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今年もありがとうございました。

 平成29年、2017年が終わります。
 去年も同じようなことを書いていたような気がしますが、
 相変わらず、あっという間の一年でした。
 この経過スピードは何とかならないかと思いますが、
 トシなので、仕方ないのでしょうか。。。

 ほんとうに、お客様とお仕事に恵まれ、
 次々にいただくお仕事のご依頼とご紹介に、
 息つく暇もなく走り続けています。
 
 転んで膝を痛めたり、
 出張中にエスカレータ事故にあったり、
 インフルエンザに罹ったり、
 怪我と病気にも、1年間、悩まされました。

 おととし、バタバタで年末に予防接種に行けずにいたら、
 年の初め、確定申告の入口で、
 あろうことか生まれて初めてA型インフルエンザに罹患。
 事務所に大迷惑をかけてしまいました。
 
 インフルエンザの病院の治療は初回の1回で済んでしまったのですが、
 何せ、他のメンバーに伝染(うつ)す訳にはいきません。
 「1週間の隔離」を言い渡されて、 
 メンバーさんが自宅まで持ってきてくれた資料で、
 自宅からのPCのリモート操作で対処したりしました。
 ほんとうにごめんなさい。そしてありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 夏からは、前年に引き続き、税務研究会税理士懇話会様の事例検討会と、
 吉本覚先生の資産税特別事例検討会の司会進行を仰せつかり、
 全国を周りました。

 先生方は、国税庁審理室、局の資産税課長、資料調査課長や訟務官室の訟務官、税務大学校教授を経てこられた方ばかりです。
 折につけ、そうした時代のさまざまなエピソードを伺い、
 特に訴訟関連のことなどは、
 びっくりしたり、感激したり、
 もちろんここには書くことはできませんが、
 とても勉強になりました。
 ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 10月には、拙書「目的別生前贈与のポイントと活用事例」を新日本法規様から出版することができました。お蔭様で増刷になっているとのことで、恐縮しています。
 ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 また、先日ここにも書いたように、
 4年ぶりの税務調査は、2か月かけて終了。
 是認通知を出してもらい、お客様に安心していただきました。

 開業当初から実践してきた法律に基づいた書面による正攻法での調査対応が、
 結果を出したと自負しています。

事務所セミナーは今年は12月開催。
不動研の吉野先生が講演をご快諾下さって、
普段は鑑定士の先生方や金融のプロをお相手にお話なさっているところを、
弊社特別に、どてもわかりやすく、お話しくださいました。
改正民法はもう国会上程され、早い法制化になりそうです。
弊社メンバー全員での税務調査の寸劇は、やんやの喝采を頂き、ありがとうございました。
お見苦しい劇で恐縮でしたが、参考になったと行って頂き、何よりでした。

 ☆  ☆  ☆

 個人的には、
 2月・9月・10月と、好きなアーティストのライブに参戦。
 ペンライトを思う存分振り回してきました。(^^ゞ

 ☆  ☆  ☆

 今年は、今の自宅でのペット元年。
 3月の確定申告開けと11月に、それぞれ1匹ずつ「お迎え」し、
 「傾国の美女」とからかわれるほど溺愛することになりました。(^^ゞ
 好きなアーティストの名前をモジって命名しています。

※傾国の美女=李延年の「一顧傾人城再顧傾人國(一顧すれば人の城を傾け再顧すれば人の国を傾く)」が語源。国王が美女に入れあげて国政をおろそかにして国を傾けること。ペットに入れあげて、事務所を傾けるかも、ともいいます。

 自宅がマンションであることや、出張があることなど、制約はありますが、
 短く儚い命だからこそ、愛しさもひとしおで、2匹は、我が家のファーストシートを占めています。(^^ゞ
 今や自分にとって、オキシトシンとセロトニンの最大の供給源です。(T_T)♡
 
☆  ☆  ☆

 と、ドタバタと過ぎた1年でした。

 今年、ある機会で出会った曲、「Isle of Innisfree」(イニスフリーの島)です。
 ケルティックウーマンがハープで謳っています。

 アイルランドの詩人William Butler Yeatsウィリアム・B・イェイツの詩「The Lake Isle of Innisfree」(湖の小島イニスフリー)をベースに、ジョン・ウェインの映画「静かなる男」の主題歌にしたものだそうで、曲はカントリー調です。
https://youtu.be/lh_aO4lT7IU (音が出ます。)

 が、ここでは、イェイツの原詩を挙げます。
==================
The Lake Isle Of Innisfree

  I WILL arise and go now, and go to Innisfree,
  And a small cabin build there, of clay and wattles made:
  Nine bean-rows will I have there, a hive for the honey-bee,
  And live alone in the bee-loud glade.

