資産税の税理士ノート

スキー&スノーボード2004-2005

相続分の譲渡、そして表参道のクリスマス

 先日、共有持分の譲渡のことをここに書きましたが、

 先週、税理士懇話会の研修に参加して、講師の藤田先生のお話しで、
 相続分の譲渡のお話しがでました。

 通常の相続では、相続人が相続分を持ちますが、
 相続人が、いらないや、という場合や、
 揉めてて、いつになったら分割が決まって財産配分が受けられるか分からない、という時に、
 相続人のひとりが相続分を売ってしまうことがあるんだそうです。

 誰が買うかというと、他の相続人だったり、「その筋」の第三者だったりします。
 でも、第三者が買うと言っても、どこに借金が残ってるか、
 こっそり他人の保証人になってるか、
 どっかに隠し子がいるか、わからないわけですから、
 並のケースでは、めちゃ買いたたかれることが多いでしょうが、

 それでも、相続人がお金に困っていれば、背に腹は代えられず、とばかりに、
 マジに売っちゃうかもしれません。

 「その筋」であろうが、なかろうが、第三者に買われちゃうと、困るのは他の相続人です。
 そのため、民法では、こんなことが起きちゃった場合に、買い戻しの規定を設けています。
 
 つまり、共同相続人の1人が遺産の分割前にその相続分を第三者に譲り渡したときは、
 他の共同相続人は、その価額及び費用を償還して、
 その相続分を譲り受けることができる(民法905条)としてるんですね。

 基本的には、時価での買い戻しができることになっていますから、
 「まっとうな」お相手なら、裁判手続ででも解決できるんでしょうが、
 「お相手」によっては、法律が通じないこともあるでしょうから、
 苦労することになる可能性もありますね。ぞっ。(>_<);;

 第三者が乗り込んでくるなんてのは、いい財産があるだろうという目論見からでしょうから、
 気をつけていただきたいと思います。

 相続人様の誰一人、こぼれ落ちることのないように、相続は進めて下さい。

 ☆  ☆  ☆

 表参道のAOビル前で。
 クリスマスソングのジャズのカルテットです。
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by expresstax | 2013-12-21 23:32 | 相続・贈与
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税理士飯塚美幸のひとことメッセージ
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 人に会うのが大好きで、現場第一主義。
 この職業を選んだのも、たった一度の人生で、いろんなお立場の、いろんな職業のお客様と人生をともにして生きていく素晴らしさと醍醐味を知ってしまったから。
 相手を信じて情熱で意気投合してしまう。
 税理士の仕事は、お客様の人生と懐にしっかりと寄り添って、ともに手を携えて生きていくことだと信じる。 

 "Always Keep Faith"。
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