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平成27年度税制改正サバイバルゲーム、そして福岡訪問

 税制改正のポイントが並んできています。

 今のところ。

1.法人税
  実効税率ベースで、2.4%台引き下げ
  中小法人軽減税率2年延長
  受取配当の益金不算入制度の課税対象拡大
     5%未満→8割課税、25~33%未満5割→8割課税
  法人の繰越欠損金見直し
  法人事業税の外形標準課税を2年で2倍に

2.所得税・住民税
  出国時課税制度創設
  NISA投資枠100万円→120万円
  子供版NISA新設
  住宅ローン減税延長
  ふるさと納税拡充

3.相続税・贈与税
  相続税基礎控除引き下げ・最高税率引き上げ(平成25年度税制確定)
  贈与税最高税率引き上げ、子・孫への贈与は税率緩和(平成25年度税制確定)
  特定居住用の小規模宅地の減額特例適用面積を拡充240㎡→330㎡(平成25年度税制確定)
  相続税の未成年者控除等増額(平成25年度税制確定)
  子育て資金一括贈与非課税制度創設
  教育資金の一括贈与非課税制度延長
  住宅取得資金贈与の非課税枠拡充(平成28年10月から?)
  みどりの贈与特例創設(?)

4.固定資産税
  空家の小規模住宅地特例廃止(?)
  小規模住宅地特例見直し?
  商業地の負担水準軽減措置廃止案は、見送り


 8月に出されていた各省庁の税制改正要望のサバイバルゲームも佳境です。

 ☆  ☆  ☆

 各省庁からの税制改正要望は、毎年8月に提出されます。
 そして税制調査会の審議が開始し、
 新規の項目の提案や廃止の提案も交えて、
 マルだのバツだの△だので、税収と絡ませて攻防戦が展開され、
 税制改正大綱に決着していきます。

 ほぼ半年の改正案決定プロセスは、
 提案する省庁や、利害関係者にとって、その法案のサバイバルゲーム。

 最後にたどりつく項目は、その政権と財務当局の政策意図とパワーバランスの反映です。
 

 ☆  ☆  ☆

 天地(あめつち)のはじめの神々の場所という表現がぴったりな美しい海と島々です。
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 高さ234mの福岡タワーです。平成元年築とのことですから既に築26年。
 この美しさは、ガラス張りならではです。
 ところで、全日本タワー協議会に加盟しているタワーは20あるそうですが、
 東京スカイツリーは入っていません。なぜなのでしょうね。
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 キャナルシティのイルミネーションです。
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 大濠公園の広大な池は、元入り江の干潟を黒田長政が外堀として整備したそうです。
 美しい公園です。
 水鳥が多数いる中、岸辺に一本足で立つ白い鳥が。
 鶴だ!とカメラを向けた瞬間、飛び立ってしまいました。
 この地域は「舞鶴」と呼ばれるそうですが、本当に鶴がいるんですね。
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 黒田如水・長政の広大な福岡城址、これは多聞櫓です。
 巨大な石垣が幾重にも多数そびえているのに、建物がほとんど残っていないので、
 太平洋戦争の戦災かと思ったら、明治維新で取り壊されたそうです。
 旧幕府勢力の殲滅への新政府の徹底ぶりに驚きました。
 現在は、再建復興計画が進んでいるそうです。
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 空港はクリスマスモードです。
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 キティちゃんの大きなクリスマスツリーがありました。
 キティちゃんが飛行機(ANAカラーですね。(^^))に乗っています。
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 羽田空港のLEDの誘導灯がイルミネーションのようです。
 LEDは、省エネとなるだけでなく、都市のあらゆる光景を変えていきます。
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 お客様が、お土産に持たせて下さいました。
 クリスマスの可愛いセットと、ご実家のお庭のダイダイです。

 御案内いただき、お疲れだったと思います。
 ありがとうございました。

 Merry Christmas!
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by expresstax | 2014-12-24 23:53 | 税制改正

相続税の簡易判定シートと相続税申告、そして冬の富士山

 ご相続のお客様のところに、分厚い封書が届いたとのことで転送していただきました。

 拝見すると、「相続税の申告等についての御案内」です。
 分厚い申告書類と、相続税申告の手引きや簡易判定シートが同封されています。

 これは、お客様が、相続税がかかると、税務署から目されているからです。
 税務署さんは、以前の相続実績や所得税申告等で、
 故人の財産概要は、既に掌握済み。
 そのうえで、ABC分析のうえで、相続税がかかるか、かからないか、ボーダーライン上か、
 分類、いざ亡くなったら、この分類に応じて、書類を送ってきます。

