国際土地フォーラム

 10月6日、国土庁主催の第5回国際土地フォーラムが「投資の視点から見た日本の土地市場のあり方」と題して、開かれ、私も参加させていただきました。
 法政大学の黒川和美教授を座長に、アーサー・アンド・ヤング、モルガン・スタンレー、スイス・ユニオン(UBS)の各マネージャーたち、田村幸太郎弁護士をパネリストに、日本REITの可能性や不動産市場の発展についてのディスカッションです。

 現在の日本の不動産市場の活性化の最大の障害は、日本の高すぎる不動産取得税と登録免許税。原則9%、軽減でも4%もかかり、不動産の利回りを吹き飛ばす結果になっていると、パネリスト達は一様に指摘しました。
 驚いたのは冒頭の柳沢伯夫国土庁長官挨拶。その場で長官は、9月1日に施行されたばかりのSPC法の改正をぶち上げたのです。

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 この10月15日の日経新聞によると、成立した金融再生法の担い手になる金融再生委員会の初代委員長に、この柳沢国土庁長官を指名する声が挙がっているとか。
 以前なら、せっかく成立させた法律のカオだの立場だのメンツだの事務手続きだの、にこだわったのでしょうが、だめなものはだめ、たった1ヶ月でも改正すべきは改正、という姿勢は正解です。

 超スピード。公明正大。これがビッグバンです。

       16th.Oct.1998 みゆき wrote.
# by expresstax | 2001-01-01 00:00 | 提言

わかりやすく

 通産省の堺屋長官が、金融再生法などの処理を「迅速に、確実に、分かりやすく」と語っていました。

 アサヒビールの樋口広太郎氏は、元気に、大きな声で、明るく、頑張ればたいがいうまく行く、それでもダメなら5cm頭を低くしろ、といいます。

 金融再生論のわかりにくい議論に比べ、とてもわかりやすい表現です。

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 「フィラデルフィア」というエイズ訴訟を描いたアメリカ映画で、デンゼル・ワシントン演じる弁護士が、「2歳の子供に話すつもりで話せ」、「6歳の子供に分かるように話せ」という台詞を連発します。

 私にはお気に入りの台詞で、ときどき、真似をさせていただいています。

 6歳の子供に説明して分からない政治や経済になったときこそ、大人は映画以上に恐怖を感じなくてはいけないのだと、思うのです。

       27th.Sep.1998 みゆき wrote.
# by expresstax | 2001-01-01 00:00 | 提言

経済戦略会議

 先日、慶大の竹中平蔵さんと、東大の竹内佐和子さんのことをこちらで書きましたら、おふたりが、小渕首相の諮問機関としてスタートする経済戦略会議のメンバーに入りました。

 メンバーはほかに、アサヒビールの樋口広太郎氏、JR西日本の井手正敬氏、トヨタ自動車の奥田碩氏、イトーヨーカ堂の鈴木雅文氏、アートコーポレーションの寺田千代氏、森ビルの森稔氏、東大の伊藤元重氏、一橋の中谷厳一氏。

 キラ星のような識者を集めて、堺屋長官や宮沢大臣のときのように、小渕さん流のパフォーマンスでしょうが、どんな議論がされるのでしょうか。楽しみです。

 20th.Aug.1998 みゆき wrote.
# by expresstax | 2001-01-01 00:00 | 折りにふれて