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株式保有特定会社の50%基準への通達改正、そして未央柳   

2013年 05月 31日

 ここで書いていた株式保有特定会社の取扱の改正、
 パブリックコメントが5月1日までとされていました。
 2月28日の東京高裁判決で納税者勝訴が確定していた吉野工業所事件です。

 そのパブリックコメントの結果発と、通達改正についての資産評価企画官情報が、
 今日5月31日付けで公表されました。

 改正通達は、パブコメ通り、
 大会社=従業員100人以上又は総資産簿価が製造業なら10億円以上、直前期年商20億円以上の会社は、
 株式保有割合が従来の25%以上から、50%以上の場合にのみ、
 純資産価額をベースとした評価方法。(財産評価基本通達189-3)とする、
 というのが内容です(財産評価基本通達189(2))。

 中小会社については、変わらず、
 結果的に小~大会社まで、株式保有特定会社の基準は、50%以上に統一されます。

 大会社が緩和されるなら、中小会社も、とのパブコメもありましたが、
 一蹴されていましたね。

 ☆  ☆  ☆

 適用時期は、平成25年5月27日以後の相続贈与に適用するとされていますが、

 平成25年5月27日以前相続贈与についても適用するとしていることから、
 平成24年8月27日以降の相続については、この評価方法で申告できる、

 さらに、過去の相続贈与税申告について、更正の請求(還付請求)も可能としています。
 還付申告については、平成19年8月27日以降相続、平成19年中贈与が対象になるんですね。

 これは、判決が確定したことに基づく、国税通則法23条2項3号の更正の請求規定に基づいています。

 でも、それ以前の相続や贈与については、国税通則法では救済はありません。

 吉野工業所事件は、平成16年開始相続ですから、それ以降は同等の取扱をすべきではないか、
 もっといえば、今回の判決敗訴による通達改正を、
 平成9年の独占禁止法の改正を根拠としているのであれば、
 そこまで遡って然るべきじゃないの?と思うのですが、

 それは、個別に争わなければならない、
 つまり、国税通則法根拠ではなく、
 不当利得返還請求や、国家賠償法の世界になってしまうということですね。
 考えさせられます。

 ☆  ☆  ☆
 バタバタと5月は終わりました。

 事務所下のKタワーの未央柳(びようやなぎ)が咲き始めました。
 まだまだつぼみがいっぱいですから、もっともっと咲きます。
 黄色の花は風水的にもいいのでしょうね。
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 事務所へのアプローチを、エントランス側から撮しました。正面が青山通りです。
 オアシスで築いた石垣に、どんどん緑が広がっています。
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 ビル裏面のサインです。
 右の並木は桂の木です。
 好きな木です。
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by expresstax | 2013-05-31 23:53 | 自社株

相続部隊の増強?そして赤坂御苑の赤   

2013年 05月 30日

 先日の日経新聞に、全国の税理士法人や金融機関が、
 相続税対応部門を強化、受注の争奪に対応しているとの記事がありました。
 平成27年から相続税の課税最低限が下がりますので、
 相続税を納税する人が激増することが見込まれていますから、
 ビジネスチャンス!とばかりに準備をするのは、当然なのでしょう。

 増税を迎えるまでもなく、弊社ではもう既に、ご相続の手続や申告のご相談やご依頼が
 ますます増えています。

 年間に亡くなる人は、平成7年頃の80万人からこの数年は120万人以上へと激増し、
 相続手続きや相続税納税の裾野自体が膨らんでいるのです。

 でも、採用を増やし、急遽相続法や相続税知識を叩き込んで人員増強を図って、
 どうかすると、お願いするお客様の事案が、
 新人さんたちのオン・ザ・ジョブ・トレーニング=On the Job Training=実地研修の
 踏み台代わりになってしまうのではないか、
 そんな不安を感じます。

