2011年 11月 21日
楼外楼飯店の破産、そしてお土産をありがとうございました。
老舗の中国料理店がありました。
在りし日の楼外楼飯店の写真です。Seventh Heaven のネオンが点いていた頃です。
最高の天国といった意味らしいですが、政財界の会食に利用されたとか、
菅さんや鳩山さんが通ってたとかのお店です。
私が最初に行ったのは、お客様からのご接待を受けて、
そのときは絢爛豪華な上海料理に舌鼓を打ちました。

その後、たまたまご近所に暮らすことになり、
週末のブランチに通って、手抜きのない料理と
必ずウォーマーで出される上質なウーロン茶をうっとりといただいたものです。

ところが、今年2月頃、閉店。
7月頃に、同じ町内の赤坂見附よりに小さな店舗で再開したと聞きました。
楼外楼飯店は、六本木などにも出店しているはずですから、
どうしたんだろうねぇ、と話していました。

先日通りかかると、もう汚れたドアに、張り紙が。
「告示書」とあり、「有限会社楼外楼」は平成23年9月に破産宣告されたと、
破産管財人である弁護士さんの文書です。

50年も続いた会社なのですから、本業での破綻ではありますまい。
不動産にせよ、ほとんど償却も済んで、利益の塊といえるでしょう。
特段無理な背伸びの出店をしていたようには見受けられません。
それがなぜ?
考えられるのは、オリンパスに見るような、本業以外の投資の失敗です。
あるいは大王製紙に見るような同族役員の放漫か。
本業以外の、不動産や投機相場への投資に、
本業資金や、本業資産担保の資金を注ぎ込んで、それが吹き飛べば、
あっけなく手許割れを起こしても不思議はありません。
それにしても、こうなる前に何とかならなかったのかと、
いつも思ってしまうのですが、
弊社のお客様はせめて、しっかり足元を固め、がっつりやっていただけるように祈ります。
がんばりましょうね。
☆ ☆ ☆
お客様からのいただきものです。
黒糖のおまんじゅうです。お三時においしくいただきました。
ありがとうございました。

とても貴重なイスラエルのワインです。ありがとうございます。

お客様の扱い商品を、クーラーバッグでお持ちくださいました。
上から時計回りに、ちりめんしらす・塩辛・生ウニ・たらこ・柵どり中トロ・塩サケです。
いずれもとんでもない最上級品ばかりです。
贅沢においしくいただきました。ありがとうございました。