 書類は、亡くなった日から概ね4~5ヶ月後に送付されます。
 亡くなった人に、生前に所得があったら相続人が所得税の準確定申告をしていますから、
 その準確定申告も確認しながら、準確定申告の相続人代表宛に送られます。

 基本的に、この書類が来たら、
 母さんは、遺産少ないと思ってたけど、という場合も、
 念のためにチェックして下さい。

 税務署は、相続税がかかりそうだ、というデータを元に送っています。
 故人の財産について、相続人様はご存じないのは、仕方がないのですが、
 一番知らないのは、税理士(トホホ) であり、
 実は、一番知っているのは、データベースを既に持っている国税さんです。

 ☆  ☆  ☆

 「お尋ねには」、
 「相続税の基礎控除額に満たない場合等は、
 相続税を納付する必要がない場合には、申告書の提出の必要はありませんが、
 申告の要否を確認させていただくために、同封の判定シートの回答欄に該当事項を記入し
 てマルマル日までにご回答くださいますように・・」となっています。

 「相続についてのお尋ね(相続税の簡易判定シート)」でまずはチェック。

 これが非課税範囲内であれば、お尋ね簡易判定シートを提出すれば、完了です。

 そして、非課税枠は越えるけど、配偶者の税額軽減や小規模宅地の特例で、
 非課税枠内となる場合は、申告義務が生じます。

 ご相続から10ヶ月以内の期限内の遺産分割確定内容の申告書として提出すれば、もう、安心。
 特に税理士を代理人として税務代理権限証書と一緒に提出していれば、
 その後の全ての通知は、税理士経由で行われます。

 一方、
 遺言書や遺産分割の期限内完了で、
 配偶者の税額軽減や小規模宅地の特例を適用すれば、どうせ非課税枠内なんだから、と、
 税務署から言われてから提出すればいいや、というのも、ひとつの判断です。

 特例適用でゼロになるなら、期限後でも、延滞税も加算税も生じないからです。

 ただし、その場合は、代理人=税理士をたてていないので、
 国税さんのお尋ねや通知や電話は、全部納税者にダイレクトに行われます。

 対応は、相続人様でよく相談すべきでしょう。

 ☆  ☆  ☆

 冬の夕方の空気の澄んだ日。
 事務所の窓から、富士山のシルエットがくっきりと見えました。
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by expresstax | 2014-12-23 23:36 | 相続・贈与

贈与式、そしてお土産をありがとうございました。

 先週のこと、事務所でお客様の贈与式が行われました。

 ご家族でお集まりいただいて、

 贈与財産の詳細のご説明、
 小学生さんが契約書の読み上げ、
 感謝の言葉を述べていただいて、
 会議室に弊社からの花束をお持ちすると、歓声があがりました。

 とっても素敵なご家族の、とっても素敵な贈与のお手伝いをさせて頂いて、
 我々も嬉しくなってしまいました。

 ありがとうございました。


 ☆  ☆  ☆

 贈って、贈られて、助けて助けられて、一緒に幸せになれる、
 人のとってもシンプルな心のキャッチボール、
 それが贈与です。

 でも、こと、日本での贈与では、税金がついて回り、
 相続税を将来軽くするために、おじいちゃまが贈与したことにして、通帳を何冊も作っちゃったり、
 非課税範囲だったら、もらって当たり前じゃん、と呟くパラサイト君が育っちゃったり、
 相続税の税務調査で、国税さんから、尋問されて、
 贈与を受けているのに、「贈与受けてません!」と反射的に答えちゃう相続人様がいたり、
 贈与だったのかどうかで、裁判沙汰になっちゃったり、
 とっても、おかしな状態になっています。

 ☆  ☆  ☆

 贈与は、「あげるよ、もらいます」の諾成契約だ、という民法の説明をする専門家がいますが、
 それは、ヘン。
 贈与は、「あげるよ、もらいます、ありがとうございます」
 これで初めて成立するんです。

 親と子と孫。

 税務調査で聞かれたときに、

 特に親が資産家だったら、
 贈与受けてません!なんて答えは、ちょっとヘン。

 親にはあの本を買ってもらい、この服も買ってもらい、良い学校にも行かせてもらい、
 ほんとうに、よくしてもらいました。
 ありがたいことでした。
 それが、何か?