 また、相続や相続税「だけ」の知識を付け焼き刃で学んだ人たちが、
 「相続専門」を謳うお仕事は、
 ほんとうに相続人様たちの人生のおためになるのか、
 これも疑問です。
 相続のお仕事は、そもそもが、税務だけでなく、法律や人生や資産の運用や、
 さまざまな要素がからむ、いわば総合業務です。
 相続法や相続税のわからない専門家も困りますが、
 相続法や相続税しかわからない専門家も困ると思うのです。

 相続部隊を増強して、新人さんを増やして、受注争奪戦をして、という展開に
 ちょっとハラハラします。

 基軸を揺るがすことなく、
 これまでも、これからも、しっかりお客様をお支えした業務を進めていきたいと思うのです。

 ☆  ☆  ☆

 赤坂御用地内の赤坂御苑の
 お池の周りに、丸い赤がぽこぽこ。
 アップで撮ってみました。ツツジですね。
 
 赤坂御用地は、見事な緑の森を形成しているのですが、 
 ただ緑が豊かというより、
 手入れが素晴らしいのです。
 植栽の剪定もさることながら、1片のごみや落ち葉さえ見当たらないほどの行き届いた手入れです。
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by expresstax | 2013-05-30 23:08 | 相続・贈与

テナント審査と不動産のプロの成熟度、そして赤坂雪華堂さん   

2013年 05月 29日

 新規の事業用物件の賃借の申し込みを受けたとご相談がありました。

 あれこれお尋ねしているうちに、
 これまで賃借人の入居時の審査をほとんどなさってこなかった事が分かりました。
 うーん。これまでが、ラッキーだったのでしょう。

 不動産を貸し付けるにあたっては、一般的に、最低でも次の書類程度は要求するでしょう。

 住居系物件の場合は、申込書・身分証・収入証明書(源泉徴収票や確定申告書・青色決算書)、

 事業系物件の場合は、申込書・会社案内・法人登記簿謄本・会社決算書(法人税申告書共)、
           連帯保証人である社長個人の確定申告書等 

 これらの書類は、いわば基本中の基本ですが、これまでの仲介業者さんは、
 住宅は身分証だけ、事業系は申込書と会社案内だけで、テナント付けしていたとのこと、
 非常に怖いことです。

 特に事業物件は、契約至上主義です。
 入り口で、ヌルい審査や ヌルい契約しかしないで、
 入居後に事業で下手ぐって賃料不払が起きて、立ち退き問題となっても、
 うっかりすると営業権を主張されてしまうこともあります。
 
 まずは、入り口から、厳格に対応して、
 ああ、しっかりした大家さんだなあ、これはいい加減なことはできないぞ、と
 しっかり思わせることです。

 もちろん、何としてもここに入居したい!ここで営業したい!
 と思わせるだけの物件にすることが第一ですが。

 また、入居審査に不安がある場合は、保証会社を使う方法もあります。
 テナントが、連帯保証人を連れてきても、有料で保証会社と契約することを条件にするのです。
 そうすれば、入居与信審査は、保証会社が、ガチガチにやってくれますから、
 保証会社のハードルを越えた入居者であれば、安心だな、という判断がつくでしょう。

 こうしたことは、税務には関係ないのですが。(^^ゞ
 お客様に失敗されて困るのは税理士なのです。(^^ゞ

 ご成功をお祈りします。

 ☆  ☆  ☆

 以前、貸し戸建てをなさっていたお客様の物件に、入居後しばらくして、
 契約した老夫婦ではなく、実際には反社会勢力さんが入居していたことがわかりました。

 お客様から連絡をいただいて、
 とんでもないことだと、賃貸借契約書を拝見すると、
 なんと、譲渡転貸禁止条項がない契約書だったのです。
 地元の不動産屋さんが、のどかに、作成していたもののようでした。

