弊社の入居するビルの隣のビルにファミリーマートさんが入っています。
お弁当・お惣菜など、日頃、お世話になっているお店です。
そのファミリーマートさんの、
ファミチキの袋がレインボーカラーになっていて、
人権やダイバーシティ(多様性を認め合うこと)の取組の一環で、
LGBTQに関する取組をしていること告知していました。
そこで、ファミマさんのホームページに行ってみましたら、
人種・性別・年齢・宗教・障がいの有無・LGBTQなどの個々の違いを受け入れて、生かし合い支え合っていくこと(ダイバーシティ・インクルージョン=Diversity & Inclusion)が高らかに謳われていました。
ハラスメント防止はもちろん、LGBTQについても、
同性パートナーにも社内福利厚生制度を適用したり、
同性パートナー同士でも、ファミマへの加盟申込がを可能としたり、
が、制度化されていました。
コンビニの場合、
さまざまな立場の社員さんやアルバイトさんによって支えられていて、
かつ、国外でもグローバルに店舗展開しているので、
当然に導入しているということかも知れませんが、
見てみましたら、セブンイレブンさんやローソンさんも
同様に順次、対応制度を作ってきていたようでした。
そして、コンビニ業界に限らず、とても多くの企業が、
こうしたダイバーシティについての取組を、それなりの予算と組織をさいて、
取り組んでいるんですね。
☆ ☆ ☆
そこで、「そんなの個人の自由でしょう?」と
不動産業者さんと話したのですが、
よく考えたら、
自分がLGBTQだとしたら、
それは、「個人の自由」の問題ではないんですね。
自由というのは、選択肢があってこその「自由」なので、
例えば、自分が女性の身体をもって生まれてきた男性のトランスジェンダーだったら、男性としてしか生きられないのであって、
それなのに、女性として生きることを強制されたら、
それは、「自由でない」ことではなく、
人としての否定にも相当するんじゃないかと。
その意味で、以前ブログに書いた、自分の言葉は、
不適切だったと反省した次第です。
ここに、お詫びします。
☆ ☆ ☆
そこで、思ったのは、
今の日本で、大企業を始め、世界標準企業が率先して、
ダイバーシティに取り組んでいる様子を見るにつけ、
政府の、荒井元秘書官に象徴されるように、
反ダイバーシティ思想にまみれた数世紀遅れのガラパゴス状態を、
国際社会で生き抜こうとしている大企業や経済界が、
日本のガラパゴスの突破口になってくれるのかしらん、という期待です。
ファミマさんのような取組を見ていると、
日本も捨てたもんじゃないな、と思えて嬉しくなりました。
☆ ☆ ☆
今年も、お隣の赤坂豊川稲荷さんのお参りに行ってきました。
恒例、融通稲荷さんの融通金10円玉を返済して、
また新たな融通金10円をお借りしてきます。
お参りが終わると、いつものように、
参道というか駐車場前のお店で、お昼ご飯です。
今年も、うどんにお稲荷さんです。
家元屋さんの元気な看板おばあちゃまの姿が見えなかったのが気になりましたが、
お元気でしょうか?