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ご相続、そして愛宕神社の茅の輪

 お客様が亡くなられました。
 長い闘病の末、遺言や資産整理、ご気性のそのままに、すべての準備を済まされ、
 旅立って行かれました。

 お客様が亡くなられてからこのかた、奥様は、伏せってしまわれていましたが、
 ようやくお会いいただけるとのことで、お伺いしました。

 とても痩せてしまわれた奥様に、胸が締め付けられました。
 でも、変わらぬ笑顔を浮かべて、お菓子までご準備して、お迎えくださいました。
 ありがとうございました。
 
 手続きが始まります。
 ご遺言には、言葉の端々に、奥様を気遣う言葉が、
 子供たちが、母上を支えていくようにとの期待が、細かに綴られています。
 
 心して、ほんとうに心して、
 手続きを進めます。

 ご遺影を前に、誓いました。

 必ず一緒に、手を携えて行きましょう。

 ☆  ☆  ☆

 今日ではないのですが、お昼ごはんのあと、事務所のみんなで愛宕神社へ行きました。
 
 出世の石段です。
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 事務所メンバーが続きます。
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 千日詣りの茅の輪(ちのわ)です。
 6月23日~24日の両日に社殿前にしつらえた茅の輪をくぐってお参りすると、
 千日分の御利益あると昔から信仰されているそうです。ポイント加算、ですね。
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 境内にはそこここに、紫陽花が満開です。
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by expresstax | 2012-06-29 23:24 | 相続・贈与  

固定資産税資料を不開示とは

 週刊ビル経営さんで、固定資産税評価チェックについて、特集で取り上げていただいていました。
 
 その担当記者さんから、緊急の電話が入りました。

 新聞記事をごらんになったビルオーナー様が、所轄の都税事務所に行って、
 固定資産税評価計算資料の開示を求めたら、
 ない、の一点張りで、開示拒否されたそうなんですね。

 固定資産税評価については、
 固定資産税路線価をホームページで公開し、
 東京都の宅地補正率表を公開し、
 調整率表を公開し、

 それぞれの宅地について、価格を付しています。

 そしてその価格=固定資産税評価額の各土地の算定明細、
 つまり、標準宅地の評価単価に比準して格差率調整後の評価宅地の路線価、
 その路線価を画地補正率により補正した補正率調整後の評価額、
 評価額の時価変動の調整率により調整した固定資産税評価額
 
 これらが、土地の課税台帳にデータベース化されています。

 確かに、現行、各納税者に開示できるようには書式ができていないため、
 手作りで作成してもらうしかありませんが、

 納税者は、自分の土地の評価額の計算明細を、
 当然、確認する権利があります。

 その担当者は、初めてそのような開示請求を受けて、とまどったのかもしれませんが、
 あるものを、ない、と対応するのは、法的に、適切ではありません。

 記者さんを通じて、そのオーナー様が書類入手できる折衝の方法をお伝えしました。
 どうなるでしょうか。

 何とか、適切な対応が得られるように、お祈りしています。

by expresstax | 2012-06-26 23:53 | 固定資産税  

週刊東洋経済に掲載されました。

 週刊東洋経済の2012年6月30日号「あなたを襲う相続税」に掲載されました。
 
 「『わが家に限って』が危ない!“争続”を避ける知恵」での取材記事です。

 争族を未然に防ぐ遺産分割や遺言書の書き方のコツ、
 弊社のお客様たちに、円満相続を築いていただいた、
 とても大切なポイントを取り上げていただいてます。
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 ライターのS様・東洋経済編集のY様、ありがとうございました。

by expresstax | 2012-06-25 23:18 | パブリッシング  

ブラフ(ふっかけ)に負けない

 超好立地のビル賃貸のお客様のお話です。
 お客様のビル賃貸契約では、更新料規定があります。

 その所有ビルのテナントが、
 更新時に更新料を払わず、次の更新時に契約書を書き換えるという条項を入れるなら、
 今回のみ更新料を払うと、仲介業者さんを通じて、告知してきました。

 そのテナントは、ナショナルブランド(全国展開)の上場会社。
 上場会社なら安心と、仲介業者さんに勧められて、賃貸をしたのです。

 ところが、契約履行をするのに、契約変更を求めるという、とんでもない要求です。

 実は、このテナントは、昨年にも、東日本大震災直後に、賃料減額請求をつきつけてきた、という過去がありました。

 そのときは弁護士と話して、無視し、他の社会動向をみながらと、静観しました。
 世のオーナーにとっても、厳しい状況だったからです。
 結果、減額請求の話は立ち消えました。
 ブラフ(はったり・ふっかけ)だったのです。

