日の調査で、無申告の預金が出てきて、それを納税者が知っていた、という場合は、
 納税者の隠蔽行為を証明してしまう結果になるので、
 税理士が事前聴取に応じたばかりに、重加算税対象とされる、という事態を招来する可能性もあります。

 これを、国税では、
 「当該書面に記載された事項は、税務の専門家である税理士からの申告書に関する情報であることから、申告審理や調査の要否等の判断において、積極的に活用される」
 としており、
 書面添付が、ヤブヘビになる場合が、ないわけではありません。(-_-)

 税理士は、添付書面を、慎重が上にも、慎重に作成しなければなりません。

 ☆  ☆  ☆
 
 今回、意見聴取は、弊社に調査官さんに来所してもらいました。
 実は、書面添付するようになって、早や何年も経ちますが、
 書面添付による意見聴取は、弊社では初めてのケースです。

 上に書いたように、税務署さんは、書面添付のあった申告には、
 すぐに臨場調査することができず、
 必ず税理士に面談のうえ、意見聴取しなければならないからです。

 弊社では、何を聞いてくるんだろうねぇ、なんて言いながら、
 当時の論点を確認して、申告の復習だけはしていました。
 土地の評価や所有資産を始め、論点がいくつもあった申告でしたから、
 意見聴取や臨場調査があっても不思議はない事案でした。

 意見聴取には、本来なら臨場調査に来臨する担当調査官が2名で来所。
 いつもお客様と面談する接客室で行いました。

 添付書面の順番にしたがって、
 通例の税務調査での確認事項をひとつひとつ丁寧に確認が進められました。
 論点となるところについては、弊社にて説明しましたが、
 予想された論点が焦点で、その具体的確認だったと思われました。

 ☆  ☆  ☆

 意見聴取後10日ほどして、
 担当調査官さんから、電話があり、
 これで意見聴取を終了し、調査への移行はおこないません、
 本日、「意見聴取の結果についてのお知らせ」を送ります、とのこと。

 これで臨場調査なし、になりましたので、 
 さっそくお客様にご報告、他のご兄弟にはお客様からご連絡いただくことになりました。

 その後、書面「意見聴取の結果についてのお知らせ」が郵便で弊社に到着。
 宛名は税理士法人の担当税理士宛です。

 書式については知っていましたが
 なんたって、初めての意見聴取、初めての意見聴取是認通知です。
 みんなで覗き込んで、わいわい評定します。

 某税理士団体さんでは、この通知書を賞状額に入れて、納税者様のところに飾って頂くとか。
 弊社では、そのようなことはしません。(^^)

 冒頭に「税務行政につきましては、日頃からご協力いただきありがとうございます。」とか、
 「当該納税者に係る申告について、特に問題とすべき事項は認められず、
 現在までのところ調査は行わないこととしましたので、お知らせします。」とか、
 分かりやすい言葉で書かれています。
 
 実調の税務調査後の納税者宛の是認通知が、
「更正決定等をすべきと認められない旨の通知書」というタイトルで、わかりにくい愛想のない文書(-_-)#なのに、です。

 税理士に対する文書は法律用語で分かりにくくてもいいけど、
 納税者への文書には優しく書くべきだよねぇ、と
 みんなでブチブチ言っちゃいました。

 ただ、文書の末尾には、しっかりと
「なお、後日、申告内容について新たな疑問等が生じた場合には、調査を行うこともありますので、その際には改めてご協力をお願いいたします。」
 とありました。

 臨場調査ではないので、
 もし非違が分かったら、再度の調査はありえるよ、と
 クギを刺してます。(^^)
 が、特段何もなければ、これで終了との理解です。

 文書は、もちろん税理士宛ですから、税理士が保管しますが、
 弊社では、到着した文書の写しをさっそくお客様にお送りしました。
 
 これで、相続人様もご安心なさって、
 かつ、臨場調査による税理士立会報酬という
 余計なご費用負担をおかけせずにすみます。

 よかったですね!(^_^)v

 ☆  ☆  ☆

 よかったよかった、ということで、
 またも、幕張ライブに参戦しました。
 イベントホール前広場は、クリスマスツリーが飾られていました。
初めての意見聴取は臨場調査移行せず、そして幕張クリスマスツリー_d0054704_20193055.jpg

 
























 えきまえのツリーです。
初めての意見聴取は臨場調査移行せず、そして幕張クリスマスツリー_d0054704_20200048.jpg
































 