  And I shall have some peace there, for peace comes dropping slow,
  Dropping from the veils of the mourning to where the cricket sings;
  There midnight's all a glimmer, and noon a purple glow,
  And evening full of the linnet's wings.

  I will arise and go now, for always night and day
  I hear lake water lapping with low sounds by the shore;
  While I stand on the roadway, or on the pavements grey,
  I hear it in the deep heart's core.
===================
 下手ですが、訳詞です。
===================
湖の小島イニスフリー

 今こそ立ち上がって、イニスフリーへ行こう
 土と網枝で作った小さな小屋をそこに建てて、
 そこには、豆の畦を9列とミツバチの巣箱、
 蜂で賑やかな森の緑地に一人で暮らすんだ

 そしてそこでは、ゆっくりと訪れる幸せが満ちるだろう
 闇のベールが落ちれば、そこにはコオロギの歌が始まり
 深夜には星の瞬きが、昼には紫の輝きが、
 そして夕暮れには、ヒワ鳥の群れでいっぱいになる

 今こそ、立ち上がって行こう
 夜も昼も、いつも、湖のさざ波が押し寄せ潮騒が、
 道にたたずんでいても、街の灰色の歩道にいても、
 心に深く聞こえてくるから。
==================

 赤坂のコンクリートジャングルで、
 理想郷イニスフリーの湖の光溢れるさざ波の光景を目に浮かべながら、
 小さな仔たちと、うっとりと聴いています。

















by expresstax | 2017-12-31 16:23 | 折りにふれて

相続税調査終了、是認通知ゲット!そして弁慶堀

 11月に立会を行っていた相続税調査の終了通知が、年末の最終日になって来ました。 
 いわゆる「是認通知」=「更正決定等をすべきと認められない旨の通知書」というわかりにくい書類(-_-)が、お客様のところに届けられました。

 臨場調査でいくつかの論点について指摘があり、報告書を作成し提出していましたが、それでオッケー、となったわけです。

 思えば、相続税関連の税務調査は4年ぶり、その前の調査が3年ぶりでしたから、約7年に2件という確率になります。
 そして全件是認になったわけです。
 
 お客様もワケの分からない(^^)通知書をもらって、でも、よかった、ということでお喜びいただきました。

 とりあえず、22年間、税務特例100%是認、重課事案ゼロの弊社の歴史は、今年も更新できました。

 ☆  ☆  ☆

 残業食をとりに紀尾井町ガーデンテラス(元赤プリ)に向かいました。
 弁慶堀沿いがライトアップで綺麗です。
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 よく見ると、お堀の水面に、
 暗くて見にくいですが、藻の隙間に鴨の群れがいました。
 こんな寒い中、たいへんだね。
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by expresstax | 2017-12-28 23:29 | 税務調査

税務研究会資産税事例検討会/糸山先生東京会場、そしてクリスマスツリー

 税務研究会様資産税事例検討会、糸山先生の事例検討会は、
 東京会場です。

 大阪、東京は、ご質問が多く、とても活発な事例検討が行われます。
 大阪・東京が先行し、さまざまなご質問に対応してからですと、
 別な地域での講演でも、それらを踏まえた解説ができますので、
 とても良い流れです。

 ご質問のやりとりの中で、区分所有建物の特例不適用の特例について、

 小規模宅地の特例の特定居住用宅地では、
 被相続人と取得親族が建物の別な部分に居住していても特例適用は可能であるため、
 例えば区分登記の建物を、区分登記でない一体登記に変更すれば、
 特例適用可能性が出てくる、のですが、

