先日のこと、
家屋の固定資産税評価額の審査請求をして棄却の決定を受け、
訴訟に申し立てるということでお客様がご相談にいらっしゃいました。
弊社は、土地評価に関しては、これまでも市町村と何度も折衝して
審査請求に至るまでもなく、評価額の更正をしてもらってきましたが、
家屋評価で代理人を立てた経験がありません。
税理士は訴訟で代理人に立つことはできず、
もう訴訟段階である以上、
弁護士先生に訴訟代理人をお願いするしかありません。
お客様のご依頼も、弁護士先生を紹介して下さい、という趣旨でした。
でも、家屋評価に強い弁護士先生というのは、これまで知見がありません。
そこで、代理人になっていただけそうな弁護士先生を探そうということになりました。
いくつかの心当たりの法律事務所や弁護士先生をあたりましたが、
家屋評価の訴訟は難しいとのことで。
それに、
固定資産税の訴訟自体が、訴額の点で、
弁護士事務所のビジネスのテーブルに載せること自体が難しい様子でした。
と、たまたま、いつも税務情報を回して下さる方からの情報で、
東京都内のある家屋評価を巡っての今年の東京地裁の取消訴訟で、
納税者勝訴となった判決があったことが分かりました。
すわ!と、その裁判の弁護人先生のお名前をお尋ねしましたが、
情報公開請求では開示されなかったそうなのです。
そこで、弊社メンバーさんが、東京地裁、そして高裁に飛んで、
判決文の閲覧請求をして、
その弁護士先生のお名前を調べてきてくれました。(アリガトウ!)
それがK先生です。
K先生のご連絡先を調べ、ぶっつけ突撃連絡(^^;;ゞをすると、
お会いいただけるとのことで、依頼者様と一緒に事務所をお伺いしました。
そして、これまでの経緯をお話したところ、
めでたく、お受けいただけることになったのです。
K先生は、
率直で、謙虚で、お人柄もとても素晴らしい先生です。
お話しを伺って、
K先生が、固定資産税の家屋評価訴訟をほぼ専門で、
とても数多くご担当になってきたことが分かり、ビックリしました。
こうしたことは、実積での口コミでしか伝わらないのだとは思うのですが、
「自称」の「専門家」が多いこのネット時代です。
もっともっと世にでていただきたい先生です。
お話しの中で、K先生が、
このブログをご覧下さっていたこともわかり(>_<);;、恐縮しました。
こうしてとにかく、
依頼者様を素晴らしい弁護士先生にお繋ぎすることができ
ほっとしました。
また固定資産税関連の問題が生じたときは、
ぜひお力をお貸し下さい。
よろしくお願いします。そしてありがとうございました。
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目を見張る夕焼けでした。
カメラが残念ですが、
燃えるようです。