ブログトップ | ログイン

資産税の税理士ノート

固定資産税の減額成功!

 昨年、お客様からご連絡をいただきました。
 
 都税事務所から「固定資産税・都市計画税に関するお知らせ」というタイトルで、
 賃貸住宅の駐車場用地について、住宅用地等申告書を提出せよ、
 という書類が届いたそうです。

 あなたの土地を調査したけど、
 賃貸住宅敷地内の駐車場面積が広く、
 入居者専用駐車場じゃないのでは?

 その場合は、入居者専用駐車場なら
 家屋敷地と一体で住宅地(固定資産税1/6)でいいけど、
 入居者専用でない場合は、非住宅地だから、
 固定資産税は6倍になるよ、
 ちゃんと申告してね、
 という趣旨のようです。

 ということで、お客様のお土地を拝見、
 賃貸借契約書をチェックし、
 車室図や公図等と照らし合わせてみました。
 
 駐車場カウントでは、
 駐車場の各車両対応の貸付区画を居室のように、「車室」と呼びます。
 契約車室を図にしたのを車室図といいます。

 従来住宅地課税を受けていた駐車場部分は、
 居住者専用。
 複数台数入居者や、ゲスト用、修理業者の車両用として確保しなければならなかったために、余剰車室と見えていたようでした。
 これについては説明すれば足りることでしょう。

 と、車室図と建物測量図、公図をジロジロみていてふと気がついたのは、
 指摘の賃貸住宅隣地が、駐車場用地として非住宅地となっています。

 でも、その筆には、しっかりお客様の賃貸住宅建物が乗っています。
 あれぇ、と、念のためにお客様に確認すると、
 その筆に、さらに賃貸住宅の入居者用車室があるとのことです。
 もちろん外部貸しの部分もあるのですが、それだけじゃなさそうです。

 ありゃ、これは隣りの筆も、一部は住宅用地じゃん、となりました。
 都税さんは、住宅地の一部否認のために、今回の書類を送ってきたけど、
 むしろ、住宅地の追加認定を受けなくちゃ、です。

 そこで、メンバーさんが、
 従来、非住宅地として課税されていた筆の地積を、
 入居者専用部分と外部者貸付部分にCADで区分して
 図面を作成し、計算してくれました。

 そのうえで、住宅用地等の申告書を作成、
 意見書やエビデンス資料を添付して提出しました。

 ☆  ☆  ☆

 都税さんがどう対応してくれるかな、と思っていたところ、

 年が明けて、都税さんから連絡が入り、
 都税さんも、申告書の記載どおりだと現地を確認できたので、
 提出したとおりで取扱います、との回答が来ました。

 住宅用地等申告書の提出によって、課税変更となるのは、
 提出の翌年度からとなっていますから、
 令和2年度の固定資産税から数十万円が引き下がることになります。

 連絡を受けて、
 意図して勧奨した申告書とは違うものが提出されたのに、
 よく受け入れてくれたね、みんなもビックリ。
 諦めずにやってよかった!やったぁ!と大喜びしました。

 お客様にもご報告申し上げて、お喜びいただきました。
 よかったですね!








 

 
 

 

 

 

 

 


by expresstax | 2020-01-08 23:37 | 固定資産税