 
 

 



by expresstax | 2019-11-15 23:22 | 税務調査

 ちょうど税務研究会様の札幌出張中に、
 事務所から連絡があり、

 所轄税務署から電話があって、
 先日提出した相続税申告について、
 土地評価について自主的修正申告の勧奨があった、と。
 
 税務署から指摘しながら自主的修正申告を出せということは
 ちょっと温情チックに、
 過少申告加算税はかけないよ、ということですが、
 
 こんなことは初めてでしたし、
 指摘の内容は、想定外でした。
 聞いてびっくり、そんなバナナ、です。

 翌日の鈴木正孝先生の事例検討会前夜でしたから、
 深度ある打合せをしながらつい、正孝先生に愚痴っちゃいました。

 ☆  ☆  ☆

 平成30年は、日本全国で大災害が連続しました。

 提出した相続税申告の対象財産の中に、
 平成30年に起きた災害の特定地域に該当する土地がありました。
 
 特定地域に該当する不動産とその相続税申告については、
 2つの特例があります。
======================
1.特定地域(指定された災害地域)内に納税地のある納税者の
  平成平成29年8月28日から平成30年6月27日までの開始相続の
  相続税の申告期限を平成31年5月7日とし(租税特別措置法69の8)、

2.特定地域内の土地等については、
  そのその取得の時の時価によらず、
  特定非常災害の発生直後における当該特定土地等の価額として評価した額に相当する金額で評価する(租税特別措置法69の6、租税特別措置法政令40の2の3)
=======================

 平成29年相続の被相続人様の所有地が特定地域に所在したため、
 申告期限の延長と、
 平成30年評価額と相続年の評価額のいずれか有利な額の
 採用ができるようになったのです。

 そこで弊社は、路線価が下落していた場合は、平成30年路線価を、
 倍率地域は、固定資産税評価額が下落していた場合は平成30年度分を、
 適用して申告したわけです。

 ☆  ☆  ☆

 なのに、所轄署からの担当官の電話によれば、
 路線価については30年路線価で良いが、
 倍率地域については、29年度固定資産税評価額に30年倍率を使うべし、
 ついては修正申告しろ、と。

 お客様に報告すると、
 増差が大きな額ではないためか
 それくらい、払いますよ、とのご姿勢。
 穏やかでいらっしゃいます。

 でも、倍率地域の倍率は、
 公示価格の8割水準の路線価と7割水準の固定資産税評価額の
 調整のために、1.1倍して足並みを揃えるためのもので、
 地価変動とは関係ありません。

 前掲の措置法や措置法政令をどう読んでも、指摘のようにはなりません。

 そこで、いや、ここは我々に納得させて下さい、とお客様にお願いして、 

 所轄署には、主張の根拠を示してください、と押し返しました。

 ☆  ☆  ☆

 結局、
 後日、所轄署から連絡があり、
 所轄署の誤りであり、修正の必要はない、申し訳なかった
 との回答がきたのです。

 お客様に余計なお手間をおかけすることがなくなって、
 こちらもホッとし、お客様にもご安心いただけました。
 が。

 ご心配をおかけした鈴木正孝先生に顛末をご報告すると、

 調査官単独で、修正申告の勧奨をするのは考えにくいから、
 上司の統括官の問題だろう。
 今回、弊社が押し返したことで、
 改めて上部に確認して、判明したのではないか、とのことでした。

 災害地域の納税者さんの傷口に塩を擦り込むような国税の姿勢です。

 万一、所轄署の指導通りの修正申告に応じた納税者さんや税理士先生がいたら、
 と思うと、ちょっとやりきれない気がしますが、
 その場合も、所轄署が、ちゃんと誤指導の訂正をしてくれていることを祈ります。

 ☆  ☆  ☆

 札幌から帰ると、
 お客様からの宮崎マンゴーが届いていました。
 ありがとうございます!!
災害特例の誤指導?!そしてマンゴー_d0054704_21523636.jpg






























 
 
 
 

by expresstax | 2019-06-26 23:08 | 税務調査

 4月の法人税の税務調査の結果通知の連絡がありました。
 調査実施日から約3週間経っています。
 結果は、是認です。
 論点がなかったわけではないですが、終了とのこと。

