資産税の税理士ノート

スキー&スノーボード2004-2005

借上社宅家賃の計算3、そして”レ・ミゼラブル”

 借上社宅家賃のお話が途中でした。

 借上社宅家賃の計算には、小規模役員社宅と従業員社宅の場合、次の計算でOK。

 その年度の家屋の固定資産税の課税標準額 ×0.2%+12円× 当該家屋の総床面積㎡÷3.3㎡
   +その年度の敷地の固定資産税の課税標準額 ×0.22%

 このために借り上げている物件の固定資産税課税標準額が必要だったわけです。

 さて、大家さんとの賃貸借契約書があれば、当社が利害関係人だということが証明できますから、
 市町村役場の資産税課の窓口では、評価証明書をだしてくれる、はずなのですが、
 
 注意しなければいけないのは、
 ここで、提出する「固定資産証明閲覧申請書」で記載する「証明書を必要とする理由」の部分です。
 登記所や金融機関、裁判所、税務署、官公署、参考資料、その他と、チェックを入れる際に、
 すなおに、家賃算定のため、と請求すると、
 交付される評価証明書には、記載されているのは固定資産税評価額だけ。
 課税標準額は、記載されません。

 これはつまり、「家賃のため」に、賃借人から大家さんの評価証明請求を受けると言われると、
 窓口担当者が、ピン!とくるのは、あ、賃料の減額請求の争いだな!となるのです。

 窓口担当者さんは、所得税の通達のことなんか知りません。
 賃料を巡る大家と店子の争いの事件については、
 1.7%をかければ税額が算定されてしまう課税標準は、
 絶対に開示しないのですね。

 これでは、評価証明をとった意味がなくなってしまいます。

 担当者さんによく説明をして、
 チェック欄は、せめて「税務署」か、「その他」欄に、従業員社宅家賃の算定のため、と、
 きっちり書くことです。

 ☆  ☆  ☆

 3つ進んで2つ戻ってのスゴロクゲームみたいな借上社宅の評価証明書取得。
 最後の難関は、サブリースのケースです。

 つまり、借り上げようとしている物件が、
 オーナーさんから管理会社が借り上げて、そして賃貸している場合、
 賃貸借契約書の貸主欄には、転貸している管理会社名しかないことがあります。

 その場合は、お役所も、開示のしようがありません。 
 えー、オーナーさんから、委任状をとってきてください、という対応になります。 

 仲介業者さんを通じて、オーナーさんの委任状がとれればいいのですが、
 一般的には、相当難しいといえます。

 となると、社宅家賃算定は、ここであえなくダウン、となります。

 ☆  ☆  ☆

 そこで!

 反対に考えれば、サブリース会社、またはそのオーナーさんは、
 従業員に借上社宅を貸与しようとするような優良会社に借りてもらおうとするなら!
 (赤字でヒーヒー言ってる会社は、借上社宅なんてできません。)

 あえて、物件の固定資産税課税標準をご提供しますよ、というのをウリにしてはどうでしょう。
 さりげなく、マイソクに入れておいてはいかがでしょうか。
 「法人社宅については便宜を図ります」とか。

 課税標準額を知らせたからって、問題が起きることはまずありません。

 また、仲介会社さんは、課税標準額の提供のある社宅候補物件を、
 リストで持っていてもいいでしょう。

 企業の総務部・人事部は、この家賃算定だけでも大変なマンパワーが必要です。
 そのマンパワーを、省力化できる物件紹介をしてくれる仲介業者さんがいれば、
 飛びついてくるのではないでしょうか。

 企業さんは節税になり、従業員さんは満足し、大家さんは良い店子が確保できる、
 win-win-win(三方1両得) になると思うんですが、
 どうでしょね。(^_-)☆

 ☆  ☆  ☆

 今日ではないのですが、とてもひさびさに映画に行きました。
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 シネコンのプレミアシートは、スクリーンは小さいですが、
 椅子のヘッドレスト、シート幅、ドリンク置き場があってとても見やすいのです。
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 映画は「レ・ミゼラブル」。
 ミュージカルそのままです。
 ヒュー・ジャックマンやアン・ハサウェイの生声での歌が、胸に響きます。
 アン・ハサウェイの"I Dreamed A Dream”(夢やぶれて)の絶唱は、過去聴いた中で最高です。
 最後まで、涙、涙。
舞台だつたらスタンディングオベージョンでしよう。
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 帰りの新橋の機関車のイルミネーション。
 今日、生きていること、生きていくことを、大切にしたいと思わせる光です。
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by expresstax | 2013-01-08 23:42 | 所得税
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税理士飯塚美幸のひとことメッセージ
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電話 03(5413)6511

 相続税・資産税コンサルティング・税務対策・税務申告代理・税務調査立会・売上倍増指導・ 相続人様の精神サポート・後継者教育・税制改正分析・講演・著作

 人に会うのが大好きで、現場第一主義。
 この職業を選んだのも、たった一度の人生で、いろんなお立場の、いろんな職業のお客様と人生をともにして生きていく素晴らしさと醍醐味を知ってしまったから。
 相手を信じて情熱で意気投合してしまう。
 税理士の仕事は、お客様の人生と懐にしっかりと寄り添って、ともに手を携えて生きていくことだと信じる。 

 "Always Keep Faith"。
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