税理士飯塚美幸のひとことメッセージ

by expresstax

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 日経ビジネスオンライン2014年1月31日付に掲載されました。
 「キーパーソンに聞く」
 変わる確定申告~会社員にも税務署の"おたずね”が来る時代~
 です。
 日経ビジネスの読者層である30代~50代の部課長クラスの方々の確定申告有利情報を、
 たっぷりと盛り込みました。

 読者登録をしないと読めないかもしれませんが、
 ビジネスの情報満載のサイトですから、ぜひ、読者登録を!

 編集のM様とは、とても楽しくお話しさせていただきました。
 カメラマンさんに、事務所メンバーと一緒に写真を撮ってもらいました。
 ありがとうございました。














 
 
by expresstax | 2014-01-31 23:53 | パブリッシング
 平成26年1月15日付で資産税課情報第1号「租税特別措置法(相続税法の特例関係)の取扱いについて」の一部改正について(法令解釈通達)のあらまし(情報)が出されていました。
 1月27日に国税庁ホームページに公表されていたのですが、
 これが、昨年12月に出されていた改正通達の解説になっています。

 読んでみて、事務所で、おやぁ、と議論していたのは、
 租税特別措置法通達69の4-21(被相続人の居住用家屋に居住していた親族の範囲)の説明です。

 「被相続人の居住の用に供されていた家屋に居住していた親族(被相続人の相続人(相続の放棄があった場合には、その放棄がなかったものとした場合における相続人を含む。)に限る。)」の部分は、

 租税特別措置法施行令令40の2の第11項
 法第69条の4第3項第2号ロに規定する政令で定める者は、当該被相続人の民法第5編第2章の規定による相続人(相続の放棄があつた場合には、その放棄がなかつたものとした場合における相続人)とする。

 を引用しているはずなんですが、

 つまり、措令では、親族(相続人(法定相続人))としているのに、
 
 あらまし情報では、親族(相続人(法定相続人を含む)に限る)としています。

 この「含む」って、何?となったわけです。

 これでは、法定相続人以外の相続人、例えば、法定相続人が放棄したことにより新たに相続権を取得した法定相続人でない相続人も含むことになり、意味が変わるんじゃないかと。

 でも、後ろの「設例」を見ると、「被相続人甲の居住の用供されていた」など脱字があったりするので、国税さんが、相当あわてて書いたんじゃね?という議論になりました。

 でも、でも、です。

 この間、この小規模宅地の特例の税制改正では、
 平成25年度税制改正大綱では書かれていなかった二世帯住宅の区分登記要件が、施行令で盛り込まれたり、
 施行令では言葉足らずだった部分が、
 「改正税法のすべて」や改正通達でフォローされたり、
 施行令では、「認定を受けていた被相続人が次に掲げる住居又は施設に入居又は入所していたこと。」とあるのが、
 「改正税法のすべて」や改正通達では、「被相続人の相続の開始の直前において当該認定を受けていたかにより判定する」とされたり、

 法令からは読み取れない内容が、まるでバグのパッチ(当てつぎ)のように追加されてきました。
 
 だから、もしや、「法定相続人を含む」も、単なる勇み足のミスではなくて、新たな意味の追加なのかも?という
 不安も生じるという考え方です。
 まさかね、と思いますが。

 この揺らぎ具合は、ちょっと切ないなあ、という議論になりました。

 慌てて、近視眼的に逐字的な対応をしても徒労になるかもしれないので、
 ちょっと見守った方がいいかなと思います。






















 
by expresstax | 2014-01-29 23:06 | 相続・贈与

筆耕硯田

 原稿書きでカンヅメになっています。
 筆耕硯田(ひっこうけんでん)という言葉を思い出します。
 筆で硯(すずり)の田を耕し、という。

 「(羽根を)一本抜いては機を織り」というのは、鶴の恩返しでしたか。

 それでも、今日は事務所ニュースを出しました。
 前受賃貸料の消費税転嫁がテーマです。 
 ありがとうございました。

 がんばります。。。
by expresstax | 2014-01-27 23:57 | パブリッシング
 お客様の後継者様が、会社の立て直しと資産改善を進めています。