 というのが正答でしょう。

 ☆  ☆  ☆

 長男さんが住宅ローンと子育てで大変、というときに、
 お母様が支援して差し上げた。
 二人は、他の兄弟に知られたらまずい、とばかりに内緒のコッソリ贈与。

 そのコッソリ贈与が、お母様のご逝去後に、相続税申告の過程で他の兄弟に分かってしまい、
 そんなことは知らなかった、それは特別受益じゃないか!と、すったもんだの争続に発展。

 
 ☆  ☆  ☆

 いろいろ相続の、特に税務調査の現場を経験してきて、
 何かヘンだぞ、と感じてきました。
 これは何とかしなくちゃ、
 ということで、始めたのが、贈与式です。

 素晴らしい贈与が、想い出深い、ご家族の歴史になるように、
 そんな気持ちから始めた贈与式です。
 これまでにも、多くのお客様の贈与式を執り行わせて頂いてきました。

 これからも、お客様の素敵な贈与に、
 ずっとずっとご一緒できたらいいな、と思います。

 ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 お客様がお土産をお持ち下さいました。
 ありがとうございました。

 貴重な和菓子をお持ちいただきました。
 ありがとうございました。
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 なつかしい干し芋をお持ち下さいました。
 しっとりとやわらかな珍しいものです。これは一人分。楽しくいただきました。
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 神楽坂の楽山さんのお銘茶をお持ち下さいました。
 楽しみにいただきます。ありがとうございます。
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 フロインドリーブさんのクリスマスのシトーレンをいただきました。
 毎年、本当にありがとうございます。
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by expresstax | 2014-12-22 23:08 | 相続・贈与

平成27年度税制改正大綱は12月30日に、そして紅葉

 午前中に、平成27年度税制改正大綱決定が年明け1月9日とのことだったが、
 年内になる、とのお話しが飛び込んできました。

 情報を交換しあっているうちに、年内最終日になりそうだ、
 最終日って、仕事納めの26日か?とやっていて、 
 どうも、12月30日、というのが、着地点になりました。

 年内12月26日に緊急経済対策案をまとめ、
 30日に税制改正大綱決定、
 年明け1月9日に補正予算案閣議決定、
 14日には予算案を閣議決定というスケジュールになりそうだとのことです。
 
 財務省主税局さんは、「正月はないものと思っている」とコメントしているそうですが、
 はい、我々のお正月も、なくなりそうです。(>_<);;;;

 
 ☆  ☆  ☆

 お客様のご自宅を訪問しました。
 お庭の素晴らしい紅葉です。
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by expresstax | 2014-12-10 23:40 | 税制改正

「想い出草」

 お客様のお嬢様が、「想い出草」という小冊子をお持ち下さいました。
 ありがとうございました。

 お父様に先立たれたお母様が、夜も日もなく慨嘆し、
 数年経って、ようやくお気持ちを取り戻され、
 その想いを、子や孫に伝えたいと、したためたとのことでした。
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 冊子には、お父様が残されたノートをもとに、奥様の文章が、
 縦糸と横糸のように、美しく紡ぎ合って、お二人の生涯を織り出していきます。

 学徒出陣、出兵、従軍、敗戦、帰還、お母様との出会い、情熱に溢れた文通、それぞれの想いの日記・・・。

 その後お父様は、スーパーエリートへの道を駆け上っていき、
 日本の有数の財界人との交流を重ねつつ、
 トップクラスの職業人としての実績を築いていかれました。
 その後、退職、闘病、そして死。

 そのさまを、お母様は、ほとばしるかの筆致で描かれていました。
 読み進めながら、その想いに、何度も何度も、胸を塞がれました。

 関与させて頂いた税理士として、これほどの人生に、ともに歩かせて頂いた光栄を、しかと受け止めて、 
 お母様と、ご家族のご将来に、また、共に手を結びながら、歩を合わせながら、
 さらにさらに、お支え申し上げていきたいと決意しました。

 ありがとうございました。



























 
 
 

 
by expresstax | 2014-12-09 23:42 | お客様

クリスマスツリー点灯!