 居住用財産の譲渡特例では、区分登記に変更したとしても、
 あくまで被相続人の居住用部分のみが特例適用対象となるという議論は、
 とても面白かったと思います。

 こうした議論が出るのが、事例検討会の醍醐味です。

 ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 事務所ビルの1階ロビーのクリスマスツリーです。
 とても大きいです。
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 こちらは事務所のツリー。
 暗くすると、イルミネーションの動きが可愛いです。
 お客様へのサンタさんも、もちろん勢揃いしています。
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 これはとある西新宿のビルのクリスマスツリー。
 ビルはちょっとクラシックですが、綺麗です。
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by expresstax | 2017-12-19 23:56 | パブリッシング

平成30年度与党税制改正大綱決定、そして東京タワー

 与党税制改正大綱が決定、リリースされました。
 
 事前にマル政事項等わかっていましたので、
 想定通りですが、

 ここから改正本の原稿書きのスタートです。

 例年、改正一覧の作成で骨を折りますが、
 今年は強力な戦力の投入を得ました。
 ほっ。(^^ゞ
 ありがとうございます。

 ぐゎんばりましょう!

 ☆  ☆  ☆

 ジム帰り、ペットショップに向かう途中の、
 外苑東通りの飯倉片町付近からの東京タワーです。
 るんるんで自転車を漕いでいます。
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by expresstax | 2017-12-14 23:01 | 税制改正

税務研究会資産税事例検討会/糸山先生大阪会場、そして大川

 税務研究会資産税事例検討会の大阪会場に伺いました。
 講師は糸山徹先生、今回の資産税事例検討会では初めてご同道します。

 糸山先生は、国税庁資産税課長や税務大学校教授、東京国税局資料調査課長等を歴任され、税務調査の現場にも、詳しくていらっしゃいます。
 前日の打合せの際には、和光の税務大学校時代のプールのお話しやリョーチョー(資料調査課)時代のお話しを楽しく伺いました。

 ご説明は譲渡と相続について、特に、平成28年4月以後制度化されながら、これから事案が出てくると思われる空き家譲渡特例など、とても詳しくご説明下さいました。
 
 聴講の先生方は、これから確定申告で関わることが多いと思われ、
 身を乗り出して聞いて下さいました。
 
 ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 会場のOMMビルは、大川沿いにあります。
 会場から、水の都大阪と造幣局側の景色が美しく広がり、
 いつも見とれています。
 造幣局の桜が素晴らしいそうですが、
 桜の時期の事例検討会がないのが残念です。(>_<);;
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by expresstax | 2017-12-13 23:32 | パブリッシング

事務所主催お客様セミナーアンケート

 先日のお客様セミナーでのアンケート結果を、メンバーがまとめてくれました。
 ありがとうございます。

M・G様
不動産市場の動向につき、大変興味深く拝聴しました。
テレビや新聞等で色々なアナリストの話を聞きますが、
このようなデータを基に分かりやすく説明を聞き
今後の仕事、又個人資産の運用に活かしたいと感じました。

H・M様
将来的な見地がわかりやすく良かったです。毎年貴重な場を
楽しみにしております。寸劇良かった!

H・Y様
寸劇協力できずすみません。とても良かったです。
外貨預金は有効ですか?

T・M様
今回の不動産市場の動向のお話では、実際郊外に
実家(畑付き)身近に感じ考えさせられました。
相続についての話題を具体的に伺いたいと思いました。

T・Z様
初めての参加でしたが興味深く聴講しました。
不動産市場のテーマは漠然とした内容になりがちで
東京といった特殊性に(地域etc)に絞ると良いと思いました。

I・T様
不動産市場について詳しいお話がきけて良かったです。
相続について改正点はわかりました。
寸劇ににより大切な部分がわかりました。
ありがとうございました。

O・H様
第一部については幅広く情報が得られ(不動産市場だけで
ないので)興味深く拝聴しました。
第二部はもう少し時間があればと思いました。興味の
ある内容でした。次回お願いします。まだ確定されていないので
微妙な状態ということでしょうか?
最後の寸劇はビジュアルでインパクトありました。
明解でした。