 数年前、弊社が顧問を担当し始めた頃は、
 ご当主様と、後継者様の経営方針が激突。

 大変なご資産家様ご一族、ご資産を築き上げ守り抜いてきたご当主様でした。

 しかしそのときは、借金してでも大きな箱物を残したいとするご当主様と、
 「借金は絶対に負いたくない」との後継者様。

 ほとんど親子喧嘩の様相でした。

 でも、その後、後継者様は、
 ほとんど無借金で新たな事業を興し、身を粉にして働きました。

 そして、なんと、従前の大きな年商に匹敵するほどの事業規模にまで大きくしてしまったのです。

 当初は、決算書さえご覧になったことがなかった後継者様は、
 弊社で、担当税理士とマンツーマンで会計財務を学ばれ、
 経営計画書を作り、予実管理を詳細データのもとに進めます。

 「今年は、もっと伸ばします。」
 今日の決算経営会議では、弊社作成の決算報告書をごらんになりながら、
 後継者様は、そう宣言して、具体数値を掲げられました。
 もう、追い越し追い越せです。

 ご当主様はといえば、当初は距離をおいていらっしゃいましたが、
 後継者様が、雨の日も厳寒の日も酷暑の日も、黙々とがんばっていらっしゃるのをごらんになって、
 見かねるように、少しずつ、お手伝いをなさるようになり、

 今では、後継者様のがんばりに目を細めて喜びながら、
 奥様とご一緒に、応援をしてくださるようになりました。

 後継者様は、実績を作り、結果を出し、がんばり続けたことで、
 言葉ではなく、ご当主様を、心底納得させてしまったのです。

 ああ、親子様だなあ、と思います。
 ずっとおそばで拝見しながら、感動を頂いてきました。

 資産の改善は、もっともっと進めて頂かなければなりません。
 課題は山積みです。
 一筋縄ではいかない問題ばかりです。

 でも、この親子様なら、困難な問題も、
 必ずや解決なさるに違いない、と思います。

 顧問税理士としての光栄をいただきながら、
 我々が、これからも精一杯、お支えします。  

 どうか、心おきなく、全速力で邁進なさってください。

 ☆  ☆  ☆

 土日の青山の国際連合大学本部UNUの前は、
 ファーマーズマーケットとして、産直野菜のテントが並びます。
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 農水省音頭の六本木ヒルズやアークヒルズのヒルズマルシェや赤坂のサカスマルシェとは違うのですね。
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by expresstax | 2014-01-22 23:15 | お客様
 日本では、不動産賃貸料は、前月受取の前受が慣行となっています。

 昨年来、前受賃貸料の消費税率の問題について、
 弊社顧問先様である事業系不動産オーナー様からテナントへ宛てて頂く通知書式を準備し、
 お客様に対応していただいていました。

 そして、できればオフィシャルな雛形を出してもらいたいものだと、
 公的機関に働きかけてきました。

 というのも、

 ここかしこに、3月に受け取る4月分賃料について、適用税率は5%だとの誤報が掲載され、
 オーナー様が質問なさっても、
 前受経理しているなら8%だ、などの怪答が蔓延していたからです。

 平成26年4月分賃貸料に適用される消費税率は、8%なのです。
 経過措置が適用される場合を除き、それが原則です。

 こんなシンプルなことであるにもかかわらず、
 例えば、不動産オーナー様が、テナントに、3月に受ける4月分賃料は8%と請求し、
 テナントが自社の顧問専門家に確認したら、
 顧問専門家が、5%だ、と誤指導したとしたら、
 テナントは、不動産オーナーを、なんと強欲なオーナーだと不信感を持つかもしれません。

 あるいは、テナントの顧問専門家が、「貸主が前受経理していれば」などと、指導したとしたら、
 テナントが不動産オーナー様に対して、「じゃ、決算書を見せてください」と要求してくる事態もありえます。
 とんでもないことになります。

 経営で、一番大切なのは、取引先との信頼関係です。
 不動産オーナー様にとっては、テナントとの万が一のトラブルも避けなければなりません。
 そのためには、テナントに、適法な税制を正しく理解してもらう必要があるのです。
 
 大手の不動産会社様などは、全く問題なく対応してくださっていましたのに、
 今回、最大の障壁が税務専門家だったという、悲しい現実がありました。

 ☆  ☆  ☆

 問題を重視した週刊ビル経営さんが、
 平成26年1月20日号でこの問題を取り上げ、

 公的機関が雛形を出してくれないので、
 弊社の作成した「消費税改正に伴うご請求額の変更について」という
 テナントへの通知文を掲載させてほしい、と依頼してきました。