 月末あたりに調査終了通知が送られるとのことで、
 社長様に早速ご報告しました。
 これで2回連続是認。
 よかったですね。(^_^)v

 ☆  ☆  ☆

 昨年、事務所セミナーで改正相続法についてご講演いただいた
 弁護士岩田修一先生から、
 「ケースでわかる改正相続法」をご恵贈頂きました。
 ありがとうございました。
税務調査の終了通知、そして改正相続法書籍をありがとうございました。_d0054704_20394282.jpg


 
















 東京弁護士会法制委員会の相続法部会の先生方がご解説下さって
 弘文堂さんから出版されました。

 岩田先生は、配偶者の短期居住権についてご執筆なさっています。
 ありがとうございました。








 


 

by expresstax | 2019-05-17 23:13 | 税務調査

 先日のこと、顧問先様の法人税調査に立ち会いました。

 前回調査が是認(問題なし)で終えてから、約3年ぶり、
 定期的な調査です、との若い調査官さんの説明でした。

 法人税・相続税・所得税通じて、
 自分はと~っても久しぶりの調査立会で(^^;;ゞ
 何だかちょっと不慣れな感じが、いやはや。(^^;;ゞ

 今回は、代表と事務所メンバーさん、私と、
 ゾロッと並んで立会ました。

 そもそも弊社は税務調査自体がなかなかないので、
 事務所メンバーさんには、貴重な経験のチャンス、と
 アテンドしてもらいました。
 
 真面目な調査官さんが、淡々と調査を進めて、 
 予定通りの時間スケジュールで進みました。

 さて、どうなるでしょね。

 お客様も、調査官さんも、事務所の皆様も、お疲れ様でしたっ。(^^)

 ☆  ☆  ☆

 応援しているアーティストのアルバム発売宣伝に、
 新宿のユニカビジョンで、
 20分以上にわたってミュージックビデオを流すという
 もう、交差点ジャックです。

 ユニカビジョンは、新宿駅東口ヤマダ電機ビル壁面に
 大画面3面の大ビジョン。
 通行人も東京最大規模です。 

 マイナーな日々を重ねて、
 こんな日が来るとは。。。
 仕事帰りに、うるうるで見てきました。(T_T);;
 税務調査立会、そしてユニカビジョンジャック_d0054704_14310797.jpg


 






by expresstax | 2019-04-26 14:18 | 税務調査

 昨年、税務調査で是認となったことをここに書いていたら、
 是認になるのは、税金を払いすぎていたからだ、

 修正申告をするのが、一番低い税額だったことになるのだ、
 という意見があると聞きました。

 なるほど。
 税金を払いすぎていれば、そもそも調査対象とならないかもしれないし、
 調査に来ても、黙って国税さんは、引っ込むのかもしれません。

 でも、
 税金を多めに払いたい、とのお客様のご意思があるならともかく、
 税理士が仮に1円でも過大申告して、お客様に税金を余計に払わせるとしたら、

 それは税理士として、お客様への重大な背任です。
 そんなことは、絶対にあってはならず、
 税理士の風上にも置けません。٩(๑`^´๑)۶

 
 いわゆるグレーゾーンとされる認定事案を、
 国税さんのいいなりに、最初から「黒」として過大申告してしまい、
 それで是認をとるというのも、税理士の努力義務違反、注意義務違反です。

 もちろん、最初から「黒」を白にするなんてのは言語道断、まさに仮装隠蔽ですが、
 白か黒かは曖昧なのが、税の現場です。

 現場と事実をよく確認して真実を導き出し、立証したうえで、「白」とする申告が、
 税理士のチカラです。
 その結果としての「申告是認」でなければなりません。
 
 またもし、修正申告する申告が、最低税額で済ませているからだというなら、
 その否認事項は、最初から「黒」だったとしか思えません。

 そうでないなら、なぜ反証しないのか、
 反証しても国税が認めないなら、なぜ国税に「そっちで直せ」と、
 「更正処分」を求めないのでしょうか。(-_-)#

 国税が更正すれば、それに対し、審査請求が可能となりますが、
 納税者自ら修正してしまったら、その後の法律救済を受けられません。

 それを修正申告してしまうというのは、
 最初から「黒」であることを承知で当初申告をしていたということですから、
 税理士としては、それも、お客様に対する背任です。