 事務所のクリスマスツリーをメンバーが飾ってくれました。
 光ファイバーが点灯すると、玄関口が鮮やかになりました。

 今年も、チョコサンタさんもオーナメントに仲間入りしました。
 チョコサンタさんは、「福サンタ」として、ご来所くださるお客様にもらわれていきます。
 
 この日も、お客様とご一緒に小学生のお孫様が来所なさいました。
 お菓子の詰め合わせをお土産に、帰りには、しっかり福サンタさんをお持ち戴きました。
 (実は、先に帰られた取材の記者さんには、渡しそびれてしまいました。すみません。)

 今年も、ご来所下さるお客様に、お幸せをお持ち帰りいただけますように。
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 弊社赤坂センタービル1階ロビーにも、大きなクリスマスツリーがそびえています。
 公開空地とその向こうの豊川稲荷の紅葉を窓にして、美しいロビーです。
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 大きいですねー。
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by expresstax | 2014-11-27 23:09 | 事務所

遺産分割協議は長丁場、そしてプルデンシャルタワーのクリスマスツリー

 ご相続人様たちにお集まりいただき、遺産分割協議を行って戴きました。

 ほぼ、協議内容は議論を尽くして、最終確認です。
 我々は、アテンドして、サポートします。
 午後から始まって、終了は、なんと夜9時過ぎ。

 海外ご赴任の相続人様に一時帰国していただいて、
 この日に完了しなければならないという至上課題があったからです。

 議論は、国内在住の相続人様が中心となって取りまとめ、
 全員CCメールで、絶えず情報を共有化しながら、進めてきましたから、
 内容は、全員ほぼご了解済みなのですが、

 改めてご遺産内容のご説明や、各資産の評価方法、
 ご選択いただかねばならない論点を報告し、検討していただきます。

 限られた時間であっても、
 徹頭徹尾、ご説明申し上げて、全員様によくご理解、ご判断いただかねばならないからです。
 これがおろそかになると、後日、ご相続人様が承継財産を抱えて、
 とまどってしまうことになります。

 相続とは、単にご遺産を取得していただくことではなく、
 取得したご遺産を、各人が、所有者としてさらにまた、発展させていただく道筋を作ることだからです。

 時間の途中には、金融機関の担当者さんに入って戴いて、
 免責的債務引受の手続を行って戴きます。

 弊社会議室は、椅子を増加して、満杯です。
 それでも、皆様は、きちんと説明を聞き、ご納得いただいてからは、
 大ハンコ大会です。

 債務や抵当権変更関連の書類が完了して、金融機関さんがお帰りになると、
 遺産分けの内容の最終確認のうえ、財産目録を仕上げて、分割協議書、
 さらに、各金融機関や証券会社さんの書類が山積み。
 それぞれに、署名、捺印を、バケツリレーよろしく、
 書類リレーでまた、大ハンコ大会です。

 書類を完成させて写しをいただき、完了と言いたいところですが、
 ご相続人様たちは、これで終わりません。

 承継したご資産の今後の整理や費用負担・毎年の税金等々、
 検討が始まります。

 弊社が予め準備していた、たたき台試算をもとに、対策をご提示しました。

 これについても、最後に選択や合意をいただき、
 最後の大ハンコ大会を展開して、完了となりました。

 ☆  ☆  ☆

 相続の手続はもちろん重要ですが、
 ご相続人様達にとって、最も関心が高いのは、今後のことです。
 
 ご家族やご家族のご資産の発展への途上で、
 相続は、その一つのプロセスに過ぎないともいえます。
 そのレールを、無事に安全に敷かねば、「相い続く」ことはできません。

 大変長い時間を、皆様が、よくがんばって下さいました。
 お疲れだったと思います。
 どうか、今日は、ゆっくりお休み下さい。

 ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 夜、遅くなってしまってからの、外堀通り。
 プルデンシャルタワーのクリスマスツリーが、寒気の中で、
 ビルのガラスに、映り込みながら、煌煌と輝いていました。
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by expresstax | 2014-11-25 23:34

お客様セミナー開催!

 事務所のお客様セミナーを開催しました。
 会場は、ホテルニューオータニのザ・メイン16階の、
 オータニの庭園と赤坂御用地を一望し、お向かいに弊社執務室も見え、
 晴れた日には、富士山が正面に見えるという会場です。

 今の体制になって初めての事務所セミナーですから。
 ホテルの宴会場担当者さんやお花屋さん、講師の先生と、細かく打合せのうえで臨みました。
 司会は弊社藤森税理士、冒頭ご挨拶は代表松木税理士、受付は古笛さんが担当です。 
 
