税理士飯塚美幸のひとことメッセージ

by expresstax

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 相続税の申告について、気付いたことがありました。

 税理士先生は、真面目に財産評価を積み重ね、真面目にご遺族とお話しになり、
 真面目に遺産分割を決められ、
 でも、その時には、申告期限は目前になっていました。

 金融資産を合わせれば、納税資金は十分すぎるほどなのですが、
 なにせ、遺産分割を経て、金融機関に名義変更しても、
 金融機関によっては、解約や名義変更までは、数週間かかってしまいます。
 
 すわ、納税資金がない!
 ということで、延納手続に駆け回るか、ということになりました。

 長い歴史のご家系です。
 所有不動産の登記簿に、国の担保が入ってしまうなど、
 誰が考えたでしょう。 

 真面目な先生、あるいは、不慣れな先生に、とてもとてもありがちなことです。
 ひとつをやったら、その次、それが終わったら、その次。

 決して間違いではありません。
 
 でも、ご相続は、民法、税法、登記法がからみ、
 税理士・司法書士・金融機関・税務署と、関係者が絡みながら進みます。
 そして、その中心には、ご相続人様がいらっしゃるのです。

 相続の最終プランを、まず立てて、
 次に逆算で、日程スケジュールを立てて、
 選択肢を提示して、選んで、進めて、またチェックして、進めて、

 それでなくても、お悲しみと、ご負担と、ストレスを抱えたご相続人様たちです。
 え、何か、大変な手続って、あったかな、
 税理士先生、そんなに大変だったんですか?と、
 ご相続人様に、最後に思って頂くくらいで、ちょうどいいのです。

 相続人様が複数いて、それが、ご近隣のお住まいでなければ、
 納税は、まず、スケジュール化での最重要項目です。

 金融資産の関係金融機関が多数になる場合は、
 手続が煩雑で、相続に関して無知で協力的でない金融機関や証券会社があると、
 それだけで、遺産配分がエンコします。

 可能な限り、相続のまとめ役さん名義でまず、相続手続を進め、
 遺産の詳細を計算して、最終分配が決まる段階で、遺産配分するようにします。
 代償分割の方法で、十分可能なのです。

 そして相続人代表のまとめ役さんと税理士で、
 分配財産から、相続税を天引きしてしまい、
 天引き後の代償財産を、各相続人様に配分してあげればいいのです。
 いわば、相続税の源泉徴収です。

 相続税のかかるような人は、人生の中で、
 税金の滞納なんて、一切、経験しすることのない人々です。
 その人々に、税金の納付で、数日を争うような、そんなストレスを与えてはいけのです。
 
 納税については、相続税申告の受任の段階から、スケジュール化して、
 ぜひとも、安心を与えて差し上げて下さい。

 よろしくお願いします。

 ☆  ☆  ☆

 事務所ビルのななめ向かいに羊羹の虎屋さんの本店ビルがあります。
 建替のために、この10月7日で、休業にはいりました。
 建替は、ご近所である鹿島建設さんが、担当するんですね。
 弊社のお客様も、弊社からのお帰りに、虎屋カフェでお茶してく、なんてお話しもよく伺います。
 

 虎屋さんは、もともとは室町時代に京都で創業、
 明治天皇の遷宮にお供して、東京赤坂に構えたとか。
 元赤坂の弊社ビルの裏側に、工場ビルがあります。

 これまでの9階建てのビルは、現在解体中ですが、
 工事現場の「解体工事のお知らせ」プレートをみると、
 解体工事の発注者は、株式会社虎屋さんの黒川社長が代表の「株式会社一五」さんです。
 本社ビル所有は、一五さんなのですね。
 長い歴史を繋ぐための法人利用には、工夫なさっているのが読み取れます。
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by expresstax | 2015-10-30 16:59 | 相続・贈与
 法人化をご検討中のお客様とのお話しです。

 役員報酬額を決めるのに、
 勤務時間や業務内容によって、どうしたらいいか、

 お知り合い様が、お知り合い様の会社での役員報酬について、
 税務調査で否認を受けてしまったそうなのです。

 ☆  ☆  ☆
 
 こうした金額認定の問題では、とてもよく出てくるご質問なのですが、
 会社からの報酬が、低いか高いかは、
 その法人の利益やその役員様の貢献度により、
 個別に検討して決めて頂くべきものです。

