銀座のハゲタカさん、そしてお疲れ様会

 お疲れ様会で、お昼に銀座へ。
 オープンしたステーキ屋さんへ繰り出します。

 今は死語でしょうか、「銀ブラ(銀座をブラブラすること)」をして、
 発売なったアップルビルで新アイフォン11を覗いたり(結果、買い換えて)、
 サン・モトヤマさんの前を通ったり。
 店舗内は暗く、中で何やら商品の整理をやっているようでした。

 そういえば、自己破産したんだったね、と通り過ぎようとすると、
 背広を着た7~8人の男性達が、鞄を提げてぞろぞろと出てきました。
 債権者さんたちでしょうか。

 「あれが『ハゲタカ』かぁ」なんて言いながら、
 とても銀座的光景で、感慨深く見ました。

 ☆  ☆  ☆

 新しいビジネスが伸長する一方、撤退を余儀なくされるビジネスがあります。

 サン・モトヤマさんは、
 平成29年12月に創業者の茂登山長市郎氏が96歳が逝去、
 2代目貴一郎氏が相続して売上が激落、
 株を売りに出し、
 でも、M&Aの買主選びに失敗、
 その間に、銀行等取引先から全て見放され、
 今年令和元年9月に自己破産申請、
 10月1日に破産手続開始決定を受けたそうです。

 サン・モトヤマさんは、世界ブランドの日本総代理店で拡張してきたけど、
 そのうち、世界ブランドが同じ銀座に直営店をどんどんオープンして、
 代理店を必要としなくなりました。

 ほんとうは、そこで
 業態の見直しをすべきだったと思いますが、
 長命の先代さんが、それを許さなかったのかしらん、
 セレクトショップとしてがんばろうとしてたと思うけど、
 そこで優秀なバイヤーを確保できなかったのかしらん、と。

 事業承継って難しいなあ、と見ています。

 一度、ひとつのビジネスモデルで成功してしまうと、
 なかなかその味が忘れられず、
 そのビジネスモデルを継続することが、自社のミッションのように錯覚してしまう、

 自社のミッションならまだ、その会社だけが金のなる木と負け犬をたどればいいけど、
 経営者自身が、ビジネスモデル自体を自分のミッションと思っちゃうと、
 難しいですね。

 事業転換が気が引けるなら、併走で新事業を興せば良いだけの話で、
 金のなる木に稼がせて、新たな問題児や花形を別に作って、
 軸足を移していけばいいのですから。

 ただ、それを経営陣が、自ら気付いて決断するのは難しいのも事実。
 それをサジェスト(示唆・助言)するのが、お側の経営コンサルタントや顧問団だと思いますが、
 サンモトヤマさんは、そうした顧問団に恵まれてなかったのでしょうか。

 ☆  ☆  ☆

 銀座ブラの目的地、ステーキ屋さんです。
 他のステーキ屋さんが、最初からデデーンと焼いて切って提供するのと違い、
 100㌘くらいずつ焼いてくれて、
 ストップするまで、絶えず焼きたてを食べられます。
 赤身の多いA5肉ですから、軽くお代わりができてしまい、
 2枚、3枚と平らげられます。(^^ゞ

 大変だった9月申告の労をねぎらって、乾杯しました。
 ごちそう様でした!
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by expresstax | 2019-10-03 23:58 | 不動産