P/L税理士とB/S税理士、そしてお客様の作品2

 株価の算定で資料をお預かりして、困ってしまいました。

 過年度の法人税申告書や決算書・附属明細書等をお預かりするのですが、
 明細がとんとわかりません。

 帳簿を辿っても、合計数字、
 総勘定元帳は、過年度からの繰越、
 事務所さんにお尋ねいただいても、不明、との回答。
 うーーん。

 年度年度の決算申告の際に、問題とされるのは、損益数字と税務調整後の課税所得。
 税務調査だって、所詮、課税所得についてのチェックでしょ、とばかりに、

 貸借対照表は、仮払金や仮受金だらけ、
 土地や保険積立金や借入金が、合計残高だけで表記されていることもしばしばです。

 中には、株主名簿さえ、きちんと管理されずに、別表二がぐちゃぐちゃになっているケースもあります。

 明細は、会計事務所で調書を保存していれば、
 附属明細書や申告書別表では、細かく書かなくても、ということだったのかもしれませんが、
 それにしても、仮受や仮払は、さすがに、マズいです。

 これでは、決算未了でしょ、
 まともな決算も組めない専門家に依頼してるんですか?と、

 外部関係者=銀行や税務署から言われても仕方ないでしょう。
 こりゃ調査に入れば、いろいろ出てきそうだな、と税務署に思われても仕方ないでしょう。

 ☆  ☆  ☆

 今回は、自社株評価するのに、数字がわかんなくて、困ったね~、ということなのですが、

 そもそも、法人経営って、稼いで儲けて増やして、が目的。
 そのプロセスで、資産が増えて、企業価値が上がらねば、意味がありません。

 貸借対照表は、資産と負債と純資産です。
 法人にとって、根幹となる数字が、貸借対照表なのです。

 にもかかわらず、なぜ、損益計算書だけの決算になって、
 法人資産と法人価値の係数である貸借対照表がおざなりにされているのでしょうか。

 税率の低い法人を赤字にして、
 役員報酬など、税率の高い所得税を垂れ流して、

 「損益計算書(P/L)」ばかり重視して、
 「貸借対照表(B/S)」をないがしろにしている限り、

 法人は、永久に成長できず、一族の発展を築けず、
 その日暮らしを繰り返していくことになります。

 もういちど、貸借対照表に注目していただいて、
 足下から、きちんと組み直して頂こうということになりました。
 
 がんばりましょうね。

 ☆  ☆  ☆

 先日、家庭菜園の茄子を下さったお客様に、お礼を申し上げたら、
 さらに、どーーーん!と送って下さいました。
 大量の枝豆と茄子とジャガイモです。
 ご当主様の、愛情を一杯受けて、どれもとても新鮮で、おいしそうです。(^^)

 みんなで分けて持ち帰ることになりましたが、当分、我々はこれで生きていけそうです。
 ありがとうございました。
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 丹精して育てて下さったさくらんぼをいただきました。
 紅秀峰という種類なのだそうで、真っ赤で甘みの強いさくらんぼです。
 大切にいただきます。ありがとうございました。
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by expresstax | 2015-06-29 23:44 | 税理士