 役員は、法人との委任契約により、その経営責任の遂行の対価として、報酬を得ます。
 従業員(労働者)は、雇用契約により、その労働への対価として、給料を得ます。

 その基準は、全く違います。

 一番汗をかいた人が、一番エラくて、一番高い対価を得るなら、
 会社で、お掃除のおばちゃんが一番高い報酬になるでしょう。

 もしかしたら、お客様やお知り合い様の誤解の原因は、
 個人事業者時代に、
 ご家族が家族従業員=事業専従者としてお給料を受けていたときと、
 混同しているのじゃないか、という意見がでました。

 青色事業専従者は、まさに事業に専従して、
 その必要経費となる給与額は、
 
「労務に従事した期間、労務の性質及びその提供の程度、
 その事業の種類及び規模、
 その事業と同種の事業でその規模が類似するものが支給する給与の状況
 他の使用人が支払を受ける給与の状況
 その事業の収益の状況に照らしその労務の対価として相当であると認められるもの」
 (所得税法57条、所得税法施行令164条)
 とされています。

 これは、そもそも生計一で、同じ家族でポケットも一緒、
 そんな中で、給与ったって、お手盛り。そのままじゃ認めにくいよね、
 だけど、具体的にこうした労働をしているから、適正額は経費として認めるよ、という制度です。

 この家族従業員の給与必要経費算入額の問題と、
 家族であれ、会社法上の取締役の経営責任を負う家族役員の報酬が、
 
 どうも、ごちゃ混ぜになっているのではないでしょうか。

 あるいは、ごちゃまぜになっているのをいいことに、
 お知り合い様の会社の場合も、
 税務調査の場で、調査官が「ふっかけ・ゆさぶり」をして、
 あたかも、役員報酬も、労働の従事度合いで決めねば、という空気を醸しているのではないでしょうか。

 もちろん、役員という以上、名目だけの、なんら経営に後見しない役員では、論外。
 昔、野村沙知代事件なんてのもありましたが、
 いかに役員といえど、架空給与は、完全な脱税です。
 
 ☆  ☆  ☆

 中小企業の会計については、以前にもこのブログで書いた記憶がありますが、
 特に、数字に関すること、基準に関すること、税務上は認定に関わる部分については、
 しっかりとその法律の意味と、税務上の考え方を理解していただくことだと思います。

 そうして、胸を張ってどんどん発展していける、
 素晴らしい法人を築いていきましょう。

 ☆  ☆  ☆

 事務所ビルの公開空地の庭園は、黄色いツワブキが満開になっています。
 年ごとに、背丈が高くなっています。
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by expresstax | 2015-10-28 23:37 | 提言
 法人のマイナンバー通知書である「法人番号指定通知書」が弊社にも届きました。

 指定年月日は10月5日、発行者は、国税庁長官となっています。
 国税庁が、法人番号の付番機関とされているからだそうです。
 コピーすると、右上に「複写」のアブリ字が浮かびます。

 13桁、4数字毎に区切られていますので、何か分類があるのでしょうね。
 よい人、よい子は、いい波が向く、と読んじゃいました。 (我田引水(^^ゞ)

 でも、宛名の右下に、#◎◎◎の8桁の数字、
 左下に、ローマ字と7桁の数字。
 これは何でございましょう。(^^)

 ☆  ☆  ☆

 さて、この法人マイナンバーは、国税庁のトップページに行くと、
 右上に国税庁法人番号公表サイトのリンクがあります。
 今日、10月26日の夕方から公表が始まっており、
 会社名や所在地などから、検索できるようになっています。

 公表されているのは、法人番号と商号、所在地です。

 誰でも見ることができるため、今後、知らない法人が登場したときのチェックなどに使えますね。
 例えば、ここで所在地をチェックして、商業登記簿を取得すれば、
 これまでのように、
 会社の制限事項や、代表者の住所、設立日、取締役全員の氏名等、
 モロモロのことが把握できます。
 
 これまで、本店所在地が、会社創業地の社長の自宅だったり、
 営業上の本社所在地でない会社などもありましたから、
 商業登記簿を取得するのに、ラクになったといえます。