 また、「黒」がいくつかあって、
 そのうちの一部だけの修正で「済んだ」、だから最小だ、というのも、
 みっともない話です。

 そんなことを考えながら、
 是認をとる大変さを理解しない、
 お客様のお気持ちを理解しない、
 心ない意見に、ちょっと何だかなあと思っています。

 ☆  ☆  ☆

 暖かい日が続いて、
 事務所ビルのお隣の豊川稲荷さんの緋寒桜が咲き始めました。
 一分咲き、でしょうか。
是認と修正申告、そして豊川稲荷の緋寒桜_d0054704_19234767.jpg



























by expresstax | 2018-03-02 23:08 | 税務調査

 11月に立会を行っていた相続税調査の終了通知が、年末の最終日になって来ました。 
 いわゆる「是認通知」=「更正決定等をすべきと認められない旨の通知書」というわかりにくい書類(-_-)が、お客様のところに届けられました。

 臨場調査でいくつかの論点について指摘があり、報告書を作成し提出していましたが、それでオッケー、となったわけです。

 思えば、相続税関連の税務調査は4年ぶり、その前の調査が3年ぶりでしたから、約7年に2件という確率になります。
 そして全件是認になったわけです。
 
 お客様もワケの分からない(^^)通知書をもらって、でも、よかった、ということでお喜びいただきました。

 とりあえず、22年間、税務特例100%是認、重課事案ゼロの弊社の歴史は、今年も更新できました。

 ☆  ☆  ☆

 残業食をとりに紀尾井町ガーデンテラス(元赤プリ)に向かいました。
 弁慶堀沿いがライトアップで綺麗です。
相続税調査終了、是認通知ゲット!そして弁慶堀_d0054704_16104953.jpg





















 よく見ると、お堀の水面に、
 暗くて見にくいですが、藻の隙間に鴨の群れがいました。
 こんな寒い中、たいへんだね。
相続税調査終了、是認通知ゲット!そして弁慶堀_d0054704_16120838.jpg


























 
 

by expresstax | 2017-12-28 23:29 | 税務調査

 先日、税理士先生からのご質問をいただいた問題です。

 過去にも、同様な質問があり、
 その時にも、ちょっと気になっていたので、書きます。

 ☆  ☆  ☆

 ご質問は、
 難解な問題が起きたとき、所轄税務署の事前相談に行き、
 そこで、バツと言われてしまつた。
 そこでいろいろ調べて、講演会に行くと、講師はマルだと説明している、
 講師に個別に質問しても、マルだと答えられる。
 どうしたものだろう、というものです。

 その時の、我々講師陣も、マルだとお答えしていました。

 ☆  ☆  ☆

 なぜ所轄署に相談担当官はバツだと答えたのか、

 持参資料の不足か、
 相談者の説明の不足か、
 担当官の見識不足か、
 そもそも、法律が予定していない、回答のない問題なのか、
 それはわかりませんが、

 バツだと答えられたときに、なぜバツなのか、
 その点を、よく確認することです。
 根拠法何条の何項のどこに非該当だから、バツだ、と
 明確にならねば、事前相談に行った意味がありません。

 ☆  ☆  ☆

 税務の事案について、相談できる場所はいくつもあります。

 所属税理士会の会員相談室や、
 支部の相談室もあります。
 税務研究会さんの懇話会のような機関、
 日税研の相談室、等々、

 無料・有料さまざまですが、
 そうした相談室に予め相談して、

 マルかバツか、ではなく、
 どこにどんな論点があって、
 それはどう考えるべきか、明らかにして、

 ひとつひとつを丁寧に明確にしていくことです。
 所轄税務署に行くのは、その後です。
 
 事前相談では、こうして外堀から固めた上で臨むとよいでしょう。
 
 ご質問者様には、再度、チャレンジしていただくことになりましたが、
 無事に進むこと、お祈りしています。

 ☆  ☆  ☆

 福岡からの帰りの飛行機。
 駿河湾の向こうに、富士山が見えてきました。
 故郷の空を越えて、いつ見ても、ほっとします。
所轄税務署への事前相談、そして富士山_d0054704_23061166.jpg












 























 

by expresstax | 2016-07-05 23:54 | 税理士

 ご相続のお客様が、お役所から証明書を受け取られました。
 被相続人様の保険料の過誤納還付通知書です。

 介護保険料や後期高齢者医療保険料など、
 未経過分の払い過ぎ保険料は、亡くなられた日をもって、精算されます。
 
 金額的には大きくなかったとしても、
 法律的には、被相続人様の遺産として扱われ、
 その還付受給権は、遺産分割対象です。
 相続税では、未収金=相続税課税対象財産として扱われます。