 オーナー様のトラブルを少しでも防止するためと、掲載を許可しましたから、
 不動産オーナー様は、一日も早く、対応していただきたいと思います。

 ☆  ☆  ☆

 とそうしていた矢先、
 国税庁さんが、消費税引き上げについてのQ&Aをホームページに掲載しました。
 
 「消費税率引上げに伴う資産の譲渡等の適用税率に関するQ&A
 平成26年1月 国税庁消費税室 とクレジットされています。

 このQ&Aに、前受賃料の適用税率が掲載されています。
========================== 
Ⅳ 賃貸借契約に基づく使用料を対価とする資産の譲渡等
(不動産賃貸の賃借料に係る適用税率)

問6 当社は、不動産賃貸業を営む会社ですが、平成25年10月1日以後に契約する賃貸借契約(改正法附則第5条第4項に規定する経過措置は適用されないもの)における次の賃貸料に係る消費税の適用税率について教えてください。
① 当月分(1日から末日まで)の賃貸料の支払期日を前月○日としている賃貸借契約で、平成26年4月分の賃貸料を平成26年3月に受領する場合
② 当月分の賃貸料の支払期日を翌月○日としている賃貸借契約で、平成26年3月分の賃貸料を平成26年4月に受領する場合

【答】
 新消費税法は、経過措置が適用される場合を除き、施行日以後に行われる資産の譲渡等及び課税仕入れ等について適用されます(改正法附則2)。
照会①は、平成26年4月分の賃貸料であり、施行日以後である平成26年4月分の資産の貸付けの対価として受領するものですから、4月末日における税率(8%)が適用されます。
照会②は、平成26年3月分の賃貸料であり、施行日前である平成26年3月分の資産の貸付けの対価として受領するものですから、支払期日を4月としている場合であっても、3月末日における税率(5%)が適用されます。

=========================

 もっと早く出してくれれば、こんなに混乱しなかっただろうにねぇ、と
 記者さんと話しました。

 税務専門家は、これで右向け右をしてくれるでしょうから、
 とりあえず、これで混乱が収まるのではないかと思います。
 が。。。。(嘆)
















 
by expresstax | 2014-01-21 23:43 | 消費税
 不動産オーナー後継経営者の会様勉強会に伺いました。

 「週刊ビル経営」の編集者さんがお世話役を買って出て、
 毎回、弁護士先生や不動産のプロを招いて研鑽を積まれています。
 今回は、相続税をテーマにということで、講師を担当しました。

 前回講演させていただいたときは、相続税や相続法のあらましをレクチャーしましたが、
 今回は、後継者の皆様から、自由にご質問を頂く形で進めました、

 ご先代様からの法人への借入金をどのように処理するか、
 少人数私募債について
 一般社団法人を選択すべきかどうか、
 同族法人が債務超過の場合の自社株の有効な使い方、
 「節税策」としての保険の有効性、等々。。。
 
 大変面白いご質問、というより、かなりリアルなご相談が続々と飛び出しました。
 
 ホワイトボードに書きまくり、
 あっという間のお時間でした。
 
 さすが!
 高レベルです。

 若い後継者様たちを、とても頼もしく感じました。

 時間がタイトでしたので、後の懇親会には出席できず申し訳ありませんでしたが、
 楽しくお話しさせていただきました。

 これからも、若い力で、大いに発展してください。
 
 ありがとうございました。




















 
by expresstax | 2014-01-17 23:10 | パブリッシング
 消費税改訂の事前手続について、検討しています。

 ビル賃貸においてテナントから水道光熱費等の共益費等を受け入れる場合の消費税の取扱です。
 これについては、次の通達があります。
===========================
消費税法基本通達10-1-14 資産の貸付けに伴う共益費
建物等の資産の貸付けに際し賃貸人がその賃借人から収受する電気、ガス、水道料等の実費に相当するいわゆる共益費は、建物等の資産の貸付けに係る対価に含まれる。
===========================
 つまり、賃貸収入として、それが住宅以外で消費税課税対象となる不動産の貸付であれば、
 共益費等の受入は、貸付対価に含み、課税売上となるんですね。
 そこから実際の水道光熱費を払った場合に、課税仕入れと。
 消費税では、総額で、両建て経理を行うことになります。

