資産税の税理士ノート

スキー&スノーボード2004-2005

グループ法人税制適用後の自社株価計算、そして個別通達

 グループ法人内で、1千万円以上の資産の譲渡をした場合、
 その譲渡益については、譲渡損益調整勘定を立てた上で、特別利益から減額のうえ、
 買取グループ法人が次に譲渡や償却を行うまで、課税を繰り延べます。

 そして、この会社の株価を算定する場合、類似業種比準価格はどうするか。

 同様に、グループ法人内での寄付金について、利益積立金額で寄付修正を行う場合など、
 同様に、評価方法が問題になります。

 質疑応答が出ていたのですね。
 「1株当たりの利益金額-譲渡損益調整資産の譲渡等があった場合」など

 理屈からいえば、非経常的利益である譲渡益の調整ですから、加味しない、
 また、買取法人が譲渡や償却により売主法人が戻入益を計上する場合も、
 これは控除して、利益金額の計算に加味しない、
 ということになります。

 そして、完全支配関係会社間寄付があった場合に寄付金を「寄附修正により利益積立金額が変動する場合の調整」では、
 法人税の規定でもう処理済みなんだから、評価上、もう調整しないんだよ、としています。

 うん、自然に考えて処理すればよし、ということになるんですね。

 制度が変わると、いろんなところで、新しく対応しなくちゃなりますから、
 んとに、頭の体操ですね。

 まあ、これは質疑応答(審理事務)として出されてるんですが、

 そういえば、この自社株(取引相場のない株式)の計算、
 こまかな端数処理だのなんだの、
 国税の書式の中の記載方法の手引きにしかないよね~、
 たかが手引きで、端数処理とか、大きな影響のある基準を決めるなんてね、
 と思っていたら、

 「相続税及び贈与税における取引相場のない株式(出資)の評価明細書の様式及び記載方法等について・平2.12.27直評23」という、
 立派な個別通達が出ていたんですね。

 すみません。(^^ゞ
by expresstax | 2012-01-20 23:05 | 自社株
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税理士飯塚美幸のひとことメッセージ
by expresstax
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 この職業を選んだのも、たった一度の人生で、いろんなお立場の、いろんな職業のお客様と人生をともにして生きていく素晴らしさと醍醐味を知ってしまったから。
 相手を信じて情熱で意気投合してしまう。
 税理士の仕事は、お客様の人生と懐にしっかりと寄り添って、ともに手を携えて生きていくことだと信じる。 

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