 ありえないことに驚きつつも、即座に弁護士の先生に連絡、
 一気に動いていただき、
 なんとか数ヶ月後に退去させることができました。
 
 これは、結果的にみれば、むしろラッキーな例といえるでしょうが、

 オーナー様というのは、親から相続した土地建物の場合、いわば不動産の素人。
 不動産業を営みながら、不動産の知識も訓練も受けていないケースが多いのでしょう。

 だからこそ、不動産のプロに仲介も頼むのでしょうが、
 日本の不動産のプロは、
 まだまだ、法的に未成熟で訓練されていないのが現状なのだと思い知らされます。
 
 ☆  ☆  ☆
 
 弊社はといえば、事務所を借りる立場なのですが、

 過去に、渋谷で三菱銀行さんの物件に入居したとき、
 赤坂見附で東急不動産さんの物件に入居したとき、
 そして現在の物件に入居したときも、
 辟易するほどコテコテに書類提出を求められました。

 帝国データバンクの調査を受けて、データベースに登載されたことが、後でわかりましたが、
 それ以降、急に個人向けにアメックスカードの加入のお誘いなどが増えたりしました。
 与信調査、信用調査というのは、そういうものなのです。

 良い機会ですので、よく研究して、良い賃貸経営ができるように、アプローチしてみてください。

 ☆  ☆  ☆

 赤坂雪華堂さんです。
 甘納豆の専門店です。
 赤坂には、みつまめの専門店の相模屋さん、羊羹の専門店の虎屋さん、
 単に和菓子屋というだけでないお菓子の専門店が集結しているのが面白いですね。
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 お店に入るとすぐに、買う買わないにかかわらず、お茶と甘納豆を出してくれます。
 とても赤坂らしい応対です。
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 お茶をすすりながら、物色していると、おや、新商品が。
 七福どら焼きだそうで。
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 はい、事務所のお土産の七福どら焼きです。
 白あんに、7種類の甘納豆のうち何種類かが入っているそうで。
 宝くじみたいですね。(^^)
 はい、これで皆様にも、開運福宝!です。
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by expresstax | 2013-05-29 23:05 | 不動産

イギリスの相続税制についての小代久美子先生のご講演   

2013年 05月 28日

 先週は日本税務会計学会の学会報告に出席するために、電チャリで、千駄ヶ谷の税理士会館へ。
 新事務所からは初めてです。
 お仕事でギリギリになってしまい、電車ではもう間に合わない、と
 電チャリに飛び乗りました。思った通り15分弱で到着しました。

 外苑東通りを北上して国立競技場を回れば、すぐ千駄ヶ谷の駅です。
 そこから新宿御苑沿いを走ると東京税理士会館です。
 青山一丁目から絵画館を経て国立競技場までは、緑の街路樹並木の美しい道筋ですから、
 もう、雨が降らないかぎり、電車乗り換えながらのチョイスはありませんね。

 講師は税理士受験校時代からの長ぁいつきあいの小代久美子先生です。
 イギリスの相続税制についてのご報告をいただきました。
 早稲田の博士課程で研究中の素晴らしい先生です。

 米国のように、原則としてプロベイトの手続きが必要とのことで、
 そうか、アメリカはイギリスから独立した国だったと思い出しました。

 原書を読みこなしながらのレポートということで、素晴らしいです!
 ありがとうございました。
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by expresstax | 2013-05-28 23:58 | 相続・贈与

馬券裁判とニュースの選択、そして赤プリのジャッキダウン完了   

2013年 05月 27日

 先週の木曜日。
 競馬の馬券判決で納税者勝訴、
 三浦雄一郎さんのエベレスト登頂、
 ニュースてんこ盛りでした。
 出先で、携帯でニュース検索しては、あれ、どうなった?のやりとりを繰り返していました。

 このブログに書いたのは、高幡台団地事件の控訴の件です。

 ☆   ☆   ☆

 大阪地裁の競馬の馬券判決も、従来、競馬の馬券の配当を一時所得として、
 当たり馬券の購入費だけを経費とするのではなく
 「多数、多額、機械的、網羅的に馬券を購入」していた今回の事件は、
 外れ馬券の購入費全部も経費とみる雑所得、との判断となったのでしょう。
 この後の裁判の行方を見る必要はありますが。

