資産税の税理士ノート

スキー&スノーボード2004-2005

遺言は、相続とは、違うんです!

 記者さんとお話していて、遺言の話しになりました。

 誤解が多い、
 実際にどうしたらいいかわからないので、立ちすくんでいる人も多い。
 では、具体的にどうアクションしたらいいか、
 シリーズで、行こう、ということになりました。

 その中のお話で、出てきたこと。

 遺言を作る、というと、
 ご専門家のなかには、では財産目録を作りましょう、と始める。
 ありったけの財産をリストアップして、
 「正確に」評価して、
 割り振って、
 遺留分は、これくらい、
 だから最低、ひとりこれ以上、
 てな計算で進む。。。。

 何か、ヘンですね。 

 はっっ!と気がつきました。

 もしや、ご相続後の申告や手続きと、間違えているんじゃないですか?

 ☆  ☆  ☆

 起きてしまったご相続。
 遺言書がなければ、個人の遺産を調べて、リストアップして、
 では、これをどう分けましょう、というのが、遺産分割協議です。

 遺産整理業務を行う、
 相続税申告をする、といった業務の専門家なら、
 そうしてスタートしても不思議ではありません。

 ☆  ☆  ☆
 
 でも、遺言、ということは、
 ご自身は、これからまだまだがんばっていただきます。
 その先の分け方を指示するのが遺言なのですから、
 まずは、自分の、今後の人生設計が先にあり、なんです。

 だから弊社では、遺言のお手伝いをするときは、
 まずは、これまでの人生を伺います。
 嬉しかったこと、幸せだったこと、つらかったこと、悲しかったこと、
 いつ、どのように、どんなに苦労してご資産を築いてきたか、
 そして、これからやってみたいこと、やり残していること、
 お尋ねするところから、お仕事は、スタートします。

 ご自身の生涯を、振り返り、いとおしみ、確認していただくのが第一歩だからです。

 そのうえで、これからの人生と財産の方針を立てていただいて、
 それが、道半ばになったら、どうあとをお願いするか、
 少しずつ、メモにしていただきます。
 お気持ちも書いていただきます。
 それに、日付と名前とハンコがつけば、立派な遺言書なんです。
 だから執行者も指定するんです。
 それも、きちんと、見届けるように、第三者。

 財産調査っ、だの、財産目録っ、だの、公正証書っ、だのの前に、
 やるべきことがあるんです。
 でも、思い立ったら、すぐにでも、書き出せるんです。

 そうして、大切に、大切に、作っていただくのです。

 ☆  ☆  ☆

 こんなアプローチから入る遺言書作成のサポートは、
 なくなってからの財産整理や申告とは、
 似て非なる、全く別な仕事なんです。

 相続の手続きと、遺言の手続き、
 混同しないで準備していただけるように、
 道が開けるご遺言にできるように、
 すこぉし、具体的な連載にしようね、ということになりました。
 
 どうぞ、よろしくお願いします。
by expresstax | 2011-08-25 23:46 | 相続・贈与
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税理士飯塚美幸のひとことメッセージ
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東京都港区元赤坂一丁目
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電話 03(5413)6511

 相続税・資産税コンサルティング・税務対策・税務申告代理・税務調査立会・売上倍増指導・ 相続人様の精神サポート・後継者教育・税制改正分析・講演・著作

 人に会うのが大好きで、現場第一主義。
 この職業を選んだのも、たった一度の人生で、いろんなお立場の、いろんな職業のお客様と人生をともにして生きていく素晴らしさと醍醐味を知ってしまったから。
 相手を信じて情熱で意気投合してしまう。
 税理士の仕事は、お客様の人生と懐にしっかりと寄り添って、ともに手を携えて生きていくことだと信じる。 

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