先日の、問題の解決のお礼とのことでした。
ご縁戚の方との土地の錯綜した権利関係を、ようやく解決なさったのです。
ご縁戚といえど、土地の賃貸関係となれば、地代の設定や諸条件で、
時には対立関係にさえなりかねません。
でも、その状態を、今回、解決の運びとしていただいたのです。
お客様からの、何度も、何度も、お礼を言ってくださるお言葉の端々に、
何代もにわたって、苦しんでこられたこと、
そのままでは自分の代では解決が付かなかったかも知れず、
次代に、問題を背負わせてしまっただろうこと、
何より、今回の解決を、当のお相手であるご縁戚様が、とても喜んで、
税理士さんにぜひお礼を言いたいとまで言ってくださっていること、
なんと、それまで、対立関係に近かったご縁戚様と、お話ができるようになったこと、
これまでの苦悩と、今回の解決でのお喜びが、伝わってきました。
ほんとうに、ご縁戚であるからこその、ご資産の問題の混迷が、
いかに重く、いかにおつらいものだったのか、
我々も、深く受け止めました。
でも、
お話しさせていただきました。
それは、税理士の力ではありません。
長年の問題を、解決しようと決意された、お客様の勇気こそが、
今回の解決のスタートだったのです。
ご縁戚様に対して、お話しにくいことを、勇気を振り絞ってお話になる
第一歩の決意をされたのは、お客様ご自身です。
我々は、そこに背中を押して、お膳立てをして、段取りをつけたに過ぎず、
全ての解決の源は、お客様ご自身の、勇気とお力だったのです。
これをきっかけに、またひとつひとつ、小さくても良いので、一歩ずつでも良いので、
問題を解決し、改善し、より素晴らしいご一族を、さらに作っていけるはずです。
そのための、お客様の勇気のお手伝いを、
我々は、心を込めて、もっともっと進めていきます。
ほんとうに、よかったですね。
ありがとうございました。
☆ ☆ ☆
東京都庭園美術館に行きました。
実は、見たかったのは、昭和8年に建てられたという朝香宮邸です。

馬車周り裏の植え込みのカラーです。
地植えのカラーは、初めて見ました。

館内は、写真が撮れませんから、画像はここまで。
かろうじて撮ったエントランスです。
床はモザイクタイルの象嵌。
正面は、ガラスレリーフの扉、天使像がレリーフになっています。
ガラスの右下に、ルネ・ラリックの名前が入っていました。
アールデコの建築に、しばし、歴史空間を漂いました。