 ☆   ☆   ☆

 むかぁし、昭和63年まで、株式の譲渡課税は、非課税だった時代がありました。
 平成元年から原則課税化されたんです。

 これを話すと、若い税理士さんは、そんな馬鹿なぁぁ!とのリアクションになるのですが、
 そうだったんですよ。(^^)b
 
 多額の会社への貸付の認定利息課税が問題になった、パチンコの平和の事件は、
 事の本質は、株譲渡非課税のうちに、株を移転してしまおうとした同族の資金貸借が原因です。

 そんな株譲渡非課税時代にも、
 回数多、売買株式数大の、反復継続した事業類似取引は、総合課税=雑所得または事業所得課税だったんですね。

 今回の馬券裁判事件でも、当事者は、つまみ食い的に競馬をやったのではなくて、
 セミプロ的な、極めて膨大な取引をおこなっての配当だったのですから、
 考え方としては、昔の株譲渡課税のように、取引回数や売買株式数での判定で、
 課税区分判断を行うべきだったのだと思います。

 だから、反対に言えば、
 今回の判決があったからといって、時たまやる競馬の外れ馬券が、みんな経費になるかというと、
 税務理論上は、ちょっと違うんでしょうねぇ、となるのでしょう。
 
 ☆  ☆  ☆
 
 そういえば、お馬さんといえば、
 渋谷時代の事務所のすぐそばに会社があったサイバーエージェントの藤田晋社長が、

 「起業当初、USENの宇野康秀社長に『フェラーリと馬は買うな』と口を酸っぱくして言われたこともあり、個人のお金の使い方には注意してきたつもりです。」

 と語っていたことがありました。

 宇野社長は、藤田社長の起業前の勤務先インテリジェンス時代の先輩であり、ベンチャーの先輩でもあったそうですが、その先輩の言を大切に守っていたそうです。

 対照的に当時のホリエモンさんたちが、フェラーリやベントレー、競走馬を買い集めていたことへの教訓だったのでしょうね。

 ☆  ☆  ☆

 ニュースがいくつも生起するなかで、

 馬券判決は、税理士的には面白くても、
 三浦さんの快挙は、個人的には感動的でも、

 やっぱり、弊社のお客様には、高幡台団地事件かなあ、と
 そんなネタ選択をしている今日この頃です。

 ☆  ☆  ☆

 事務所執務室から、赤坂プリンスホテルの解体の様子を定点観測しています。
 とうとう、最下層までジャッキダウンしてきました。
 5月19日で完了したそうです。
 
 大成建設さんの「テコレップシステム」という解体手法で、
 「Taisei Ecological Reproduction System=タイセイ・エコロジカル・リプロダクション・システム(逆戻し再生工法)」というそうです。
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 4月10日の事務所の引越の日に撮した頃の部分は、消滅、縮んでいますね。
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by expresstax | 2013-05-27 23:35 | 税務手続き

株急落?!高幡台団地公団訴訟は住民側控訴   

2013年 05月 23日

 今日は株価が、一気に1万5千円割れ、
 1日で1,143.28 円(7.32%)下落したそうです。
 円も反騰して101円。

 お昼過ぎの銀行で、「ドルを円に替えたいんだが!」と背広姿の男性が飛び込んできました。
 その時点では、103円でしたから、正解、ですね。

 5月21日付事務所ニュースで、株式と為替の利益確定と、
 10%源泉分離課税譲渡について、報告していました。
 上手に売り抜けていただいた方もいたとかで、よかったです。

 ただ、あまり、短期的にふりまわされないように、じっくり見ましょう。

 ☆  ☆  ☆

 先日、ここに書いた高幡台団地公団訴訟

 耐震基準不足の建物について建替えは、借地借家法上の更新拒絶の正当事由となるとした
 平成25年3月28日の東京地裁判決について、
 住民側が、東京高裁に控訴していたことがわかりました。

 事務所の藤森税理士が調べてくれて、判決文まで入手してくれました。
 ありがとう!

