資産税の税理士ノート

スキー&スノーボード2004-2005

大事な決定は、必ず、事前にご相談を

 ご相談でした。

 詳しくは、ここで書けませんが、
 ご相続の遺留分減殺の調停のなかで、
 一部、相続人様の間で、譲渡による権利調整を図り、
 遺留分の調整とすることになった、とのことでした。

 双方が弁護士先生を立て、調停は成立。
 あとは、来年の譲渡の確定申告をすればよい、と、
 ウチにご連絡をいただいたのは、その申告についてのご相談だったのです。
  
 念のために、調停調書をFAXで送って頂きました。
 拝見すると、相続人様は、譲渡対価を誤解なさっているようなのです。

 調書を読み込むと、譲渡税が高額になってしまい、
 せっかく調停で確保した手取額が、吹き飛んでしまいます。

 調書には、あまりに明確に書かれているので、どうしようもありません。

 調停の相手方には、むしろ有利な結果になってしまっていますので、
 いまさら成立した調停を戻すのは、困難でしょう。

 ご説明申し上げると、相続人様は、声を失って、愕然となさっています。

 弁護士先生が、せめて、ちょっと手前で、税務のご確認をくださっていれば、
 あるいは、相続人様が、調停のちょっと手前で、せめてひとこご相談して下されば、と思いますが、
 時、既に遅し、です。

 多少の、今から可能な手立てのいくつかお話は、させていただきましたが、
 とても残念です。

 ☆  ☆  ☆
 
 たいした手間がかかるわけではありません。
 電話でも、
 メールでも、方法は何だって、いいのです。

 ほんの数分で済むのです。

 セカンドオピニオンとしてでも、いいのです。

 大丈夫、と思っても、
 大きなお金が動くとき。
 資産の大きな決定をするとき。
 「税」の一文字が絡むとき。

 必ず、事前に、お尋ね下さい。

 ほんとうに、ほんとうに、お願いです。
by expresstax | 2010-11-27 23:08 | プロフェッショナル
<< 税務と法務のクロスオーバーゾーン 資格試験合格、おめでとうござい... >>



税理士飯塚美幸のひとことメッセージ
by expresstax
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28
自己紹介
税理士・中小企業診断士

東京都港区元赤坂一丁目
松木飯塚税理士法人
ホームページ http://mi-cpta.com
電話 03(5413)6511

 相続税・資産税コンサルティング・税務対策・税務申告代理・税務調査立会・売上倍増指導・ 相続人様の精神サポート・後継者教育・税制改正分析・講演・著作

 人に会うのが大好きで、現場第一主義。
 この職業を選んだのも、たった一度の人生で、いろんなお立場の、いろんな職業のお客様と人生をともにして生きていく素晴らしさと醍醐味を知ってしまったから。
 相手を信じて情熱で意気投合してしまう。
 税理士の仕事は、お客様の人生と懐にしっかりと寄り添って、ともに手を携えて生きていくことだと信じる。 

 "Always Keep Faith"。
最新の記事
タグ
カテゴリ
以前の記事
検索
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


Skin by Excite ism