資産税の税理士ノート

スキー&スノーボード2004-2005

平成24年相続税の路線価公表とビジュアル化

 朝、今年の相続税の路線価が、国税庁のホームページに掲載されました。
 もう7月2日公表ということは、以前から書かれていましたので、
 さっそくアクセスなさった人が多いでしょう。

 弊社も、朝から、現在進行中の数件のご相続や相続税試算等の案件の路線価を、
 がしがしダウンロードしました。

 全国平均▲2.8%といいつつ、お客様の土地は、変動ゼロだの、
 5%アップだの、評価は高止まりしています。

 既に、近隣公示価格ポイントで、変動率は算定しており、
 まさに、その変動率通りの、路線価です。

 ただ、注意しなければならないのは、
 相続税路線価は、平成4年から公示価格の7割から8割へと引き上げられ、
 かつ、その前は、公示価格自体が、実勢地価の7割水準だったことです。
 つまり、7割×7割=約5割 というのが、
 相続税路線価の実態だったんです。

 当時の土地の相続が、何とおおらかだったことか、忍ばれます。

 それ以降は、もちろん、土地所有者については、受難の時代に突入しました。
 それを、目で見てわかるように、グラフ化できないものか、
 朝からごそごそ、エクセルをいじっていました。

 事務所ニュースでは、エクセルでの路線価推移、
 その他、平成7年以降の、死亡者=相続開始事案の激増、
 遺産分割協議申し立ての遺産額構成を円グラフに、と、
 今回は目で見る相続の実態、としました。

 贈与で、年1.5兆円も、財産が生前移転している状況も、
 ほんとはグラフにしたかったのですが、
 字数の関係で、こちらは、文章です。
 いずれ相続税で課税される相続時精算贈与が微減し、
 税金を払っても、暦年課税で贈与を完了していく流れも見て取れます。
 
 相続税大増税を目前に、音を立てて、財産移転が進んでいます。

 ☆  ☆  ☆

 ところで、グラフ化していて思ったこと。

 平成20年の頃のミニバブルが平成4年の最高路線価に近づく勢いだったのです。

 バブル崩壊といいつつ、デフレスパイラルといいつつ、
 長期のデフレの吹き出物のように、地価が急上昇する局面で、
 土地を調達なさったお客様、売却なさったお客様、
 タイミングというのはあるのですよね。

 こんなことも、お客様に寄り添いつつ一緒に走る
 我々税理士の感性には必要なのだなと思います。 
by expresstax | 2012-07-02 23:58 | 相続・贈与
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税理士飯塚美幸のひとことメッセージ
by expresstax
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自己紹介
税理士・中小企業診断士

東京都港区元赤坂一丁目
松木飯塚税理士法人
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電話 03(5413)6511

 相続税・資産税コンサルティング・税務対策・税務申告代理・税務調査立会・売上倍増指導・ 相続人様の精神サポート・後継者教育・税制改正分析・講演・著作

 人に会うのが大好きで、現場第一主義。
 この職業を選んだのも、たった一度の人生で、いろんなお立場の、いろんな職業のお客様と人生をともにして生きていく素晴らしさと醍醐味を知ってしまったから。
 相手を信じて情熱で意気投合してしまう。
 税理士の仕事は、お客様の人生と懐にしっかりと寄り添って、ともに手を携えて生きていくことだと信じる。 

 "Always Keep Faith"。
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