会計と税務と会社法と
 財務省主税局の佐々木さんの平成20年の法人税改正の解説を聞きました。

 公益法人制度は、ど真ん中でよく整理できました。

 三角合併の端株処理や国際課税の部分は、もう、ちょっとマニアックです。
 ふんふん。

 ちょっと面白かったのは、工事進行基準の10億円1年基準の導入の解説です。
 (エクスプレス情報NO.194

 平成10年法人税改正で導入しようとしてしきれなかった改正を、ようやく導入して、財務省は溜飲を下げたのでしょうが、

 もちろん今回改正は、会計基準改正に足並みを合わせたもの。

 あのときの法人税改正は、税務が確定決算主義から決別した、つもりだったのに(引当金の廃止、退職会計との分離等)

 にもかかわらず、その後の会計基準の流れに沿わざるをえなくなり、

 現在は、リース会計や棚卸会計など、会計基準を追いかけている、と。

 財務省は縦割りで、自分は国際税務は触れない、とさくさくと片付ける様子は、
 相変わらずの佐々木さんです。

 機械装置など耐用年数の大括り化も平成20年改正ですが、
 その新旧対照表も添付してくれました。

 これをお待ちのお客さまがいらっしゃいますので、
 明日さっそくお届けします。
 さあ、これからシステム改編が大変です。
by expresstax | 2008-06-03 23:53 | 法人税

税理士飯塚美幸のひとことメッセージ
by expresstax
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 人に会うのが大好きで、現場第一主義。
 この職業を選んだのも、たった一度の人生で、いろんなお立場の、いろんな職業のお客様と人生をともにして生きていく素晴らしさと醍醐味を知ってしまったから。
 相手を信じて情熱で意気投合してしまう。
 税理士の仕事は、お客様の人生と懐にしっかりと寄り添って、ともに手を携えて生きていくことだと信じる。 

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