 あの時期の緊縮ムードに流されて、オーナーサイドが折れてくるのを様子見していたようなテナントの姿勢に、お客様と我々は、腹を立てていました。

 そして、今回の更新料不払い。

 今回は、こちらも速攻、弁護士を通じて、内容証明で、
 契約変更には応じない、契約通り、期日までに更新料を払え、
 それが不満なら退去すべし、との旨を送達しました。

 確かに、事業賃貸の場合、更新料がない契約が多いのは事実です。
 もうこの時代に、更新料はダメなのか、と若干弱気になることもあるかもしれません。

 事業賃貸なのだから、契約至上主義。絶対、押し返せる!と、
 何度か、大丈夫ですよ、と、励まして差し上げながら、成り行きを見守りました。

 弁護士と、内容証明の期限がきたけど、音沙汰ないね、と話していましたら、
 するりと、更新料が振り込まれていました。

 やっぱりね、とお客様と顔を見合わせました。 
 結局、今回も、ブラフです。

 おそらく、強面(こわもて)の法務部が、タイミングを見て、自社に有利に、揺さぶりをかけることを常套手段としているのでしょう。
 弱気でいたり、動揺したりのオーナーさんは、耐えきれないと、屈服してしまうかもしれません。

 マーケット(市場)判断と、法の原則と、力の綱引きと。
 お客様は、今回の事件で学習され、また一段階、強くなられました。
 よかったです。

 難しい時代ですが、胸を張って、勝ち抜いていきましょう。 
 我々が、ついています。

by expresstax | 2012-06-22 23:56 | 不動産  

「月刊経理ウーマン」に掲載されました。

 「月刊経理ウーマン」さんの平成24年7月号に、
 「「固定資産税」のことがみるみる分かるQ&A」を掲載していただきました。

 会社で負担しながら、なかなかわかりにくい固定資産税について、
 その仕組みや、社宅などへの活用の方法について、
 経理担当の女性たちにもわかりやすく、ということで、書かせていただきました。
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 寄稿のご依頼をいただいたのは、このブログがきっかけのようでした。
 ありがとうございました。

by expresstax | 2012-06-21 23:02 | パブリッシング  

講師でいいとも!-ピンチヒッターリレー

 先週末のこと。
 ある新聞社の記者さんから緊急電話です。
 その新聞で、毎月税務Q&Aのコラムを書いており、そのいつもの担当記者さんです。

 その新聞社さんは、毎月、読者セミナーを開催していますが、
 今月末のセミナー講師さんが、講演できなくなってしまったそうです。

 もう、テーマを告知済みのセミナーとのことで、
 そのテーマで話せる講師を急遽探しているとのこと。
 建築がメインの税務がらみのテーマです。

 通常は、講師さんが、自分の代役を立てるのでしょうが、今回は、それが不可と。 
 記者さんは、飯塚なら、なんとかシャベってくれるのでは、といいます。
 が、テーマ内容を考えれば、
 私なんぞでは、受講者さんから「木戸銭、返せ!」と言われてしまいます。

 やはり、建築士の先生がよかろうと思い、
 そんな急にお話のできる建築士さんといえば、と、
 その道の第一人者、かつ税務にも造詣の深い建築士のA先生に連絡をとるも、
 週末で、もはやつかまりません。

 週明け一番で、A先生に連絡を取ると、もうその日は札幌の講演が入っていると。

 すると、A先生が、お知り合いのS先生へと連絡してみようと言ってくださいました。
 ところが、そのS先生も、既に先約あり。
 
 そのため、また別な先生にご連絡をいただき、
 なんとか、その先生が、講師に立ってくださることになったそうです。

 友達の友達の友達の友達、というリレーで、一件落着、となりました。
 担当くださる先生、そしてA先生、S先生、ほんとうにありがとうございます。

 思えば、私もこれまで20数年、講師を数々、担当してきましたが、
 講演で穴を空けることは、おかげさまで、一度もなくつとめてきました。
 どんなに熱があっても、不思議なアドレナリンで講演台に立ってきました。