 地裁判決で、仮執行まで認めることになっていますから、
 控訴審への道程で、どのような展開になるのでしょうか。
 目が離せません。

 ☆  ☆  ☆

 古くなった建物が震災などで崩壊するなり、事故になれば、
 その責任は、すべてオーナー(所有者)様にかかってきます。

 しかし、日本の借地借家法では、オーナー様から賃貸借契約の更新をストップするためには、借地借家法28条でいう正当の事由がある場合でなければならない、とされています。
===============================
借地借家法第28条(建物賃貸借契約の更新拒絶等の要件)

 建物の賃貸人による更新をしない旨の通知又は建物の賃貸借の解約の申入れは、建物の賃貸人及び賃借人が建物の使用を必要とする事情のほか、建物の賃貸借に関する従前の経過、建物の利用状況及び建物の現況並びに建物の賃貸人が建物の明渡しの条件として又は建物の明渡しと引換えに建物の賃借人に対して財産上の給付をする旨の申出をした場合におけるその申出を考慮して、正当の事由があると認められる場合でなければ、することができない。

===============================

 従来は、自ら住む、それなりの立退料などを払うということでなければ、まず正当事由としては認められませんでした。
 今回の高幡台団地事件で、耐震強度不足が、賃貸契約の更新拒絶の「正当事由」となると判断されれば、画期的な判決となります。

 耐用年数を大幅に経過し耐震基準不足の爆弾のようなビルやアパートを抱えて、
 莫大な立退料や営業保証料を払わなければ建て替えられないのに、
 現在の賃料ではその資金さえ蓄積できないと、
 苦しんでいるオーナー様たちがたくさんいます。
 
 高等裁判所の行方を見守りたいものです。

by expresstax | 2013-05-23 23:19 | 法律

教育資金非課税贈与は4月だけで250億円、そしてお誕生日おめでとうございます。   

2013年 05月 22日

 ここでも何度か触れた教育資金の父母祖父母からの教育資金非課税贈与制度。
 平成25年度税制改正で新設され、この4月1日から始まっています。

 この制度を使った贈与が、たった1ヶ月で、
 4信託銀行の4月末残高が250億円、契約件数4,000件に達したとのことです。
 1行平均62億円、1,000件、1件平均625万円、です。
 
 法律では、信託銀行に限らず、贈与後預金や証券会社での有価証券運用でもOKなのですが、
 1月の税制改正大綱では、「信託等」となっていたために、
 未だに、信託銀行で信託しなくちゃ、と思っている人も多いようですから、
 そのぶん、信託銀行に集中しているのかもしれませんが。

 それにしても、すごい勢いですね。

 ☆  ☆  ☆

 先日は、弊社代表社員のお誕生日。
 男子ですから、シブく行きましょう、と、赤坂の老舗「しろたえ」さんで調達しました。d0054704_1211824.jpg




















 はい、レアチーズケーキのハーフホールです。
 ハッピーバースデーの板チョコに細いキャンドルもつけてくれました。

 キャンドルを1本立てたところで、全員フリーズ。
 「マッチがない!」「ライターもない!」
 そう、ここは電力会社さんがオーナーの、オール電化ビルでした。(T_T);;

 そんなわけで、キャンドルは1本だけ。
 男子ですから花束もなし。スミマセン
 おめでとうございます!
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by expresstax | 2013-05-22 23:29 | 相続・贈与

忙しすぎない税理士よりレスポンスの良い税理士、そして税理士試験会場   

2013年 05月 21日

 事務所メンバーが税理士試験の申し込みに行ってきたとのこと。
 今は、東京物流センターや横浜スタジアムのアリーナが試験会場とのこと。
 大変ですね。

 早稲田や立教の冷房を止められた大学会場で、汗みどろで試験に挑んだ我々の頃に比べ、
 東日本大震災後、大学教室が使えなくなって後の試験会場は、
 幕張メッセや横浜スタジアムなどになり、
 去年は、幕張メッセだけで、6万人の受験生の1/3が受験したそうですから、
 冷房があるにせよ、その大変さは想像するに余りあります。
 がんばれ!