 じゃ、ここで出てるから、実在の会社かどうかは、断定できません。
 その点は、注意してくださいね。

 また、シンプルな商号の法人は、同じ名前が、ドバドバと引っかかってきますから、
 これは所在地と照合するしかないでしょう。

 それに、東京市麹町区なんて所在地の法人があるのを見ると、
 登記が更正されていないと、ほんとに古いままの名称や所在地表記になるんですね。

 というわけで、マイナンバーの波が、ひたひたと、足下まで来ています。

 ☆  ☆  ☆

 個人のマイナンバーは、ほとんどが11月送達になるそうです。

 こないだ聞いて、港区は25万人もいるんだから大変なんだね-、と言ってたら、
 平成27年4月1日現在で、
 世田谷区は89万人、練馬区は72万人、とか、人口の多い市区町村は、たくさんあって、
 港区は、実は21万人、全国でも50番目でした。
 人口の多い区ほど、マイナンバー送達も、それは大変な作業でしょう。

 個人マイナンバーは、簡易書留で配達されて、転送不可、
 不在の場合は、再配達はがきが郵便受けに入れられ、保管期間(7日間)は、
 再配達日指定が可能です。土日でも再配達してくれますから、
 注意してみておきましょう。

 ☆  ☆  ☆
 
 赤坂見附交番の冬桜です。
 10月初旬から咲いています。
 今年は、冬が早いのでしょうか。
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by expresstax | 2015-10-26 23:46 | 経営
 月刊税理平成27年11月号に論稿が掲載されました。 
 「会社の地方移転と税務」特集のうち、「土地建物等の譲渡と買換特例の適用」です。
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 7月号で、地域再生法の改正に伴い改正された特定資産買換特例の九号買換特例について扱い、
 今回特集でも、地方拠点強化税制との関連や特例選択のポイント等について、書かせていただいています。
 
 特に、対象地域については、買換特例で圧縮割合適用の対象となる集中地域と集中地域以外は、
 そのまま、地方拠点強化税制では、
 集中地域=地方活力向上地域以外、集中地域以外=地方活力向上地域(いわゆる「支援地域」)と、
裏腹の関係です。

 そのため、地方拠点強化税制の判定でも、この地域判定が必要となりますから、
 7月号の補訂版として、集中地域の一覧表を掲載していただきました。

 7月号掲載以後、首都圏整備法等を深耕してその行政区域等が判明してきた地域もありますので、
 編集部さんもご協力くださって、がんばって作りました。
 なので、一覧表については、7月号ではなく、11月号を見て下さいね。(^^ゞ

 が、まだまだ不備があるんじゃないかと思いますので、(>_<)
 ご当地の先生方、ここは、こうだよ~、というのがありましたら、ぜひぜひ、お教え下さい。m(_ _)m

 ほんとうは、内閣府の地方再生推進室さんあたりで、完全版、出してほしいな~と思っています。(^^)






















 
by expresstax | 2015-10-22 23:29 | パブリッシング

ペットロスと虹の橋

 お客様の大切なペットのNちゃんが亡くなりました。
 
 ご高齢のお客様は、Nちゃんの元気な頃は、近所の大きな公園で毎日お散歩するのを、
 このうえない楽しみになさっていました。
 
 でも、Nちゃんも、もう犬年齢では高齢で、病気をあちこちに頻発させ、
 そのたびに動物病院通いをして、がんばっていました。

 お客様は、それは悲しまれ、日に日に元気がなくなり、はたで拝見しても切なくなるほどでした。
 でも、この悲しみは、到底癒やすことはできません。
 我々も、ただ、つらいですね、としか申し上げられずにいました。私自身、ワンニャンに囲まれて育ちましたから、痛いほどわかります。

 しばらくした頃の月次会議のときに、あいかわらず意気消沈なさっているお客様に、
 そろそろNちゃんの跡継ぎをもらってはどうですか?とお尋ねしました。

 すると、ペットを飼ったら今度は先にお客様の方が先に行ってしまうんだし、
 長生きしたらまた見送らなきゃならなくなるでしょう、と
 周囲から、反対されてしまったと、肩を落とされました。

 そこで、
 お客様に万一のことがあったら、我々がお世話しますよ、
 でも、お客様がもっともっと長生きして、また一緒に見送れるようにがんばりましょうよ、と
 申し上げました。

