「タワマン節税」規制など土地評価見直し、そしてお中元をありがとうございます。

 近々、土地評価の取扱の見直しが行われるそうです。

 旬刊速報税理では、タワマン節税への規制として、評価の見直しについて、パブリックコメントにかけられる、とありましたが、
 情報筋さんによれば、タワマンだけでなく、広大地評価なども見直し対象に入るとのことです。

 「タワマン節税」に規制が入ることは、既に議論されていましたが、
 広大地評価も、還付ビジネスの温床になったり、
 今の通達の無理さ加減は、いずれ見なおしの対象となるだろうと思っていました。

 ただ、通達改正は、国税庁長官のハンコで決まります。
 長官人事は、6月末ですので、
 6月下旬の事務年度最後あたりで、国税庁長官サインがおりて、
 7月頃に公表、というのが例年の流れです。
 今からパブコメをとるというのは、通常の改正とは、外れた扱いになるのかもしれませんね。

 いずれにせよ、相続税試算が、相当やり直しになる可能性があります。(-_-)#

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 マンションが、建物評価が低く、土地評価も敷地権分だけ、借入で買えば更に逆ざやになって、
 結果的に実勢売買価格に比べて相続税評価額が1/5程度になってしまい、
 この「節税」目的の購入者の動きが、マンション価格を押し上げていることは、

 ちょうど去年7月の路線価発表をテーマにした弊社事務所ニュースで書きました。

 ただ当時は、あれだけ黒田バズーカを撃ち込んで、景気対策しようとしている時に、
 節税規制とはいえ、経済数値の牽引力である不動産流通に水をかけるようなことをするだろうか、
 と議論していました。

 「タワマン節税」という言葉が一人歩きするほどになったのは、
 タワーマンションの場合は、他の不動産に比べて、市場流通力があるために、
 「節税」のために買っても、その後、あまり値崩れせずに売り抜けやすい、という判断があるからでしょう。

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 平成23年に裁決で否認された「タワマン節税」については、以前ここでも書きましたが、

 では、いよいよ目に余って、仮に規制するとして、どうやって、規制するのか。

 取得時期が相続開始直前、例えば3年以内の土地建物を、取得価額評価とするのか、
 つまり、昭和バブル時代に、3年内取得資産の取得価額評価という租税特別措置法のようにです。

 特別措置は難しいので、通達で、自社株評価のように3年以内取得不動産は、通常の取引価格、
 又は取得価額でもいい、と書き換えるのか。

 あるいは、もっと直前の取得に限るのか。3年以上前取得まで取り込んで網掛けするのか。
 
 もしくは、土地建物とせずに、マンションに限るのか。

 あるいは、タワーマンション(地上20階以上)に限るのか。

 平成23年タワマン「節税」で否認、取得価額で認定したように、直後譲渡があったものに限るのか。

 などなど、やんやの議論をしています。

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 3年内取得資産の取得価額評価という租税特別措置法は、
 バブル崩壊後の平成7年に廃止されましたが、
 相続税評価において特別評価する場合には、国会で特別措置しなければならないとした時代でした。
 それを、一片の通達を書き加えるだけで、変更するなんて、とんでもないじゃない、

 とか、

 いやいや、自社株評価の純資産価額方式では、
 3年内取得不動産は、通常の取引価格又は取得価額で評価するとされてるんだから、
 通達盛り込みは、もう既に禁じ手では、ないんじゃないの?

 とか、

 何でもかんでも、通達改正に持ち込んでしまう先例を、ここ最近、ずいぶん既成事実にしてるんだから、
 それに、反論が出るなんて、国税は考えてないんじゃないか?とか、

 切ない議論です。

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 さすがに、タワマンが、この最近、あまりにクレージーな価格で推移しているために、
 利回りが低すぎて、とても、運用に向かないと、
 弊社の場合は、いわゆる「タワマン節税のためのタワマン」を買ったお客様はいらっしゃらないのですが、
 
 最近、マイホームを取得なさったお客様、
 建物を新築して賃貸併用になさったお客様、 
 投資不動産を購入なさったお客様がいらっしゃいます。

 そうしたお客様に、万が一、ご相続が起きて、
 取得ン年内だからと、取得価額で評価を受けてしまうのでは、
 困ってしまいます。

 一般不動産、とりわけ注文建築や賃貸併用不動産などは、
 建てた金額で売れるはずがないからです。 

 流通性があるとされるタワマンだって、
 リーマンショックや東日本大震災直後、大暴落したのは、記憶に新しいところです。

 といって、では、自社株のように、「通常の取引価格」のような規定とされるとすると、
 じゃあ、鑑定評価を取らなくちゃ、となるのか。
 関与する税理士泣かせだよねぇ、と愚痴も言いたくなりますが、

 そうなると、一番困るのは、現場の国税さんでしょう。
 時価判定の立証責任が国税さんサイドになるからであり、
 結局、取得価額評価に流れていく可能性大です。

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 おかしなトバッチリ通達にならないといいなあ、と、心を痛めています。 
 
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 お客様たちからお中元を戴いています。
 ありがとうございます。

 たねやさんの水ようかんです。
 いつもいつものお心尽くし、ありがとうございます。 
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 編集者様から、青埜さんのお菓子をいただきました。
 お気遣いいただき、ありがとうございます。
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 お客様から、ビールの詰め合わせをいただきました。
 ありがとうございます。打ち上げでいただきます。
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 お客様からゴディバさんのクッキーをいただきました。
 ありがとうございます。さっそくおやつにいただきます。
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 尊敬する税理士先生から、おかきの詰め合わせをいただきました。
 お煎餅大好きっ子がいますので、ありがたくいただきます。
 ありがとうございます。
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 お客様が、いつもの有機無農薬トマトジュースを贈って下さいました。
 こっくりと濃く、パワー溢れるジュースです。
 ありがとうございました。
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by expresstax | 2015-07-10 23:37 | 財産評価