お客様から、
契約書の案文が業者さんから来た、というので、
PDFで送っていただきました。
と、
「〇〇(以下「甲」という)は〇〇(以下「乙」という)へ」
な~んて文言がありますが、
今の時代に、これはないでしょう。
甲だ、乙だ、とやってるウチに、
どっちがどっちか分からなくなっちゃいます。
ミスの元です。
元々、甲だの乙だの表記してたのは、
むか~し、手書きや、せいぜい和文タイプで
契約書を作らざるを得なかった時代に、
何度も長い固有名詞を書くのを省略するためです。
今は、ワープロで、
何度でも、固有名詞を表記できるんですから、
契約書の当事者名は、
固有名詞できちんと書きたいものです。
固有名詞で書く、
あるいは、売主と買主とか、
貸主と借主とか、
贈与者と受贈者とか、
明確に作成すべきなのです。
それを、
例えば若い司法書士先生でも、
甲だ乙だとやってるのを拝見すると、
師匠の時代からの仕事を、
何の疑いもなく続けて来ちゃったのかなあ、
と残念です。
とはいえ、そんな文句を業者さんに伝えていただいても
せんないことですので、
内容チェックだけさせていただきました。
☆ ☆ ☆
神宮花火大会でした。
例のように、ケンタのチキンだの、
お野菜だの、一杯事務所に持ち込んで、
涼しい事務所で、花火三昧、でした。