I・Y様
・事前アンケートはせめてレジュメを見てから書きたい。
・第一部 言葉が難しい。
・漢字を減らして1項目2行ぐらいで説明してほしい。
・法律の文言は参考程度にあればいいと思う。
・寸劇は面白い。分かりやすい。こわいくらいリアル。
 座ると見えない。

S・K様
巷間で声高に言われているオリンピック後の日本経済や不動産市場の
急激な冷え込みを様々な角度から分析されたデータに基づき鮮やかに
否定され、感心しつつ安堵しました。とても楽しく勉強になりましたのは
不動産の証券化という考え方です。初めて聞きました。初耳といえば
適温相場というキーワードもそうです。初耳ながらなるほどなと
実感がありました。
不動産オーナーのお客様が多いからでしょうか。テーマも興味深かった
です。他のお客様からの質問も身近に感じられ先生のお答えもわかり
やすかったです。

A・C様
不動産関連の動向や民法改正の認識などいつも大変勉強になるセミナーです。
準備等大変だと思いますが今後も受講させていただきたいと思います。
ありがとうございました。寸劇わかりやすかったです。

M・Y様
2020年後のオフィス賃料と空室について心配しておりました。
予測情報を聞くことができたので勉強になりました。
今回の貴重なセミナーをありがとうございました。
いつもわかりやすい寸劇をありがとうございます。

S・M様
税務調査を今までより楽な気持ちで受けられるように
なりそうです。

H・H様
不動産及び相続については興味がありました。
役立てていきたいと思う。

M・H様
第一部から三部まで多彩盛りだくさんで大変興味深く面白く
勉強になりました。色々ヒントになることがありました。
質疑もよかったです。スタッフの皆様お疲れ様でした。

I・F様
大変参考になりました。オリンピックまで不動産価格が
安定的に推移するときき安心しました。

I・M様
1部の吉野先生の日本の不動産はバブル的でないという話を聴いて安心しました。
また率直な意見を聞けて大変参考になりました。
2部の民法の改正試案についいてですが、民法は家族という概念より
各個人を保護するという制度改正になるということがわかりました。
家族単位から個人単位への変更と言えそうです。
3部の税務調査は通帳の保管場所まで確認するとは驚きました。
事前の対策が出来ているか不安になりました。

M・N様
小さいながら不動産を持っておりまして、この先の不動産の見通しが少し理解できました。
税務署からの来訪がある場合には会う前に税理士先生に連絡することが大事であると、
皆様の演劇で相続税についての理解が出来ました。

A・K様、A・Y様
限られた時間内で、難しい内容のお話をわかりやすく説明いただきありがとうございました。
先生方の名演技に感動しました。最高でした。

S・T様
不動産市場の動向、普段見聞きしているものと異なる見方を聞かせていただき参考になりました。
小生も2018年は潮目、投資不動産の売りどきかということを他で多く聞いていましたので。
遺留分制度の見直し、遺留分とても感心ありますのでありがとうございました。
贈与について、奥さんへの生活費、子供へのお金の使い方のアドバイス。


O・T様
一部の不動産市場の動向は、第一線のホットな情報を頂きとても参考になりました。
ありがとうございました。

K・M様
「2018年不動産情報」「相続関連情報」いつの時代でも上記テーマは重要ですね!
寸劇「税務調査」!かなり現実味をもって見ました。
緊張感をもって見ました!ありがとうございます。

K・S様
誠に参考になりました。(有意義でした)

A・N様
不動産市場動向はたいへん興味のあるテーマで、
データ豊富な解説が、説得力がありました。
若い方のご意見は参考になりますね(ハート)
寸劇、すごかったです~こんなに楽しくてユニークなセミナーは初めてです。
ありがとうございました。

Y・K様
1.不動産市場動向は、豊富なデータと説得力ある分析で、有益でした。
2.相続法改正試案は初めて聞く内容であり、参考になりました。
3.税務調査寸劇は具体的で分かり易く、真剣に対応しなければいけない事がよく理解できた。

