「閑古鳥」と書いたことについて、ご心配をいただいたのです。
申し訳ありません。そして、ありがとうございます。
弊社のような資産所有者様(最近流行の言葉で富裕層というそうです。)への税務に特化した事務所は少なく、
大変限定された領域の業務であると思われていて、
知名度が低く、
かつ、業務や知識の難易度が高く、
温かな人間性やバランスのとれた人格が求められる
そんなお仕事ができる人というのは、
そうそうゴロゴロといるものではないのです。
したがって、これまでもリクルートでは、たいがい今回のようなものなのです。
それでも、幸いなことに、資産所有者様へのお役立ちの仕事を志望するメンバーが
育ち、学び、経験し、
これまで弊社を築き上げてきてくれました。
我々へのご褒美は、
お客さまからいただく感謝の言葉と、
尊敬と、
ずっとずっとお客さまに寄り添わせていただく信頼です。
今のメンバーは、それをかみしめながら、
頑張っている素晴らしい仲間です。
☆ ☆ ☆
リクルートのなかで、時々、とまどうのは、
「資産税をやってみたい」という方が多いことです。
資産税問題を解決するのも、お客さまのお幸せのためにやっていくことで、
資産税の「経験」をするために、
税理士として「売り」を増やすためだけに(そのような表現もしばしば聞きます。)
資産税業務を行うとしたら、
自分の経験のために、お客さまを踏み台にしてしまうことにもなります。
それは違うと思うのです。
それではお客さまに対して失礼です。
そのような目的で、お客さまの案件に携わるべきではないと思うのです。
自分がなぜ、税理士なのか、
お客さまはなぜ税理士を必要としているのか、
どう自分は、税理士として仕事をしていくのか、
その先に、何を見いだすのか、
見直していただくことだと思います。
リクルートをしながら、
ともに育って、
ともにお客さまのためにがんばっていける
良いメンバーとの出会いを、
これまでも、これからも、
進めていきます。
どうか、ご心配なく。
素晴らしいメンバーを、
ご紹介できると思います。
楽しみに待っていて下さい。