 ☆  ☆  ☆

 そんな話のついでで。

 以前の経済誌の特集で、良い税理士とはどんな税理士か、というテーマが挙がり、
 ある税理士さんの意見として、
①忙しすぎない、
②情報量がある、
③逃げ出さない、とありました。
 感心したり、苦笑したり、でした。

 ②や③は、いわば職業専門家としては当たり前のこと。
 むしろ、逃げていることに気づかない、
 目の前のお客様の苦しみに気づかない専門家が多いことのほうが問題かもしれません。

 仮に、情報量があったって、縦に書かれた条文を、横に書いただけ、なんて情報を提供されても、
 お客様は、自分の税務にどう活かしたらいいか、わからないでしょう。

 で、①です。

 まず、忙しいかどうか、というのは専門家サイドの話で、
 その専門家が忙しいかヒマかなんてのは、お客様には知ったこちゃありません。
 お客様には、自分にとって、どうかが問題なのです。

 次に、どう忙しいかは、その専門家がどんな仕事をするかで、
 全く場面が違います。
 記帳代行などの作業業務で忙しいのでは、お客様の複雑なご質問に即対応するのは難しいかもしれません。

 そして、優秀で、役に立つ専門家は、お客様が離さず、次から次に紹介が途切れないので、
 当然、普通にしていたら、忙しくなってしまいます。

 つまり。

 ポイントは、忙しいか忙しくないか、忙しすぎないか、ではなく、
 お客様に対して、どれだけレスポンス(=回答・対応のスピード)が良いか、です。

 優秀で、お客様本位の専門家は、
 どんなに忙しくても、必ずお客様の状況に寄り添って、状況をよく把握して、
 必要十分な回答と対応をするものです。

 離れていても、心一つに、必要なときに必要な助言をしてくれます。
 豊富な情報を、お客様のために組み立てて、適切に適時に提供し、提案します。
 対応とは、即解決とは限りません。
 すぐ対応して、将来の解決策をじっくり進めることも、対応です。
 
 それができるか、できないか、で、良い税理士・良い専門家は決まります。
 そうしている専門家には、自動的に情報が集まりますし、
 当然、逃げるなんて文字は、その専門家には、ありません。

 見極めるポイントは、一つ。
 質問したら、連絡したら、すぐ回答してくれるか、対応してくれるか、に尽きるのです。
 
 ☆  ☆  ☆

 じゃ、自分はどうよ、と胸に手を当てると、
 翌日のメールになってしまう、翌日のお電話になってしまう、なんてことが、
 しょっちゅうです。(>_<);;
 申し訳ありません!!

 まだまだまだまだ、ですので、がんばります。(^^)/ 


















 

by expresstax | 2013-05-21 23:42 | 税理士

アヒルの水かきはダメ・2、そしてサザエさんの銅像   

2013年 05月 17日

 親子・兄弟、支え合い、慈しみ合い、生きていく中で、
 成長し、独立し、家を離れ、
 特にご兄弟は、徐々に生活を別にして離れていきます。

 ご長男やご長女様は、
 お家と親御様を守り、
 経営を引き継いで、家事をして、介護をして、支えていきます。

 その過程で、
 借入が大変だったり、空室が出たり、従業員が急に辞めたり、
 介護が大変だったり、食事療法で苦労したり、病院へ洗濯物を運んだり、
 大きなことから、小さなことまで、
 様々なことが降りかかります。

 でも、その途中で、
 愚痴をいうこともなく、放り投げたりすることもなく、
 ご長男様ご長女様は、ひたすら黙ってやり抜いていきます。

 まさに、「あひるの水かき」です。

 本当は、とても大変な局面がたくさんあるのに、それを口には出しません。
 心配させないように、安心していつも実家に足を運んでもらえるように、
 心配事や悩み事は、じっと胸にふせたままです。
 愚痴ひとつ言わず、ご事業に、家事に、汗だくで駆け回ります。