K・T様
(第一部)不動産市場のこれまでの動き、見通しを解り易く解説して頂き、有難うございました。
地価下落地域の例として取り上げられた三浦半島で不動産投資を行っていますが、
極端な二極化を実感しています。具体的な地価下落の特徴を挙げて頂き、
今後投資してはいけない、もしくは持っていてはいけない不動産を選定する基準が持てました。
(第二部)時間が圧倒的に不足していましたが、とてもゆっくりお話し頂き、
とても解り易かったセミナーでした。
(第三部)寸劇は期待通りとても面白く、勉強になりました。特に相続税調査が良かったです。
「王道」を大事にします。私は立ってみていたので良く見えましたが、最後列の方は良く見えない様子でした。
寸劇の出演者は立った状態で首からもしくは大きな名札(税理士など)を付けて頂けたら
もっと見易かったと思います。

A・H様
不動産市場について安心しました。寸劇、面白い内容で楽しませていただきました。
先日、飯塚先生のご著書で「生前贈与のポイント」を拝読し、大変参考になりました。
祖母の相続の際は大変お世話になりました。
この度父親の資産を同族法人へ移転したいと考えているところで、
私が考えている方法について進めて良いものか?ご相談をさせていただければ有難いです。
宜敷くお願い申し上げます。

 ☆  ☆  ☆

 多くのご意見をありがとうございました。

 寸劇については、立ち位置など、反省しました。
 今後また寸劇をやる機会があるかどうかはわかりませんが、
 留意します。

 ご参加下さったお客様、そして事務所メンバーのみなさん、
 ありがとうございました。

 最後の松木代表の挨拶です。
 私は、寸劇の時のグレースーツのままです。
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 ☆  ☆  ☆


 セミナー前に写した清水谷公園は、紅葉も最後です。
 大久保利通さんの哀悼の石碑前では、水道局の工事をやってます。
 手前は、会場ホテルニューオータニの屋上庭園です。

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by expresstax | 2017-12-12 23:16 | パブリッシング

第4回お客様セミナー開催!

 第4回弊社主催の「お客様セミナー」を開催しました。

 例年より遅いのですが、この日程なら、税制改正大綱が前の週までには決定されるだろう、という見込みのもと、会場押さえをしていたのです。
 が、大綱決定が昨年より1週遅くなり、慌ててテーマ変更をしたという
 とんでもセミナーになりました。

 今回第1部は、一般財団法人日本不動産研究所(略称:不動研)の不動産エコノミスト吉野薫先生から2018年の不動産市場の動向について、分かりやすくかみくだいてお話しをいただきました。

 吉野薫先生は、ご専門は都市経済学、経済政策、不動研きってのエコノミストです。
 不動研は、市街地価格指数や建築費指数等、政府への不動産調査諮問機関として知られていますが、国税庁の相続税・贈与税の財産評価基本通達も、従来よりこの不動研のデータベースや諮問に基づき作成されています。

 吉野先生は、弊社お客様からの事前質問を、レジュメの中に盛り込んで、ご回答くださいました。
 ありがとうございました。
 
 第2部では、今年8月に追加試案、平成30年初に要綱案へと進み、遺言や配偶者相続の大きな改正が見込まれる民法相続法改正中間試案について弊社松木税理士からご報告しました。

 第3部では、テーマ変更による苦し紛れ、ご要望の多い税務調査について、松木飯塚税理士法人メンバーオールスターキャストによる寸劇をお送りしました。
 相続税・法人税・所得税調査の完勝のコツを、解説付きでトクとご覧戴きました。お見苦しい点が多々ありましたが、そこは笑いでご容赦いただき、図々しく演じさせていただきました。

 今回も、お客様全員のご出席のもと、ホテル自慢のお茶とケーキを召し上がって頂きつつ、ご質問を活発にいただきつつ、楽しく、ご参加いただくことができました。
 ありがとうございました。

 吉野先生のご講演です。
 ありがとうございました。
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by expresstax | 2017-12-11 23:03 | パブリッシング

老人ホーム入所後自宅建替えの小規模宅地特例・2、そして不動研様講演

 先日、ここで書いた老人ホーム入所後自宅を建替えた場合に、 
 相続税の小規模宅地の特例の適用が可能かどうか、の問題。
 これについて、どう考えるべきなのでしょうか。