 課税売上に含むならば、免税判定や簡易課税判定、比例配分等の処理に影響しますね。

 一方、次の質疑もあります。
============================
テナントから領収するビルの共益費
【照会要旨】
 ビル管理会社等がテナントから受け入れる水道光熱費等の共益費等は、いわゆる「通過勘定」という実費精算的な性格を有することから、課税の対象外としてよいでしょうか。
【回答要旨】
 ビル管理会社等が、水道光熱費、管理人人件費、清掃費等を共益費等と称して各テナントから毎月一定額で領収し、その金額の中からそれぞれの経費を支払う方法をとっている場合には、ビル管理会社等が領収する共益費等は課税の対象となります。
 また、水道光熱費等の費用がメーター等によりもともと各テナントごとに区分されており、かつ、ビル管理会社等がテナント等から集金した金銭を預り金として処理し、ビル管理会社等は本来テナント等が支払うべき金銭を預かって電力会社等に支払うにすぎないと認められる場合には、当該預り金はビル管理会社等の課税売上げには該当しません。
【関係法令通達】
 消費税法第2条第1項第8号、基通10-1-14
============================
 ここでは、原則的には課税対象だけど、預り処理をしている場合は、スルーして課税売上としない、と。

 つまり、個別の会社の経理の取扱に応じてね、となっています。

 多めに共益費として預かって、残り=利益がでてしまうようであれば、これはもう、家賃と同じ
 課税売上とすることになりますが、ほんとにほんとの実費精算で、実費配賦して、
 預り処理として完結できていれば、経過勘定としてよいのです。

 これらも含めて、検討しています。

 ☆  ☆  ☆

 アカデミー賞のノミネート作品が発表されて、こないだ観た「ゼロ・グラビティ」が挙がっていました。
 そうだろうねえ、と、納得しています。
 最優秀になるかどうかは別として、評価は高いはずですね、うん。(^_^)
by expresstax | 2014-01-16 23:17 | 消費税
 AERA2014年1月20日号に取材記事が掲載されました。
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 マネー特集の「40代からの相続入門(1) 大増税に備えよ」
-都市部で課税対象者が倍増/戸建て・会社員は他人事じゃない/親族とのトラブル回避-です。
 電車の吊り広告です。
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 とても丁寧な取材をしていただきました。
 40代世代へのメッセージ、伝わると思います。
 編集のN様、ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 雪も降りそうな午後。
 赤坂の繁華街、三筋通りを、小さな鳥が、チョンチョンと歩いていました。
 尾の長いグレーの野鳥セキレイのようです。
 赤坂御用地から、迷い込んできたのでしょうか。
 カメラを向けても怯えません。
 こんにちは。寒いのに、元気だね。
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by expresstax | 2014-01-15 23:17 | パブリッシング
 連休中に、不動産オーナー様のセミナーがありました。
 オーナー様団体の毎年の新年の総会とセミナー、そして新年懇親会です。
 毎年、この新年総会のセミナー講演の講師を担当しています。

 今年は、予めご質問をいただいた中からレジュメを準備し、講演としました。

 非常にレベルの高いオーナー様達ですから、
 法人化や一般社団等を使った税務対策や、納税猶予制度、
 野立て太陽光発電、資本的支出の判定、税務調査、など、多岐にわたっています。
 
 とても熱心にご聴講くださり、また途中の質問をいただいたり、
 ありがとうございました。
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 セミナーの後は、新年懇親会です。
 いつものセレスティンホテルのレストランを借り切っての楽しい立食パーティです。
 今年も、乾杯の音頭をとらせていただきました。

 今年もたくさんのご質問やご相談の方々が、後から後からお声がけ下さいました。
 ありがとうございました。

 ご相談対応で、食事ができなくなるだろうと、今年も私の担当さんがついてくださり、
 隙間をみては、食事やワインを準備してくれました。 
 お気遣いいただき、ありがとうございます。

 とても楽しくすごさせていただきました。
 ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 お休みの日に、映画「ゼロ・グラビティ」に行きました。
 一昨年の年末に「レ・ミゼラブル」に行ったきり、劇場に行くのはそれ以来です。;;;
 3D映画ですので、眼鏡をつけての鑑賞です。

 「2001年宇宙の旅」のオマージュと思える部分もあり、
 緻密に計算されたシナリオと映像、
 ほとんどリアルタイムで進行する90分の3D。
 圧倒的なリアリティは、まさに映画館で観てこその映画です。