 お客様は、お顔を上げて、深く頷かれました。

 ☆  ☆  ☆

 それからまたしばらくの時が過ぎて、今日、お伺いすると、
 玄関口に、茶色いモコモコが走ってきました。
 3ヶ月のトイプードルのLちゃんです。
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 最初、スマホの写メの音にびっくりしていましたが、
 すぐ、澄ましてモデルのようにじっとカメラに収まりました。

 Lちゃんは、チャンピオン犬の子なのだそうで、驚くほど賢く、美人で、
 ブリーダーさんからしっかりと躾を受けてきています。

 でも、さすがに3ヶ月。跳ね回り、飛び回り、私の鞄の金具を甘噛みし、すり寄ってきます。
 それをお客様は、目を細めて、とても嬉しそうにごらんになっています。
 そのお幸せそうなご様子に、我々も、よかったなあ、と、拝見しました。

 ☆  ☆  ☆

 「虹の橋」という伝説があったそうです。
 William N. Brittonさんなどが、これを詩にして伝えています。
 
 亡くなったペットの魂は、もう痛みからも苦しみからも解放されて、
 虹の橋のたもとの、暖かな日差しの緑の草原で、飼い主を待っている。
 するといつか、飼い主が、口笛を吹いて丘の向こうから現れる。
 走り、駆け寄り、互いに抱き合い、キスの嵐を浴びせ、
 もう二度と離れることなく、一緒に橋を渡って天国へと向かう、と。
 (著作権がありますので、勝手に意訳しました。)

 ペットロスは、つらくてつらくて、癒やしようもないものですが、
 それでも、Lちゃんを愛することは、Nちゃんを忘れることではなく、
 お客様がLちゃんに癒やされて幸せに生きて行かれることは、
 Nちゃんにも幸せなことなのでしょう。

 いつか、Nちゃんと、虹の橋のたもとで再会して、
 もしかしたら、Lちゃんも、我々も、順番に再び巡り会って、
 にこにこと、みんなで手を繋いで、橋を渡っていけたらいいなあと思います。






 
 
 

 

 
 
 
by expresstax | 2015-10-20 23:50 | お客様
 ご質問をいただきました。
 ありがとうございます。

 日本年金機構から「厚生年金保険・健康保険の加入について」の書類が届いた。
 強制加入だそうだが、自分の会社は、これまで加入していなかった。
 加入しなければ、立入検査をするとまで書いてある。
 加入したら会社の費用負担が大変となるが、どうしたらいいだろう、とのご質問です。

 本来は、社会保険労務士先生にお尋ねいただくべきで、
 また、会社の費用負担との相関は、顧問の税理士先生にお尋ねいただくべきことなのでしょうが、
 あるいは、お尋ねいただいた上で、
 サードオピニオンで、弊社にお聞きになったのかも知れませんね。

 ヘタなお答えをしたら、社労士の先生方から、職権侵害と、お叱りを受けそうですので、
 お答えできる範囲でお答えしました。
 ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 法律では、法人は、厚生年金と健康保険は、皆加入制です。

 法律=厚生年金保険法6条1項・健康保険法3条3項で、
 全ての法人事業所は、加入が義務づけられています。

 にも関わらず、これまでの長い歴史の中で、
 法人が、全部が全部、加入しなくても、ズルズルで済んでいたんですが、
 旧シャホチョーに象徴されるズボラな体質「も」持っていた(スミマセン)厚生労働省さんが、
 ようやく仕事をせざるを得なくなって、
 加入促進が謳われ始めました。

 もちろん、法律なのですから、さくさく手続するのが本来なのでしょうが、
 ただ、この事業者加入促進も、経緯があるようです。

 加入について検討するにあたって、この経緯も押さえた方がいいように思いますので、
 これについては、また今度。(^^ゞ

 ☆  ☆  ☆

 事務所エントランス植栽のツワブキにどんどんつぼみがついてきました。
 これが咲き始めると、晩秋ですね。。。
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by expresstax | 2015-10-19 23:32 | 経営
 お客様のお母様のお見舞いに伺いました。
 老人ホームにご入居なさっていて、今回も、ホームのお部屋に伺ったものです。
 お客様が送迎くださいました。

 ずっと以前にご挨拶させていただいてから、とても久しぶりでしたが、 
 でも、相変わらずお美しく、お会いできてとても嬉しかったです。

 ホームの皆様の暖かいご対応や雰囲気にも、とても安心しました。
 帰りには、お見舞いノートも書かせていただきました。

 お大事になさってくださいね。
 ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 帰りに、お客様と、近くの商店街の喫茶店でお茶させていただきました。
 お母様のお見舞いのたびに寄られるという商店街の光景は、お客様のお気に入りだそうです。

