資産税の税理士ノート

スキー&スノーボード2004-2005

Sの悲劇、そして冬の月見草

 ご相談です。
 この時期に新規のご相談には対応しにくくなりますが、
 ありがとうございました。

 会社の資産のうち、株式や土地の割合が多いと、
 自社株評価上、純資産価額を中心として評価され、
 歴史がある、資産の含み益が多い会社の親会社は、思い切り高い評価額となります。

 株保有割合が多いということは、つまり、持株会社に近いでしょ、
 だったらその持株の正味資産で評価してよね、ということです。

 以前、田中角栄元首相の相続税で、
 この株式保有割合が、25%未満として普通の評価をしていたところ、
 信濃川河川敷の土地の縄延びがあとで見つかって、
 河川敷所有会社の株を持つ親会社の株式割合が、25%を突破して、
 この評価に転落、株価が激増、相続税が激増、というのが、報道されていました。
 会社を重層支配するときに、一番、ネックとなる問題です。

 中小規模の会社では、株式割合が50%以上、
 大規模の会社でも、株式の割合が25%以上なら、原則として純資産価額評価。

 ただし、つっこんだ話をすると、「S1+S2方式」という変形方式の評価を採用します。
 なんのこっちゃ、と言われそうですが、

 S1は、発行会社の保有株式等やその配当がなかったものとした場合の
 その会社の普通の評価、
 つまり、類似業種比準価額や純資産価額・併用方式での価額をにより評価した金額

 これに、S2という株式等だけの純資産価額を合算したのを、

 理論上の株価だね、として、置き換え計算をします。

 一般的にこの方が、類似評価を加味するぶんだけ、若干、下がりますので、
 株式保有特定会社になったら、シコシコと、このS1S2の計算をやることになりますが、
 下がるとも限らないところが、悩みどころです。

 でも、本題は、この計算じゃないんです。
 どうしたら、株式保有特定会社から脱出できるか、というのが、
 次の課題になるのです。


 ☆  ☆  ☆

 虎ノ門の冬のヒマワリは、とうとう撤去されました。(涙)

 再開発道路の工事が進みます。

 この日見つけたのは、道路予定地の、夏の花、月見草です。
 この月見草も、工事の進捗で、いずれ取り払われていくのでしょうが。
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by expresstax | 2013-02-07 23:54 | 相続・贈与
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税理士飯塚美幸のひとことメッセージ
by expresstax
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松木飯塚税理士法人
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電話 03(5413)6511

 相続税・資産税コンサルティング・税務対策・税務申告代理・税務調査立会・売上倍増指導・ 相続人様の精神サポート・後継者教育・税制改正分析・講演・著作

 人に会うのが大好きで、現場第一主義。
 この職業を選んだのも、たった一度の人生で、いろんなお立場の、いろんな職業のお客様と人生をともにして生きていく素晴らしさと醍醐味を知ってしまったから。
 相手を信じて情熱で意気投合してしまう。
 税理士の仕事は、お客様の人生と懐にしっかりと寄り添って、ともに手を携えて生きていくことだと信じる。 

 "Always Keep Faith"。
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