 今回の、当初の講師の先生は、よくよくのことがあったのでしょう。
 記者さん、生きた心地がしなかったと思いますが、
 感謝の連絡を、今日いただきました。

 ほんとうによかったと思います。
 この、まるで、友達のリレー。
 考えようによっては、
 ピンチヒッターの先生たちと、新聞社さんとのいいおつきあいのきっかけになれば、
 これは、むしろ、良いご縁です。

 ご無事に成功していただけるようにお祈りしています。

by expresstax | 2012-06-19 23:32 | プロフェッショナル  

特定資産買換えの所有期間と先行取得、そして日比谷公園の芙蓉

 お客様からのご質問です。
 ありがとうございます。

 会社さんが、工場移転のために、所有土地を売却しようとしたところ、
 多額の税金が出ることがわかった。
 その土地は、来年で所有期間10年になる。
 では、来年まで売却を待って、でも、工場用地は、先に取得しちゃっても大丈夫ですよね、
 とのことです。

 租税特別措置法65の7の1項の9号特例ですね。
 長期保有資産の買換特例と呼ばれています。
 先行取得、OKです。
 所有期間10年超の土地等のこれからの譲渡で、
 取得資産が土地なら、300㎡という条件がつきますが、
 取得年の決算日から2ヶ月以内(通常は、法人税申告書の提出期限ですが)に
 先行取得の届出書を提出します。

 ただし!

 所有期間10年超というのは、譲渡年の1月1日現在で10年超という条件ですから、
 来年で10年になるということは、特例要件を満たすためには、
 再来年の譲渡、つまり、平成26年1月1日以降の譲渡じゃなくちゃダメなんです。

 ということは。

 先行取得の条件は、譲渡年の前事業年度での取得が要件ですから、
 今年の取得ですと、原則としては、先行取得になりません。

 とはいいつつも、工場建設で建築期間が3年かかるしぃ、とかの、
 やむをえない事情がある場合には、届出で、譲渡の3年前取得でもOKとされます。(租税特別措置法施行令39の7) 

 資産買換えは、タイムスケジュールが命です。
 特に譲渡のタイミングが最重要。
 よくプランニングしてください。

 ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 日比谷公園方面にチャリポタです。

 日比谷公園の北出口の芙蓉です。
 もう、夏ですね。
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 その外の歩道に。何という花でしょう。
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by expresstax | 2012-06-18 23:04 | 譲渡  

消費税増税3党合意、所得相続税増税は年末の25年度改正議論へ持ち越し

 すったかもんだかの一体改革議論は、3党合意が成立しそうです。
 
 合意内容は、

1.消費税

  景気条項名目3%実質2%成長目標として、
  平成平成26年4月から税率8%へ、27年10月に10%へ増税  
  8%導入時は、給付付税額控除と軽減税率を検討

2.所得相続税増税は、年末の平成25年度改正議論へ持ち越し、と。

 相続税増税議論を、平成25年度改正議論に、といっても、
 今回の一体改革法の増税案の再議論になるのでしょうから、
 平成27年1月増税が、現時点でなくなったのではないと思われます。

 お客様たちといっしょに、ハラハラして見守っています。

 ☆  ☆  ☆

 お土産をいただきました。
 お心遣いを、ありがとうございます。

 蜂の家さんのお菓子をいただきました。
 まゆ最中など、お茶請けにおいしくいただきました。ありがとうございました。
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 ルイ・ジャドのプイイ・フュイッセ2009年です。
 素晴らしいワインをありがとうございました。
 あまり冷やさないように、とのご指示。大切にいただきます。
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 源 吉兆庵さんの陸乃宝珠という生マスカットをお砂糖でくるんだお菓子です。
 毎月、ご来所なさるたびに、いろいろなお菓子を見つけてきてくださるお客様です。
 とってもおいしい生マスカットでした。ありがとうございました。
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by expresstax | 2012-06-15 23:07 | 税制改正  