 トロ箱の積まれた魚屋さん、お茶屋さん、果物屋さん・・・。
 ほんとうに、ほっとする昔なつかしい空気です。
 ありがとうございました。
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 ☆  ☆  ☆

 朝から、外堀通り沿いが厳戒体制。
 制服警官が道沿いに10m置きくらいに立ち、パトや装甲車が車道際に停車、
 歩道の自転車走行路部分にも、銃携帯の警官が、集団でうろうろしています。

 なんだろねー、 と思いながら外堀通りを走りました。
 
 赤坂から虎ノ門にショートカットしようと、アメリカ大使館前を自転車で走ると、
 警備の警官に下ろされて、行き先まで聞かれるので、
 それよりは、マシです。

 首相官邸に、アメリカ海軍のトップであるリチャードソン米海軍作戦部長(Chief of Naval Operations)が訪問したのだとかで、その警備だったようです。
 
 横須賀には、米空母ロナルドレーガンが入港してるそうで、
 新安保法制での同盟強化が、着々と進んでいくんだなあ、と肌で感じます。
by expresstax | 2015-10-15 23:32 | お客様
 マイナンバーを巡る事故が、次々に報道されています。

 やれ、厚労省の役人が業者からの収賄でお縄になっただの、
 取手市発行の住民票にマイナンバー誤印字されただの、
 
 でも、これらは氷山の一角で、これからもっともっと出てきそうです。
 
 国民番号制度の先輩国である米国では、1935年から社会保障番号制度を採用していますが、
 今年2月に医療保険会社へのサイバー攻撃で8千万人分の情報が流出、
 5月にここでも書いたIRS(内国歳入庁)へのサイバー攻撃で10万人分納税者情報が流出
 6月に人事管理局から400万人の政府職員個人情報が流出と、
 事故が続出し、問題化しているそうです。

 もともとは年金受給制度のためにとの米国の社会保障番号が、
 銀行口座開設・住宅の賃貸・携帯電話の購入などで、
 身元確認に用いられるようになってきたからです。

 そして、社会保障番号だけでなく、数多くの個人情報の流出データが解析されて、
 過去申告や資産履歴を取得することができるようになってしまったのだそうです。

 そこから、盗んだ個人番号で税務申告を行い、税金不正還付を受ける「なりすまし詐欺」や、
 悪用が後を立たないとのことで、
 
 つまり、ダイレクトに個人番号を詐取しただけでは、一見何もできなさそうだけど、
 番号化されたことで、流出した個人情報が取得しやすくなっているのが、現在の結果なのだそうです。

 アメリカや韓国では、暗証番号(PIN=Personal Identification Number)利用による保護管理などの措置が検討されているようであり、
 オーストラリアでは、日本と反対で、プライバシー保護のために国民番号が廃止され、納税者番号制度に変わり、
 その納税者番号制度も、暗証番号制度とセットにしたんだそうです。

 ☆  ☆  ☆

 日本では、マイナンバーだけでは、各手続ができず、
 番号カード+身元確認で初めて手続ができる、とアナウンスしています。(内閣官房FAQ Q5-5)

 が、リアルの場面で、個人番号カードを提示すれば本人写真付きですから、有効でしょうが、
 ネット手続の場面では、現行では、マイナンバー頼りとなりますから、
 結果的には、アメリカや韓国で招来しているような事態は避けられないように見えます。

 既に諸外国での前例があるのであれば、
 日本も当然、初期段階で、制度設計に織り込んでシステム化しなければならないはずなのに、
 どうなっているんでしょうね。

 オリンピックの新競技場問題のデジャブ(既視感)のような気がしてきます。。。(-_-)

