支払調書の訂正、そしてKタワーの緋寒桜とこぶしの花

 お客様のお取引先さんが、間違った支払調書を送ってきました。
 お客様の主宰法人に対して発行すべきところを、お客様個人宛に発行してきたのです。
 当然、今年1月末までには、国税さんにも法定調書として、同様に提出したはずです。

 お取引先さんには、直ちに支払調書について、訂正の手続をとってもらわねばなりません。お取引先さんには、調書の発行に当たって契約内容や支払口座の確認を慎重に行っていただく必要があります。

 支払調書の訂正のためには、既に1月に提出済の法定調書の合計表について、
 いったん、調書の提出区分4無効として申告、そして3訂正として再申告します。

 法人に対して、支払調書の提出は必要ありませんから、
 支払金額が減少し、支払調書が1部だけ少なくなった状態への訂正になります。

 これをやっていただかないと、
 国税さんからは、お客様が既に申告なさった収入と別に収入があったかのように見られ、
 お客様が収入を除外した脱税申告をしたと見られかねません。

 お取引先さんの経理財務担当者さんに、よく理解していただいて、
 適切に進めて頂きましょう。

 よろしくお願いします。

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 Kタワーの緋寒桜が満開です。
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 その横に、白いコブシも満開です。
 Kタワーの白によく似合います。
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by expresstax | 2016-03-28 23:37 | 税務手続き

税理士飯塚美幸のひとことメッセージ


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