1日、開放して、ミニコンサートやミニ音楽体験ができちゃいます。
アークヒルズは、桜祭りなので、屋内での音楽、桜坂巡りでの桜見物と、一粒で二度美味しいのです。
今年は、いつもの悪友の呼びかけで、出身事務所の大先輩もご一緒いただきました。
☆ ☆ ☆
今年の圧巻は、「第九を歌おう!きいてみよう!」という企画でした。
当日申込した参加希望者さんたちがベートーベン交響曲第9番第4楽章をノーカット演奏、合唱します。
ステージはオーケストラだけなので、
あれ、合唱者は?と見ると、ステージ後ろの2階席にぐるりと、
左がソプラノ、中央左がテノール、中央右がバス、右がアルトと(第九並びですね。(^^))、
総勢410人の参加者が威風堂々、居並んでいました。壮観です。
そしてオーケストラとプロのソリスト4人の後ろで、始まった合唱は、見事なものでした。
自身もフルート奏者の悪友に言わせると、サントリーホールで歌えるんだよ、とのこと。
胸も張ろうというものでしょう。
本当に、歓喜の歌を高らかに歌い上げます。
もちろん、全部、ドイツ語です。
何らの打合せもリハーサルもなしに当日募集で合唱できる人たちが、こんなにいることにびっくりしました。
終わって、ホール前で、いつものバッハさんと、記念写真を撮りました。
毎年、三楽聖=バッハ、ヘンデル、ベートーベンの扮装のホール職員さんが、
楽しく案内してくれるのです。
バッハさんの指導によれば、
写真を撮るときは、チーズ!でもなく、ワイキキ~、でもなく、
「一、二、サントリー!」です。
バッハさんに、第九の参加者さんのことを話しましたら、
「日本だからです!」と即答が返ってきました。
第九を即座に歌える層が分厚く存在している、音楽リテラシーの高さは、
日本ならではなのだとのことで、嬉しくなってしまいました。
☆ ☆ ☆
帰りは桜見物です。
アークヒルズのカラヤン広場を出て、スペイン坂を上り、泉ガーデンをぐるり、
スペイン大使館前から霊南坂を回り、桜坂へと下ります。
ずっと、桜、桜、桜のアーチが続きます。
☆ ☆ ☆
打ち合わせたわけでもないのに、全員が、プレゼント持参でした。
私もお菓子やごまふりかけをいただきました。
ありがとうございました。
来年も、また、行こうね!