 ご招待申し上げたのは、弊社顧問先様と、設立以来、弊社にご支援下さっている方々です。
 1時間も前からいらしたお客様もいて、全員お揃いいただき、感激しました。

 セミナーは2部構成です。

 第1部は、医師であり、住職でもあられる與芝眞彰先生の
 「医師として僧侶としてー高齢者医療への提言と事業の承継」です。

 與芝先生は、世界的な肝臓病専門医として昭和大学附属病院長や東京高輪病院長を歴任され、
 高輪松光寺第二十世住職としてご活躍中ですが、
 名高いB型肝炎訴訟で、患者原告団が当時の厚生省を相手取って、地裁敗訴だったところ、
 與芝先生の意見書により、高裁で逆転勝訴、最高裁勝訴へと繋がったことは、つとに有名です。
 
 今回は、高齢化社会での医療の問題だけでなく、
 医師そして僧侶としてのお立場から、手腕を振るわれている病院経営改革や寺院経営改革、
 ご自身が、医師であり住職であったご先代先生から同じ立場を引継ぎ、
 さらに、お子様が、それぞれ住職に、医師になられ、
 事業家業の承継を見事に成し遂げてこられた経緯についても
 我々が心配してしまうほど、詳しくお話しくださいました。
 ありがとうございました。

 休憩時間には、ホテル自慢のケーキとお茶でくつろいでいただき、
 第2部は、飯塚が「相続税増税を控えて相続対策としての任意後見・信託と一般社団法人の活用」について
 ご報告しました。

 後見や信託、一般社団など、相続対策として極めて重要かつ有効ですが、
 法制度が走り始めながら、刻一刻その取扱が変わってきています。
 お客様にご活用いただくにあたってのご理解をいただくよい機会と思い、
 弊社の業務での、様々な実務の蓄積から、
 一般の場ではお話しされにくい部分も含めて解説させていただきました。

 セミナーの途中から雨が降り始め、傘のご用意をさせていただき、
 お花のお土産をお持ち戴きました。

 最初のセミナーではありながらも、
 お客様が、とても暖かく、熱心にご参加くださり、
 とても感動しました。

 不行き届きが多々あったと思いますが、
 また経験を積み重ねて、より良い場をご提供できるように、努力していたきたいと思います。
 
 ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 会場までお土産をお持ちくださったお客様がいらっしゃいました。
 お気遣いをありがとうございました。
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 ヌーボーをお持ち下さいました。
 ありがとうございました。
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by expresstax | 2014-11-20 23:34 | パブリッシング

認知症サポーター、そして命のバトン

 認知症サポーターになりました。(^_^)
 

 認知症サポーターとは、次のアクションをする人で、
 認知症サポーターキャラバンの研修を受講するのが条件です。
 日本全国で、今年9月末現在5,445,126人になったそうです。
1.認知症に対して正しく理解し、偏見をもたない。
2.認知症の人や家族に対して温かい目で見守る。
3.近隣の認知症の人や家族に対して、自分なりにできる簡単なことから実践する。
4.地域でできることを探し、相互扶助・協力・連携、ネットワークをつくる。
5.まちづくりを担う地域のリーダーとして活躍する。
  

 サポーターの目印は、このオレンジリングです。
 サポーターとして行動するのはもちろんですが、
 認知症予防についても、積極的に動いていきたいと思っています。(^o^)/
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 ☆  ☆  ☆

 港区では、次の救急医療情報キットというのも配布しています。
 自宅で急に倒れて、救急隊員が駆けつけたときに、医療情報を正確に把握し、
 救急車の中で、早期に的確に対応するための情報をこの中に入れます。
 反対に、救急隊員が駆けつけても、情報がないために、検査から着手せざるをえず、
 結果的に救える命を失ったり、後遺症が残ったりする事例が多いのだそうです。

 そのために、写真上の筒の中に、本人の医療情報を入れて、
 冷蔵庫に保管、冷蔵庫のドアポケットは複数あるので、
 保管した棚のある冷蔵庫のドア部分に下の右側の磁石シールを貼付、
 自宅ドア内側に、下の左側のシールを貼付します。
 この筒は、細長いので、「命のバトン」と呼ばれます。
 医療情報は、本人記載の疾病歴や服用中薬、かかりつけ医の連絡先、保険証写し等を入れます。
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 区からは月400円で見守りセキュリティ設備を設置してもらい、
 救急隊員が駆けつけたとき、玄関ドア内側にシールがあれば、隊員は冷蔵庫を探し、
 冷蔵庫のシールのついたドア内の救急医療情報を取り出して、
 その間に救急車に運ばれた患者に対し、車内で移送中に、情報に基づいた救命や応急手当を開始できる、
 という仕組みです。

