2010年 08月 16日 ( 1 )

自社株移転の譲渡制限

 自社株の移転シリーズです。(^^)

 同族会社の自社株を、売買するにせよ、贈与するにせよ、
 通常、同族会社の場合は、非公開会社として、株式譲渡制限をつけています。
 
 会社法改正以前からある有限会社は、株式ではなく、資本出資でしたから、
 そもそも譲渡制限を付けられていましたが、
 「有限会社という名前の株式会社」になった現在では、
 定款に譲渡制限条項が入っています。

 この譲渡制限とは、株式の取得について、会社の承認=株主総会の譲渡承認決議が必要とされている(会社法107条)んですね。

 どんなにちっちゃな会社でも、株式の譲渡・贈与を有効とするには、この決議とその記録である議事録が必要なんですね。

 ところで、この譲渡制限条項。
 昭和41年の商法改正で、定款記載条項となったんです。
 つまり、それまでは、譲渡制限がない定款が、無意識に作られていたんだそうです。

 社歴の古い会社は、譲渡制限条項がない、
 つまり、何かのときに、少数株主が、勝手に「とんでもない人」に売ることができちゃう、という
 コワい状態にあるかもしれないんです。
 
 自社の定款と、商業登記簿謄本を、よ~く、チェックしてください。
by expresstax | 2010-08-16 23:31 | 相続・贈与

税理士飯塚美幸のひとことメッセージ


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