老舗の中国料理店がありました。
在りし日の楼外楼飯店の写真です。Seventh Heaven のネオンが点いていた頃です。
最高の天国といった意味らしいですが、政財界の会食に利用されたとか、
菅さんや鳩山さんが通ってたとかのお店です。
私が最初に行ったのは、お客様からのご接待を受けて、
そのときは絢爛豪華な上海料理に舌鼓を打ちました。
その後、たまたまご近所に暮らすことになり、
週末のブランチに通って、手抜きのない料理と
必ずウォーマーで出される上質なウーロン茶をうっとりといただいたものです。
ところが、今年2月頃、閉店。
7月頃に、同じ町内の赤坂見附よりに小さな店舗で再開したと聞きました。
楼外楼飯店は、六本木などにも出店しているはずですから、
どうしたんだろうねぇ、と話していました。
先日通りかかると、もう汚れたドアに、張り紙が。
「告示書」とあり、「有限会社楼外楼」は平成23年9月に破産宣告されたと、
破産管財人である弁護士さんの文書です。
50年も続いた会社なのですから、本業での破綻ではありますまい。
不動産にせよ、ほとんど償却も済んで、利益の塊といえるでしょう。
特段無理な背伸びの出店をしていたようには見受けられません。
それがなぜ?
考えられるのは、オリンパスに見るような、本業以外の投資の失敗です。
あるいは大王製紙に見るような同族役員の放漫か。
本業以外の、不動産や投機相場への投資に、
本業資金や、本業資産担保の資金を注ぎ込んで、それが吹き飛べば、
あっけなく手許割れを起こしても不思議はありません。
それにしても、こうなる前に何とかならなかったのかと、
いつも思ってしまうのですが、
弊社のお客様はせめて、しっかり足元を固め、がっつりやっていただけるように祈ります。
がんばりましょうね。
☆ ☆ ☆
お客様からのいただきものです。
黒糖のおまんじゅうです。お三時においしくいただきました。
ありがとうございました。
とても貴重なイスラエルのワインです。ありがとうございます。
お客様の扱い商品を、クーラーバッグでお持ちくださいました。
上から時計回りに、ちりめんしらす・塩辛・生ウニ・たらこ・柵どり中トロ・塩サケです。
いずれもとんでもない最上級品ばかりです。
贅沢においしくいただきました。ありがとうございました。