 ところが、お客様、受け取った通知書をめくってみると、
 下に、違う人の過誤納還付通知書が貼り付いていたそうです。

 どうしましょう。。。
 ということで、弊社にお持ち下さったのですが、
 あら、まあ。

 発行した自治体に然るべく教えてあげるのが筋ですが、
 発覚した自治体、エライことになるでしょう。(合掌)

 ☆  ☆  ☆

 でも、こんなことって、よくあることなのでしょうか。

 以前、ご相続のお客様のところに、国税さんから書類が誤送されてきたことがありました。

 それも、中身は、金融機関さんへの照会文書です。
 照会対象は、お客様の口座やご親族の口座内容に関するモロモロ。
 ほー、預金照会って、こんな風にやるのね、と我々も感心して拝見しましたが、
 問題は、その先です。

 このお客様は、きっぱり、「無視します、教えてなんかやるもんですか」、と。
 放置なさいました。

 つまり、国税さんサイドでは、金融機関に送ったはずの文書が、
 どこかで迷子になった結果になったはずです。(合掌)
 
 で、その顛末は?
 いえ、ここでは書けませんので、あしからず。(^^ゞ

 ☆  ☆  ☆

 一日、一日、春めいてきました。
 お役所さんも、春だからか、木の芽時、なのか、
 気を付けて下さいね。
 
 ☆  ☆  ☆

 事務所ビルの周りの春が、芽吹き、花開いてきました。

 ピンクの満天星(ドウダンツツジ)です。
間違い証明書の送達、そして春_d0054704_0111840.jpg


































 白の沈丁花が、とても良い香りです。
間違い証明書の送達、そして春_d0054704_012933.jpg






























 赤坂豊川稲荷の緋寒桜は、満開、雨で一部散り始めています。
 そろそろソメイヨシノにバトンタッチですね。
間違い証明書の送達、そして春_d0054704_010169.jpg

































 



 
by expresstax | 2016-03-18 23:46 | 相続・贈与

 お客様と、
 医療費控除の対象となる医療費支出について、ひとしきりお話しがあったところで、
 医療費の領収書って、どこまでチェックされるんでしょうね、というお話しになりました。

 ちょうどこの日のネットの記事で、
 「医療費控除について、税務署は領収書をすべてチェックする」という記事が上げられていました。
 「元国税調査官」さんである税理士先生によれば、
 医療費の領収書は、1枚1枚、すべて確認するとあります。
 
 ☆  ☆  ☆

 提出されれば、確認しています、と対応せざるを得ないのはわかりますよね。

 見解はいろいろあるでしょうが、

 実は、
 現在の電子申告制度では、領収書の記載内容の入力がある場合は、
 医療費の領収書は、「第三者作成書類」として
 確定申告書に添付する必要なく、提出省略することができます。

 平成20年1月4日以後提出確定申告書についての制度であり、 
 弊社でもこの方式を進めています。

 そうすることによって、医療費領収書をお客様の手許で保存することができ、
 医療記録として活用していただくことができるからです。

 今の国税さんの制度は、電子申告を含め、 
 昔に比べ、ずっと大人の制度に成長していると考えたらよいでしょう。

 ☆  ☆  ☆

 「正直者がバカをみる世の中にしたくない」という言葉は、
 以前に、国税マンさんから伺いました。

 医療費控除制度そのものが、
 治療で大変な出費があるときに、
 税金を軽くできるように、という救済規定です。

 そして、実は、医療費控除で患者さんたちに領収書を提出させてきたのは、
 患者側から提出された領収書と、医療費の受取者=医療機関の帳簿を付き合わせる、抽出調査することによって、医療機関の脱税を摘発することが、その主たる目的でした。

 でも、それも、昨今のKSK(国税総合管理システム)や、ITC化、電子申告、
 さらにはマイナンバー制度のスタートにより、
 医療機関の脱税摘発は、過去に比べて飛躍的に簡単になっているはずですから、
 ニーズは低くなっているのでしょう。

 ☆  ☆  ☆ 

 ネットの記事にあるように、 
 国税さんが、わざわざ莫大な人件費をかけて、
 患者さんたちの医療費を否認するために躍起になっているのではないことを、
 お客様にもご理解いただければ、税制の理解のためにも良いのではないかと思っています。