 ☆  ☆  ☆

 所用で虎ノ門に行きました。

 右が平成25年4月まで事務所だったグランスイート虎ノ門のエントランスです。
 正面は、虎ノ門ヒルズです。
 たった2年前ですのに、懐かしいものですね。。。。
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 虎ノ門ヒルズから外堀通りへ抜ける環状二号線旧マッカーサー通り(新虎通り?)には、
 自転車専用道があります。それも、左右にライン分けされて、自転車専用道としては画期的です。が。
 ずっと、この工事中感満載のまま放置されています。
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 既に道路開通や虎ノ門ヒルズ再開発がとっくに終わったみたいだったのに、
 東京都再開発事務所さんのイメージ図(平成25年5月)ではこんな風になるんだそうです。
 これによれば、ほー、自転車道幅2mは、歩道と完全分離、それも並木で分離となって、
 良い感じなんですが、
 でも、ほんとに、マッカーサー通りの方もこの後、道路壊して植栽帯を作るんでしょうか。
 そして、それまでは、コーンや柵での、不細工な分離帯を続けるんでしょうか。。。。
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by expresstax | 2015-10-14 23:03 | 法律
 ご相続の土地の現地調査と役所調査に伺いました。
 ありがとうございました。

 まず、お役所の担当部署で、土地の接道や幅員などの資料を閲覧したり、写しを頂いたり。
 この自治体は、開発が遅れ、整備が追いついていないにもかかわらず、
 土地単価が高く、かつ広域です。

 もっとも、通うこちらも、この窓口にはしょっちゅう伺うので、
 そのためかどうか、お役所の担当者さんも、慣れたもの。
 テキパキと説明し、よく答えてくれます。

 公道か、位置指定道路か、2項道路か、赤道か青道か、などにより、
 その法律上の取扱は全く異なるのですが、
 それでも、そうした状況を全く無視した路線価がズルッと打たれている道路が多いのです。

 道路後退部分は、幅員の指定と指定始点により、道路ごとに変わりますから、
 これも、図面上で書いてもらいます。
 
 都市計画の地区区分と合わせて、
 評価土地と建物は、既に建築基準法既存不適格になっていることがわかりました。

 ご担当者さんも、こちらの持参した相続税の財産評価基準書の路線価図をしげしげと見てくれましたが、
 うーん、税務署、もっとちゃんと付けろよ、と本当は、言いたいのかもしれません。

 また、隣接して、都市計画道路が着々と進んでおり、
 あと数年で完成ということもわかりました。

 既に用地買収が済んだ部分は、自治体の公園になっていますから、
 役所調査で、担当官に突っ込んで聞くか、
 一見公園となっている現地周辺や標識を、せいぜい注意深く観察することでしかわかりません。

 完成したら、当然路線価が付され、周囲は、路線価が急上昇することになります。
 これはまだ路線価に反映されていないようですので、よしとしますが、
 相続人様には、こうした情報を理解して遺産分割や将来計画を検討していただきます。
 
 今は、グーグルマップを始め、お役所のホームページの開示情報で、
 かなりの部分まで、事前確認ができます。

 そのため、重要な確認ポイントが予め把握できていた今回は、先に役所調査を行い、
 その後、現地に回り、役所で入手した図面のポイントをチェック、
 写真を撮らせて頂きながら、確認を進めました。