 帰りは、いつものレストランで、ほろ酔いでした。





















 
 
by expresstax | 2014-01-14 23:53 | パブリッシング
 ちょっと思ったことがあって。

 ☆  ☆  ☆

 会計事務所に初めて就職した年でした。
 簿記3級レベルでしたから、入社以来、試算表の作成や伝票整理で明け暮れていました。

 職員10名ほどのその事務所では、
 男性が顧問先担当、
 女性は男性の補助として、
 計算やコンピュータ入力を担当するのが常例だったのです。

 入社6ヶ月ほどして、所長が突如、私に、顧問先担当を任命しました。
 男性補助をしていた先輩女性がどよめく中で、
 わけもわからず、担当を持たされました。

 そして新たな担当者として、顧問先にご挨拶に伺うことをご連絡すると、

 顧問先社長様が、事務所にすっとんで乗り込んできました。
 ウチの担当がオンナとはどういうことか!と大変な剣幕です。とても大きな生花業の法人です。

 ところが、所長は、ニコニコ笑って、
 まあ、やらせてみてください、と取り合いません。
 やってダメなら考えましょう。

 社長様は、不満そうに帰っていき、その後担当として私が会社に毎月伺うことになりました。
 当時の感覚で、経験たった6ヶ月、それも女性の新入社員に担当されるなど、
 社長様こそ、ほんとうにいい迷惑だったと思います。

 こちらといえば、お仕事の手順も分からないうえに、顧問先様のこともわかりません。
 事務所で先輩達にあまりに聞きまくるので、「なぜなぜ坊や」というあだ名を付けられて、
 七転八倒しながら、前任者の作成した前年資料と首っ引きで顧問先様の決算や申告をやっていきました。

 不手際もしでかしました。
 社長様は、それみたことかと言いたげに、
 何も分からないこちらに、ツベツベとご質問になります。
 わからないので、一生懸命調べます。
 一生懸命回答を探ってご報告します。

 社長様は、たくさんの従業員を雇用する経営者の目でごらんになっていたのでしょう。 

 そして、一生懸命お仕事させていただいているうちに、
 すこしずつ、ご信頼下さるようになったのです。

 そうして徐々に、担当が増えて、
 いろいろな業種の社長様や経理担当者様とお仕事をさせていただくうちに、
 会計事務所って、税理士って、なんと面白い仕事なんだろう!と
 この仕事が楽しくてしかたがなくなりました。

 その後、転職することになって、事務所を退職する日、
 あの最初の担当先の社長様が、
 事務所の玄関いっぱいの大きな花かごを、どーんと届けて下さいました。
 ありがたいことでした。

 ☆  ☆  ☆

 もし、最初のあの時。

 社長様が怒鳴り込んできたとき、
 所長が剣幕に押されて、私を担当から外したとしたら、
 私は、その後も男性の補助業務のままで、会計事務所職員としての人生を送っていたでしょう。

 あの時の所長の言葉がなければ、
 今、こうして税理士としてお客様にお仕えする人生もなかったのです。

 今は亡き河井正義先生という素晴らしい所長先生に、
 全く偶然に最初に師事できたことは、人生の最大のラッキーだったといえるのですが、

 自分の身の回りの、
 事務所メンバー、
 お客様の後継者様や、ご家族様、従業員様。。。

 若いからと、
 高齢だからと、
 オンナだからと、
 オトコだからと、
 経験がないからと、
 実績がないからと、
 資格がないからと、
 失敗したからと、

 マイナスをあげつらわれて、

 伸びようとして、伸びる機会が得られずにいる
 素晴らしい芽が、たくさんいます。

 だから、これまでも、そしてこれからも、言い続けていきたいと思うのです。
 「まあ、やらせてみてください。」
 そして、はてしなく伸びていって頂きたいのです。

 ☆  ☆  ☆

 先日、食事会で行った赤坂木曽路さん。
 七福神のお酒がありました。
 今年は、布袋さん。
 残り2つ、とのことで、2つとも買ってしまいました。
 お食事といっしょに、おとそ代わりに、みんなで少しずついただきました。

 毎年、1種類ずつの神様を出すのだそうで、
 あと6年、この時期に来れば、オリンピックの年には、七福神が揃うのか、と
 毎年通う気、満々です。
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by expresstax | 2014-01-10 23:29 | 経営