 ☆  ☆  ☆

 明確に記載された質疑や書籍はなく、
 TAINS(税理士会税務判例データベース)で検索しても出てきません。
 しかし、これについては、適用可能と考えるべきと思います。

 根拠は、次の通達です。
================

租税特別措置法関係通達69の4-8( 居住用建物の建築中等に相続が開始した場合

 被相続人等の居住の用に供されると認められる建物(被相続人又は被相続人の親族の所有に係るものに限る。)の建築中に、又は当該建物の取得後被相続人等が居住の用に供する前に被相続人について相続が開始した場合には、当該建物の敷地の用に供されていた宅地等が居住用宅地等に当たるかどうか及び居住用宅地等の部分については、69の4-5《事業用建物等の建築中等に相続が開始した場合》に準じて取り扱う。(以下略)

=================
 ここで、「69の4-5《事業用建物等の建築中等に相続が開始した場合》」というのは、次の通達をいいます。
=================

租税特別措置法関係通達69の4-5(事業用建物等の建築中等に相続が開始した場合)

 被相続人等の事業の用に供されている建物等の移転又は建替えのため当該建物等を取り壊し、又は譲渡し、これらの建物等に代わるべき建物等(被相続人又は被相続人の親族の所有に係るものに限る。)の建築中に、又は当該建物等の取得後被相続人等が事業の用に供する前に被相続人について相続が開始した場合で、当該相続開始直前において当該被相続人等の当該建物等に係る事業の準備行為の状況からみて当該建物等を速やかにその事業の用に供することが確実であったと認められるときは、当該建物等の敷地の用に供されていた宅地等は、事業用宅地等に該当するものとして取り扱う。(以下略)

=================
 つまり、建築中に相続となった場合でも、事業供用が確実ならば事業用宅地と扱う、
それと同様に、居住用とすることが確実なら、居住用宅地として扱う、というものです。
 
 つまりここで、建替えして被相続人が事業や居住の用に、結果的にそれぞれの用途に供していない当該建物の敷地についても、認めるとしているのです。

 これについて、「租税特別措置法通達逐条解説」(大蔵財務協会平成23年度版、これが最新(^^))では、次のように解説しています。
=================
 特例の適用がある居住用宅地等は、相続開始の直前において被相続人等が居住の用に供していた宅地等をいうものであるから、居住用建物の建築中又は居住用建物の取得後、現に被相続人等が居住の用に供する前に相続が開始した場合には、その建築中の建物又は取得に係る建物の敷地の用に供されている宅地等については、特例の適用がある居住用宅地等に該当しないことになる。
 しかし、居住用宅地等の場合には、それが全ての者に共通して必要とされる生活基盤であることからすれば、居住の継続という観点では、建築中等の建物の敷地の用に供されていた宅地等についても、現に居住の用に供されている建物の敷地の用に供されていた宅地等と同様の必要性が認められるので、被相続人等の居住用宅地等であるかどうかの判定を相続開始の直前の一時点で行うのは、この特例が設けられている趣旨から見て実情に即したものとはいえないこととなる。
 そこで、69の4-8は、建築中等の居住用建物の敷地の取扱いについて、69の4-7による居住用宅地等の範囲の取扱いを踏まえて、整備を図ったものである。その具体的な判定要件を示すと、次のとおりである。
(1) 建築中等の建物は、被相続人又は被相続人の親族の所有に係るものであり、かつ、被相続人等の居住の用に供されると認められるものであること。
(2) 原則として、相続税の申告期限までに、被相続人又は被相続人の親族の所有に係る建築中等の建物を次に掲げる被相続人の親族が居住の用に供していること。
① 当該建物又は当該建物の敷地を取得した親族
② 生計を一にしていた親族

=================
 ここでズバリ、本法本文を逐字解釈すると適用対象とはいえないが、制度趣旨から、特定居住用宅地等に該当するものとして取り扱う、としています。
 
 つまり、建築中相続で、被相続人が一度も居住の用に供したことのない建物(新居)でも、その後の居住用とすることが見込めれば、その新居の敷地も、居住用建物の敷地として認めると。

