公益法人制度は、ど真ん中でよく整理できました。
三角合併の端株処理や国際課税の部分は、もう、ちょっとマニアックです。
ふんふん。
ちょっと面白かったのは、工事進行基準の10億円1年基準の導入の解説です。
(エクスプレス情報NO.194)
平成10年法人税改正で導入しようとしてしきれなかった改正を、ようやく導入して、財務省は溜飲を下げたのでしょうが、
もちろん今回改正は、会計基準改正に足並みを合わせたもの。
あのときの法人税改正は、税務が確定決算主義から決別した、つもりだったのに(引当金の廃止、退職会計との分離等)
にもかかわらず、その後の会計基準の流れに沿わざるをえなくなり、
現在は、リース会計や棚卸会計など、会計基準を追いかけている、と。
財務省は縦割りで、自分は国際税務は触れない、とさくさくと片付ける様子は、
相変わらずの佐々木さんです。
機械装置など耐用年数の大括り化も平成20年改正ですが、
その新旧対照表も添付してくれました。
これをお待ちのお客さまがいらっしゃいますので、
明日さっそくお届けします。
さあ、これからシステム改編が大変です。