 今の日本には、一家に1台は、必ず冷蔵庫はあり、
 家具のなかでも冷蔵庫は、見つけやすいでしょう。
 飛び込んできた隊員に、医療情報保管場所をとっさに見つけてもらえる、最も探しやすい場所と言えます。
 アイディアですね。

 この日お会いしたお客様の区は実施していないようでした。
 救急隊は、都道府県が担当しているんですから、
 他区のバトンでも、救急隊は、気付いてくれるんじゃないでしょうか、と
 一人暮らしのお客様に、1本、お渡ししました。(^^ゞ
 冷蔵庫に、入れておいてくださいね。
















 
by expresstax | 2014-11-12 23:29 | 提言

お手紙遺言、そしてツワブキ満開

 事務所の公開空地は、ツワブキがびっしりと咲いています。
 建築から二回目の秋を迎えて、背丈がずいぶん高くなりました。
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 ☆  ☆  ☆

 先日のこと、お客様ご夫妻がご来所なさいました。
 普段は、後継者様が中心となって、打ち合わせさせて戴いており、
 ご当主様は、病み上がりであり、ご夫妻だけでご来所いただくと聞いてびっくりしました。

 ご用件は、遺言とのこと。
 実家に戻って後を継いでくれる決意をしてがんばっているご長男に、
 遺言で安心させてあげたいと、奥様が説明してくださいました。

 そこで、遺言書作成をお願いしたいと思ってきました、
 必要なことは、後日指示して下さいと。

 そうでしたか。

 いつも寡黙なご当主様は、この日も寡黙でした。
 
 ご当主様のご様子を拝見して、
 ならば、と、急遽、事務所の便箋とペンをお出しして、
 
 まずは、今、お心にあることを、書いてみて下さい、とお願いしました。

 思いつくだけでよく、
 整ってなくてもよく、
 税務上や法律上の検証など、不要。

 いずれきちんとした公正証書遺言としていただきますが、
 まずは、今日は、お気持ちのままに書いてみて下さい。

 突然の提案に、
 しばらく便箋を見つめていらしたご当主様は、
 おもむろに、書き始めました。
 長男○○へ
 次男○○へ
 長女○○へ・・・。

 文章が、自然にお手紙になっていました。

 お手紙は、ご家族へのお願いの表現で、
 暖かく、優しく、
 希望を託す文章でした。

 大企業の管理職を勤め上げたご当主様の文字は、
 病気をなさったとはいえ、かくしゃくと進みます。

 目の前で拝見していて、
 次第に、我々に感動がこみ上げてきました。

 文章を書き上げ、一部訂正をしていただいたりしながら、

 せっかくですから、今日の日付を入れましょう、とお伝えすると、
 年月日を入れて下さいました。

 せっかくですから、お名前も入れましょう、とお伝えすると、
 お名前を書いて下さいました。

 お手紙が完成しましたから、
 せっかくですから、冒頭に「遺言書」としませんか、とお伝えすると、
 
 しっかりと大きく、遺言書、とタイトルを入れて下さいました。

 封筒をお渡しし、これで自筆証書遺言が完成してしまいました。

 お家に帰ったら、忘れず、捺印して、訂正部分は消印して、
 それを、ファックスで弊社にお送り下さい、とお願いしました。

 書き終わると、ご夫妻は、お互いのお顔を見合わせて、
 晴れ晴れと、笑顔になられました。
 よかった、よかったと、何度も繰り返されました。

 この後は、公正証書遺言へと進めて参りますが、
 まずは、その第一歩です。

 ☆  ☆  ☆

 事務所からエレベータでご一緒し、青山通りまでご夫妻をお見送りすると、
 虎屋に行こうかね、オータニがいいかね、と
 お話をなさっています。

 どうぞ、ごゆっくり、なさっていってください。
 お二人の後姿をお見送りしました。

 ☆  ☆  ☆

 後日、奥様がお手紙を下さいました。
 とても美しい筆致で、感謝の言葉を書いて戴きましたが、
 感謝申し上げるのは、我々です。

 大切な、大切なご一族様のお手伝いをさせていただける光栄をいただき、
 まして、こうして感動をいただき、
 ほんとうに、ありがとうございます。
 (お手紙の写真掲載に、奥様が許可してくださいました。ありがとうございました。)
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by expresstax | 2014-11-10 23:10 | 相続・贈与