 であれば、被相続人が適格な老人ホームに入所する=居住の用に供することができない事由で相続開始の直前において居住の用に供されていなかった場合も、その事由で居住の用に供されなくなる直前の被相続人の居住用の宅地等を含む(措法69の4①柱書)のですから、建替後の新居も敷地も、居住用建物の敷地として認めることになるでしょう。

☆  ☆  ☆

 こうして、これまで老人ホーム入所後建替があっても、新居への親族の継続居住等の要件が満たされていれば、
 通達関与のOB先生方が、適用可とし、
 これまで特段税務上の否認の事件の報道もなく、
 裁決や訴訟にも上っていない状況が呑み込めます。

  ☆  ☆  ☆

 ただ気になるのは、適用不可を、デカデカとホームページに記載しているのが、
 国税サイドではなく、
 民間税理士法人さんたちだということです。

 納税者不利となる見解を、わざわざ取り立てて強調するのはなぜでしょう。
 民間税理士であれば、お客様を後ろから刺すようなことは、
 あってはならないと思うのですが、
 どうなのでしょうか。(-_-)#

 ちょっと腑に落ちず、よほどの理由、例えば、報道はされなくても、
 それらの税理士法人さんで否認された事例があったのだろうか、
 などとツラツラ考えています。(?_?)

 ☆  ☆  ☆
 
 日本不動産研究所さんの定例講演会に参加しました。
 こんど事務所セミナーでお招きする吉野薫先生の基調講演がありました。
 ご担当部署の先生方にもご挨拶できました。
 ありがとうございました。

 ありがとうございました。
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by expresstax | 2017-12-08 23:50 | 相続・贈与

老人ホーム入所後建替自宅の小規模宅地特例、そして公開空地の紅葉

 お客様からのご相談です。
 
 親御様が、老人ホームに入所、
 その後、同居していたご家族が、
 築50年になる自宅の建替えを検討なさっているのですが、
 老人ホーム入所中の親御様の亡き後の相続税の小規模宅地の特例、
 建替後でも、自宅敷地に適用できるのだろうか、
 不安な面持ちで、ご相談です。

 お客様は、あらゆることに勉強家でいらして、
 そのため、これまでご事業でも、大成功を収めてきていらっしゃるのですが、
 ご相談の前にネットで調べたら、
 適用不可、不可、というサイトを見つけたとのことです。

 えぇっ?と、一緒にお客様のアイパッドを拝見すると、
 確かに複数の税理士法人さんのサイトで、不可、不可、とされています。
 あら、まぁ、です。

 曰く、
 特例適用ができるいわゆる同居親族は、
 「当該親族が相続開始の直前において当該宅地等の上に存する当該被相続人の居住の用に供されていた一棟の建物(略)に居住していた者であつて、相続開始時から申告期限まで引き続き当該宅地等を有し、かつ、当該建物に居住していること。」であり(租税特別措置法69の4第3項二号イ)、
 老人ホームに入所した後建て替え後の自宅は、
 被相続人の居住の用に供されていた「当該建物」ではないから、
 適用は不可だ、との主張です。

 ☆  ☆  ☆

 実は、これまで税務研究会さんの事例検討会で、
 鬼塚太美先生、与良秀雄先生、糸山徹先生のご担当のときに、
 全く同様のケースが、繰り返し繰り返し、事例照会が上がり、
 各先生とも、全員が、適用可と答えてらっしゃるのです。

 確かに、これまで国税さんのサイトでも、質疑応答でも、
 そのものズバリが明文化されたものはないので、
 そのため、同様なケースが全国で起きる都度、
 繰り返し事例照会に上るのでしょう。

 ☆  ☆  ☆
 
 確かに、どこにも書かれていないことですが、
 これについては、重要な問題ですので、
 日を改めて、まとめてみたいと思います。

 ☆  ☆  ☆

 事務所ビルの公開空地の紅葉です。
 正面の欅の木です。
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 中庭のモミジも、真っ赤です。
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by expresstax | 2017-12-04 23:32 | 相続・贈与