固定資産税評価チェックでがんばるお客様、そしてピラミッドあじさい

 お客様が、所有土地の固定資産税評価チェックに挑戦なさっています。

 膨大な数の土地資産です。

 長い歴史の中で、
 今回が初めての、評価チェックです。

 自社資料だけでも膨大です。
 そこに自治体の資料を合わせ、首っ引きでチェックされています。
 封印されていた資料が、紐解かれていきます。

 それらの問題点や、確認点、ひとつひとつを相談していきます。

 大変な時間をかけての、血のにじむような、細かな作業です。

 お客様が、マラソン選手のように果敢に走って進まれる横を、
 税理士である我々は、コーチのように伴走して、
 一緒に拝見しながら、一緒に考え、一緒に走ります。

 情熱にも近い、日々をついてのお客様のがんばりは、我々を圧倒するほどです。
 感動しながら、見守らせていただいていました。

 そして、いよいよチェックをやり遂げ、
 問題点を列挙、
 次は、自治体への折衝に入られました。

 大変なご苦労です。

 でも、この集中した期間の、この作業は、
 お客様にとって、
 おそらく、これからご家系を担うお立場として、
 とても濃く深い血と肉になられたことでしょう。

 ご資産そのものを、筋肉質の質の高い財産へと鍛え上げる経営のプロセスのなかで、
 お客様ご自身が、たくましくご成長なさる様子を、
 眩しく、頼もしく、拝見しています。

 ほんとうに、素晴らしいです。

 あと、もう少しです。
 一緒に、ゴールへ進みましょう。

 ☆  ☆  ☆

 いよいよ梅雨です。

 お隣の東急ビルのピラミッドあじさいが、
 誇らしく開花しています。
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by expresstax | 2012-06-12 23:05 | 固定資産税  

どこでもホワイトボードとアマゾン、そしてお通夜

 テレビのカンブリア宮殿で、アマゾンのジェフ・ベゾスさんのインタビューをやっていました。

 先行投資での株主から理解を得ての赤字期間、でも、黒字転換、黒字進撃、
 ドア材改造の机、工事ランプをまとめたシャンデリア、お客様対応以外の部分は徹底した節約、
 ビジネスの参考書のようなアマゾンの発展です。
 
 途中、目を剥いた画面がありました。

 シアトルの11棟ものアマゾンの本社。
 エレベータの中壁、廊下の壁、室内壁、いたるところがホワイトボードです。
 ちゃんとペンも黒板消しもあります。

 思いついたときに、すぐ書き留める、
 わからないことを書いておくと、誰かが回答を書き入れてくれる。
 やってたんですね。

 ☆  ☆  ☆

 実は、エクスプレスの事務所移転の際に、
 内装工事屋さんに、事務所執務室内の壁をホワイトボードにしてほしいと頼んだのです。
 いつでもどこでも、ディスカッションしたり、図示したり、できるように、です。

 2人くらいの打ち合わせならテーブルに紙でもいいでしょうが、
 3人以上で、ビジュアルにブレーンストーミングするなら、
 それも、思いついたときに、そこにいる人たちでブレストを巻き起こすなら、
 ホワイトボードがベストです。

 ところが、工務店さんがさんざん探してくれても、ボード素材自体が販売されていない、
 そんな工事の前例はない、と。(オフィス工事では最先端の工事屋さんでしたが。)

 わずかに数カ所、出来合のホワイトボードをつけてくれましたが、
 スイッチを避けたりで、ほとんど届かない場所に設置されてしまいました。
 使わなかったわけじゃないですが、有効には利用できません。
 がっかりしていました。
 
 ところがなんと、アマゾンはホワイトボードだらけの社内。

 別にアマゾンがやれて、ウチがやれなくて、と言うつもりもありませんが、
 アメリカの土壌を、羨ましいなあ~、と思ったものでした。

 ☆  ☆  ☆

 夕方は、先輩税理士先生のお父様のお通夜に伺いました。
 
 入社して、すぐその先生の部下になり、
 生命保険会社で鍛えられていたその先生の指導の下、
 従前の会計事務所の仕事の仕方を完全に捨て去って、
 お客様ビジネスの基本やあるべき専門家のビジネススタイルやビジネスの発想を、
 徹底的に叩き込んでいただきました。

 先生から見れば、
 とんでもない女税理士を部下として押しつけられて(当時、所内で女性税理士は私一人でした)、いい迷惑だったと思いますが、見放さずに指導してくれました。

 新橋の飲み屋さんで、夜中まで、自分たちがどんなビジネスをしていくのか、
 事務所をどうしていくのかなど、飲んでは吼えて気勢をあげていたものです。

 先生は独立してからは情報発信業に転換してしまわれましたが、
 先生の情報感性、経済やビジネスの捉え方には、今も勉強させていただいています。

 そのお父様のお通夜では、焼香後、一緒に伺ったかつての上司たちと、
 河岸を代えてノミニケーションに行きました。
 ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 先生には、お父様亡き後、ご長男としての責任もお大変と思います。
 どうか大切にお送りください。

by expresstax | 2012-06-08 23:18 | プロフェッショナル