 ここが不十分だと、現地を見て、また役所に戻らねばならないことになります。

 広域な自治体は、役所と現地との移動距離が長い場合があり、
 移動計画も十全に練らないと、タイムロスになってしまいます。

 お蔭様で、お天気が良かったので、なんとか1日で調査をクリアできました。
 事務所に戻って、この調査結果の落とし込みに入ります。

 ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 お土産にお煎餅の詰め合わせをいただきました。
 ありがとうございました。
 お煎餅大好きさんがいますので、なによりです。
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 種なしブドウとシャインピオーネの詰め合わせを贈っていただきました。
 特約の農家さんからいつもお送り下さいます。
 お心遣いをありがとうございます。
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 お土産にお持ちいくださいました。
 みんなで分けて、たっぷりおいしくいただきました。
 ごちそうさまでした。
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 素晴らしいピオーネをたくさんいただきました。
 お心遣い、ありがとうございます。
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 先日の事務所セミナーのお礼にと、
 ピオーネとシャインマスカット、明太子ツナ缶と可愛いチャームを贈って下さいました。
 ブドウは、おやつに、
 明太ツナ缶は、お酒のおつまみにいただきますね。
 また、右端のメガネの女の子のチャームは、私へといただきました。
 実物は、こ、こんなに可愛くないのですが(>_<);; アクセサリーにさせていただきます。;;;
 ありがとうございました。
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 出版社のご担当者様が、とてもおいしいバームクーヘンお土産にお持ち下さいました。
 お気遣いいただき、申し訳ありません。ありがとうございました。
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 ご相談のお客様が、お土産にお持ち下さいました。
 フィナンシェの詰め合わせです。
 ありがとうございました。
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 代表がツーリングのお土産に買ってきてくれました。
 リンゴが丸々1個入ったバウムクーヘンや名産土産です。ごちそうさまでした。
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 お客様がお打合せに、お土産にお持ち下さいました。
 叶匠壽庵さんの和菓子ですが、包装紙の裏で、手作り封筒ができるようになっています。
 古き良き日本のセンスですね。ありがとうございました。
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 お客様からスープの詰め合わせをいただきました。
 残業食にいただきます。ありがとうございました。
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 財務教室にいらしたお客様がお持ち下さいました。
 おいしいお煎餅です。ありがとうございました。
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by expresstax | 2015-10-09 23:31 | 財産評価
 平成27年9月3日に成立した改正マイナンバー法では、
 マイナンバーと基礎年金番号の連結を延期し、
 年金機構でのマイナンバーでの情報提供や照会は、見送ることとされていました。

 今年平成27年5月の年金情報流出事件を理由に、改正法に修正が入ったからです。

 そもそもマイナンバー法の制定趣旨は、国民への最大の迷惑だった
 ズサン社保庁の年金問題の解決を最大の眼目としていたにもかかわらず、
 
 マイナンバー法の利用分野である「年金・医療・税金」の年金分野を外してしまいましたから、

 医療のメタボ検診や予防接種履歴の共有化という、ほぼ笑い話のような目的利用もありますが、
 目的は、正味、預貯金捕捉利用・税金利用・税務調査利用に純化されたのですね。

 国民には、そのために、制度予算と手間暇とリスクだけ負わされることになってしまったわけです。 
 発送が始まる通知カード受領にも、鼻白む人が多いことでしょう。

 ☆  ☆  ☆

 その流れで、平成27年10月7日、
 日本年金機構が、「お知らせ」の中のさらに「大切なお知らせ」として、
 「日本年金機構に提出する住民票について(お願い)」を公表しました。

 つまり、年金機構ではマイナンバーの利用ができないので、
 年金関連の書類に添付する住民票には、マイナンバー記載のないものを出してね、と。

 マイナンバー制定が最も必要だと、錦の御旗に鳴り物入りで要求していた分野が、
 マイナンバーを使わないでね、と告知する、
 トホホなギャグの世界です。

 こうしてバグフィックス(ミスの訂正)を繰り返し、
 非生産的な仕事を作り出すのも、お役人さんの首つなぎとなり、
 「一億総活躍」するための雇用の確保なのでしょうか。。。と。

 ☆  ☆  ☆

 日本政府、特に国税庁は、平成の初期からこの20数年かけて、
 かつてイギリスの流刑地だったオーストラリアから国民総背番号制を、
 多国籍人種の混在するアメリカから社会保障番号制度を、研究してきましたが、

 ようやく待望の国民総背番号制度を導入できたと思いきや、
 その導入には、今の日本の行政機関があまりに未成熟としかいえない状況であることが、
 露呈してきています。

 同じ民族で北と境界を接して徴兵制のもと軍事体制を堅持せざるを得ないお隣の韓国は、
 住民登録番号制度という国民総背番号制度の先行者です。
 が、ITの大衆化が進むなかで、現行制度では本人確認が十全ではないことから、
 既に改組が始まっているそうです。

 今年平成27年5月、アメリカでも日本の国税庁にあたるIRS(内国歳入庁)の納税者データ10万人分が、
 サイバー攻撃で流出していたというのも、記憶に新しいところです。

 トホホな日本が、
 これらの国の数十年後を追うトホホなシステムの今回のマイナンバー制度を、
 2千億円の大予算をかけて強行突破で進めている状況の進行に、
 注意を払っていきたいと思います。

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 8月にホテルオークラの本館営業が終了し、
 別館だけの運営になりました。

 夜の11時頃、別館の灯りは見事に全室点灯。満室なのですね。
 写真は、中央がホテルオークラ別館、
 左と手前が全日空インターコンチホテル、右がアークヒルズタワーです。
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by expresstax | 2015-10-07 23:00 | 資産運用