Fさんの担当の顧問先の社長様から役員報酬の改定について、お尋ねがあったそうです。
Fさんのお休みは承知のうえで、でも、教えて、というわけです。
電話にでた昨年入社のHさんが、即座に、定期同額給与の取扱について、答えてくれたそうです。
ポイントを外さない的確な回答でした。
そして、具体的にはFさんが出社してから相談しようということになったそうです。
社長様は、電話に出たHさんが、担当ではないのに即答したことで、たいそう安心されたのではないでしょうか。
これがエクスプレス水準です。
Hさんは、問題点を、席に戻った上司のIさんに報告して、
回答が適切だったか確認して、
Fさんへの連絡データべースに記載しました。
パーフェクトです。
☆ ☆ ☆
お客さまのご質問は、自社の数字に関わるお尋ねもあれば、
一般的なことをお尋ねの場合もあります。
それでも、お客さまが、ふと思いついたときに、とっさに税理士に聞きたいときがあるのです。
あるいは、抜き差しならないビジネスの最中に、税務の確認をしたいことが出てくるものです。
でも、ご連絡をいただいたそのときに、担当者は不在かもしれません。
所長も講演中かもしれません。
それを「担当者から折り返しご連絡します」では、遅いのです。
お客さまの経営展開のうえでは、このことは、とてもとても大事なのです。
お客さまの頭の中のアイディア・決断は、その瞬間に捉えて頂かねばなりません。
ビジネス展開の最中での判断は、まさに死命を決します。
即座に判断がつけば、次の瞬間には、さらに次の決断に進むことが出来ます。
経営がスピード化できます。
☆ ☆ ☆
このスピード化を生み出すのは、エクスプレスの「寄ってたかって方式」です。
ひとりのお客さまに対して、担当者や所長が、単独であたるのではなく、
全員で、寄ってたかってお世話するこのやりかたを、
開業以来、弊社ではこう呼んでいます。
全員が、税理士や多科目合格者以上だからできるやりかたです。
だからこそ生み出せるスピードなのです。
さらに、寄ってたかってお客さまのことを考えることで、智恵が出し合えます。
智恵の集積をもって、お客さまに向かうことができます。
エクスプレスのお客さまが急速に成長なさっている理由は、ここにもあるのです。
税理士の仕事は、「後処理」ではなく、お客さまをスピード化するための「後押し」なのです。
まさに、エクスプレスの本領発揮です。
Hさん、すごいね。とても良い仕事をやったね!