 ☆  ☆  ☆

 確定申告のキックオフに行ってなかったよね、とのことで、
 以前から話題にのっていたステーキランチに繰り出しました。
 なぜか、男性が「行かな~い」とのことで、
 女子肉会と相成りました。

 話題のお店は、赤坂でも隠れ名店?
 希少部位シャトーブリオンをステーキで焼いてくれます。
 400gまで選べるそのお店は、どうも、おぢちゃんとおばちゃんが切り盛りしてる様子。

 全員が、250gをチョイスし、ただし焼き方は、普通(ミディアム)とレアに分かれます。
 どーんと出てきたステーキは、レアがぶ厚め、普通がちょっと叩いてあって薄め(でも厚い)でしたが、
 脂身が全くなく、柔らかでクセのないお肉は、ほんとうにシャトーブリアン。
 ワーっといいながら、ぺろりと完食してしまう女子部でありました。
 次は、アレにしようか、と、また来る気、満々です。(^^ゞ
医療費控除の領収書って、そして女子肉会_d0054704_18223738.jpg
 

 
 






























 

by expresstax | 2016-02-23 23:09 | 確定申告

 法人化をご検討中のお客様とのお話しです。

 役員報酬額を決めるのに、
 勤務時間や業務内容によって、どうしたらいいか、

 お知り合い様が、お知り合い様の会社での役員報酬について、
 税務調査で否認を受けてしまったそうなのです。

 ☆  ☆  ☆
 
 こうした金額認定の問題では、とてもよく出てくるご質問なのですが、
 会社からの報酬が、低いか高いかは、
 その法人の利益やその役員様の貢献度により、
 個別に検討して決めて頂くべきものです。

 役員は、法人との委任契約により、その経営責任の遂行の対価として、報酬を得ます。
 従業員(労働者)は、雇用契約により、その労働への対価として、給料を得ます。

 その基準は、全く違います。

 一番汗をかいた人が、一番エラくて、一番高い対価を得るなら、
 会社で、お掃除のおばちゃんが一番高い報酬になるでしょう。

 もしかしたら、お客様やお知り合い様の誤解の原因は、
 個人事業者時代に、
 ご家族が家族従業員=事業専従者としてお給料を受けていたときと、
 混同しているのじゃないか、という意見がでました。

 青色事業専従者は、まさに事業に専従して、
 その必要経費となる給与額は、
 
「労務に従事した期間、労務の性質及びその提供の程度、
 その事業の種類及び規模、
 その事業と同種の事業でその規模が類似するものが支給する給与の状況
 他の使用人が支払を受ける給与の状況
 その事業の収益の状況に照らしその労務の対価として相当であると認められるもの」
 (所得税法57条、所得税法施行令164条)
 とされています。

 これは、そもそも生計一で、同じ家族でポケットも一緒、
 そんな中で、給与ったって、お手盛り。そのままじゃ認めにくいよね、
 だけど、具体的にこうした労働をしているから、適正額は経費として認めるよ、という制度です。

 この家族従業員の給与必要経費算入額の問題と、
 家族であれ、会社法上の取締役の経営責任を負う家族役員の報酬が、
 
 どうも、ごちゃ混ぜになっているのではないでしょうか。

 あるいは、ごちゃまぜになっているのをいいことに、
 お知り合い様の会社の場合も、
 税務調査の場で、調査官が「ふっかけ・ゆさぶり」をして、
 あたかも、役員報酬も、労働の従事度合いで決めねば、という空気を醸しているのではないでしょうか。

 もちろん、役員という以上、名目だけの、なんら経営に後見しない役員では、論外。
 昔、野村沙知代事件なんてのもありましたが、
 いかに役員といえど、架空給与は、完全な脱税です。
 
 ☆  ☆  ☆

 中小企業の会計については、以前にもこのブログで書いた記憶がありますが、
 特に、数字に関すること、基準に関すること、税務上は認定に関わる部分については、
 しっかりとその法律の意味と、税務上の考え方を理解していただくことだと思います。

 そうして、胸を張ってどんどん発展していける、
 素晴らしい法人を築いていきましょう。

 ☆  ☆  ☆

 事務所ビルの公開空地の庭園は、黄色いツワブキが満開になっています。
 年ごとに、背丈が高くなっています。
給与と役員報酬の違い、そしてツワブキ満開_d0054704_1262191.jpg


 


























 
 
by expresstax | 2015-10-28 23:37 | 提言