 独立したり、婚家に嫁いだほかのご兄弟には、
 その姿が見えません。
 
 資産をお持ちの親御様のもとで、ご長男ご長女は悠々と過ごしてらっしゃるように見えます。

 そして、いざご相続。

 外に出られたご兄弟は、何の疑問もなく、相続分を要求なさいます。
 悪気なんてないんです。
 実家は順調に行っている、そう思い込んでらっしゃるのですから。

 この後には、
 事業上の借入返済や、
 遺された母上の介護や、
 祭祀葬礼の永代供養や経済負担や、
 実家を守るご長男ご長女に降りかかるにもかかわらず、です。

 ☆  ☆  ☆

 お客様に、いつもお願いするのは、
 「あひるの水かき」はやめましょう。
 お互いの生活と人生を「見える化」しましょう、ということです。

 大変なら大変なりに、困っているなら困っているなりに、
 吐露し合い、相談しあい、支え合って、
 ご実家を守る人も、独立した人も、みんなで力を合わせて
 親御様を守っていけるように。

 そのためには、「あひるの水かき」はいけません。
 ちょっとカッコ悪くても、率直に相談しあい、愚痴をいいあって。

 さらに、親御様は、
 がんばっている子のことは、他の子によく知らせて上げて、
 一緒に相談しあえるように、みんなが信頼し合えるように、
 お手紙でも、遺言書でも、必ず触れてあげてください。  

 ☆  ☆  ☆

 田園都市線の桜新町の近くまで行きました。
 八重桜並木が有名です。
 以前、この駅を使っていましたので、懐かしんでいたら、 
 おや、サザエさん一家が。

 波平さん、カツオくん、ワカメちゃん、フネさんの銅像です。
 去年立ったんだそうです。
 写真ではわかりにくいですが、波平さんの頭には、確かに1本、毛が立っています。
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 こちらは、サザエさん、タラオくん、マスオさんですね。
 バス停そばなので、人の流れが絶えず、シャッターチャンスがありません。
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by expresstax | 2013-05-17 23:53 | 相続・贈与

耐震基準不足の建替えは正当事由、控訴は?そして燃える西新宿   

2013年 05月 16日

 耐震性を満たさない賃貸住宅の立ち退きをめぐり、
 建物を所有する都市再生機構(UR)が入居者を訴えていた裁判で、
 この平成25年3月28日、東京地裁の判決では、
 URが主張する正当事由を認め、賃借人に退去を求める判決を言い渡しました。

 東京都日野市の高幡台団地73号棟は鉄筋コンクリート11階建て・250戸の同物件は築30年以上が経過し、耐震基準を下回っていたため、URが耐震性を理由とする建物明け渡しを求めていたものです。

 立ち退き対象となっていた被告7世帯については、明け渡しのほか、建物を明け渡すまでの違約金として1カ月当たり賃料相当額の1.5倍を支払うこと、訴訟費用を負担することを命令し、被告が控訴するかどうかにかかわらず、判決を仮に執行することも認めるという強烈な内容です。(週刊賃貸住宅新聞より抜粋)

 訴訟で耐震性能不備を立ち退きの正当事由として貸主側が勝訴するのは初めてだそうです。
 このケースは賃貸住宅ですが、賃貸ビルも含めて、今後の建替え、立退問題に大きく影響がでるでしょう。

 で、今なぜこんなことを書くかというと、
 この地裁判決で仮執行を認めるという強い内容ではありますが、
 もう控訴期間である2週間(民事訴訟法285条1項)は過ぎたので、
 住民サイドが控訴したかどうか、知りたかったのです。

 控訴していれば、高裁で争われることになりますが、
 控訴していなければ、この地裁判決で確定するからです。

 裁判所のホームページの判決例では掲載なし、
 気になって地裁に確認したのですが、事件番号での問い合わせにのみ回答、ケンもほろろ。
 トホホです。

 どなたか、この裁判の行方、ご存じないでしょうか。


 ☆  ☆  ☆

 西新宿方面の夕陽です。アイフォンのカメラの性能が低いために、西新宿が炎上してるように見えます。
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by expresstax | 2013-05-16 23:19 | 法律