借上社宅家賃の計算2、そして仕事納め

 借上社宅家賃の話が途中でした。すみません。

 あ、そもそも、何で個人事業者が社宅?というご質問には、 
 はい、そういう業種があるのですよ。
 法人化の選択肢をあえて採用せずに、それなりの規模があっても個人事業という業種です。(^^)
 そんじょそこらの法人よりは、よほど与信の高い個人事業です。

 その従業員さんには、優秀な人を採用するインセンティブとして、
 お仕着せの一棟社宅ではなく、ご本人に選ばせる借上社宅がベター、と。 
 だから、オーナー様や仲介業者さんは、法人でなくちゃ、
 なんて、偏見は持たないでくださいね。(^^)

 この借上社宅の通達家賃の計算では、固定資産税の課税標準を調べます。
 固定資産税の評価額や課税標準額は、土地の地番ごと、建物の家屋番号ごとに付されています。

 まず第1のハードルは、住居表示と地番。
 賃貸借契約書に地番が記載されている場合もありますが、
 例えば国交省さんがリリースしている賃貸住宅標準契約書には、住居表示しかありません。
 そのためかどうか、記載は住居表示のみ、地番のない契約書も多いのです。
 そのため、賃貸借契約書に住居表示が書かれていない場合は、地番や家屋番号を調べねばなりません。

 そもそも住居表示は、「住居表示に関する法律」に基づいて、行政が決める不動産の表示であり、
 建物ごとにナンバリングされています。

 地番や家屋番号は、法務局が、土地登記の筆の単位や家屋ごとに付番される登記上の番号です。
 郊外にいくと、住居表示と地番が同じ、なんてところもありますが、
 都会ほど、全然違う番号になります。

 じゃ、住居表示から、どうやって地番を調べるの?といえば、
 一番早いのは、自治体の固定資産税課で聞いちゃうことです。
 自治体は地籍図をもっていて、いい担当官さんに当たれば、照合して教えてくれます。
 自治体によっては、地籍図を閲覧公表しているところもあります。

 が、それは自分で調べてください、と拒否るケシカラン自治体や、
 調べ方を知らないで窓口に立っている不慣れな担当官さんも、ママいるとか。

 そっちでわかるじゃろがぁ、調べんかぃ!とスゴんでもいいでしょうが、
 どうしようもなければ、登記所に行くと、
 ブルーマップが閲覧できるようになってます。

 ブルーマップは、住宅地図の親分みたいなもので、
 別名を「住居表示地番対照住宅地図」(ズバリですね)というそうです。
 B4版の、デカくて分厚い青い表紙の地図帳です。
  
 公図界、公図番号、地番だけでなく、用途地域なども入ってる優れものです。
 当然、購入すると高額ですから、必要なときに法務局に行けばすみます。

 そんなこんなで、ようやく自治体の資産税課の窓口で、
 「固定資産証明閲覧申請書」を書くところまでたどりつきます。
 ここで、調べる物件の地番や家屋番号を記載して提出するわけです。
                  (To be continued)

 ☆  ☆  ☆

 今日は仕事納め。
 
 昨日は忘年ランチに繰り出した後は、事務所の大掃除でした。
 といっても、メンバーのみなさんが、窓ふきやバルコニ掃除などに精を出している傍らで、
 わらわらお仕事をやってまして、すみませんでした。m(_ _)m

 忘年ランチは、すぐ近くの起き上がり小法師さん。
 虎ノ門の数少ない瀟洒な料理屋さんです。
 懐石料理のコースに、ビールで乾杯してしまいましたとさ。

 今日は今日で、事務所玄関に門松、執務室にお供えを飾り、
 今年最後の、東日本大震災への寄付も済ませました。

 今年もお疲れ様でした。
 来年も、いい年にしましょうね。
by expresstax | 2012-12-28 23:02 | 固定資産税