資産税の税理士ノート

スキー&スノーボード2004-2005

会社からの貸付・3 建設協力金

 ある企業様からのご相談です。

 会社が、営業のために、ある地主さんの土地上の建物を賃借します。
 その際に、建物価格相当額について、借り手である会社様が、地主さんに金銭で差し入れます。
 無利息です。
 よくある建設協力金方式です。
 無利息のケースも有利息のケースもあります。
 建物賃貸借ですから、借り手会社様は、地主さんへ、建物賃料も払います。

 その際に、無利息建設協力金は、問題にならないか、とのご相談なのですね。

 結論は、OKです。

 受け取る地主さんにとっては、無問題、というのは先日書きました。

 差入る会社様にとっては、無利息部分が、
 寄付金××/受取利息×× とならないか、です。

 建設協力金については、税務上も、民間取引上も、
 もちろん、第三者間の賃貸借が前提として、
 敷金や保証金的性格であるとして、整理がついているのですね。

 したがって、無利息部分があるとしても、支払賃料と相殺適状にあるだろう、と見るのです。

 無利息にしているとしたら、その分、賃料がリーズナブルになっているのだろう、と。

 では、賃料のリーズナブル度の説明が必要か。
 第三者間であれば、それも、綱引きの結果という判断になるでしょう。
 とはいえ、何らかの交渉過程が必ずあったはずですので、
 その間の経緯は、エビデンスとして確保して頂くべきでしょうが。

 会社と貸付金について、このブログで書いていましたら、
 たまたま、ご質問が関連しているので、
 取り上げました。

 どうぞ、ご無事なお取引をお進め下さい。
by expresstax | 2010-04-02 23:27 | 法人税
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税理士飯塚美幸のひとことメッセージ
by expresstax
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 人に会うのが大好きで、現場第一主義。
 この職業を選んだのも、たった一度の人生で、いろんなお立場の、いろんな職業のお客様と人生をともにして生きていく素晴らしさと醍醐味を知ってしまったから。
 相手を信じて情熱で意気投合してしまう。
 税理士の仕事は、お客様の人生と懐にしっかりと寄り添って、ともに手を携えて生きていくことだと信じる。 

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