税理士飯塚美幸のひとことメッセージ

by expresstax

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 国税さんの税務調査の新人研修のテキストを見る機会がありました。

 具体的な資料にもとづいて、何を発見し、どう指摘し、どう指導し、
 どう否認するか、といった手取り足取り、微に入り細に入り、の内容です。

 新人研修テキストですから、
 多少臨場調査に慣れた税理士なら、まあ、こんなものかな、と思える内容ですが、

 もちろん、あちらはプロ。
 だから、そうした研修が行われるのは、当然のことといえば当然なのですが、
 片や、税理士の場合、修行時代のボスや上司や先輩を、見よう見まねで覚えるだけで、
 オフィシャルなマニュアルや実務研修の機会は、ほとんどないと思います。

 時折見かける元国税出身税理士さんの税務調査対応法的な研修も、
 決して体系だって行われているようには見えません。
 (その理由は何となく想像がつきますが、ここで書くのは控えます。)

 でも、税理士こそ、税務のプロなんです。

 体系だった顧客指導法や調査対応法など、なんとか準備されないものかなあと思いながら、
 そのテキストを読みました。
 
 ☆  ☆  ☆

 事務所のエントランス前の里桜の横。
 やはり大きな桜の木があったのですが、
 移植からわずかで枯れてしまったのか、邪魔だったのか、
 根元からバッサリ切られています。
 植え替えられる様子もありませんね。

 でも、その根元に、かわいい小さな花が。
 紫カタバミですね。洋名オキザリスです。
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 桜の切り株に白いものが。
 なんと、キノコですね。うーん。
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by expresstax | 2012-05-31 23:47 | 税務調査
 顧問先様の従業員さんが、退職することになりました。
 顧問先様は、雇用保険の離職票をお渡ししたりの手続きをなさっています。

 そのとき、辞める人の、今年の退職日までのお給料の源泉徴収票も、
 一緒に渡してあげてください。

 ☆  ☆  ☆
 
 転職して入社した人が、年末調整の時期になって、
 前職の源泉徴収票をもらってなくて、前の職場に請求しても、なかなか送ってもらえず、
 年末調整がみんなより遅れちゃう、なんてことが、しばしばあります。

 さすがに、離職票はさしせまってなので、発行しないなんてあり得ないと思いますが、
 源泉徴収票は、忘れがちなようです。

 とてもよく見る光景ですので、書きますね。

 これってバツなんです。

 バツは、その辞めた従業員さんがバツなのではなく、
 前職の勤務先さんがバツなんです。

 というのは、会社は、退職した人のその年の在職期間の給与の源泉徴収票を、
 その退職の日以後一月以内に、本人に交付しなければならない、
 とされているんです。(所得税法226条)

 税法では、1ヶ月以内とありますが、これは、給与の締め日や計算期間の都合など、
 余裕をみたアローアンスであって、
 基本的には、退職時に、とっとと渡しちゃうのが一番いいんです。
 退職時に、退職者本人に渡すものといえば、雇用保険の離職票などもありますね。
 退職金のもらえる人は、退職所得の源泉徴収票もいっしょです。

 これって、実は、源泉徴収票を渡す方の会社にとっても、合理的なんです。

 だって、従業員さんが退職するときは、給与担当者さんは、
 退職日までの給与計算をして、給与支払いをして、
 給与明細を渡したり、住民税の特別徴収の精算をしたり、するじゃないですか。

 そのとき、一緒に年間給与と年間所得税を計算して、さくっと源泉徴収票を作ってしまえば、
 同じお仕事の流れで、できてしまいます。

 それなのに、退職時に、わざわざ源泉徴収票「だけ」作らずにおいて、
 いざ、何ヶ月も経った後で、ご本人から、源泉徴収票くださ~い、と言われてから、
 あれ~、誰だっけぇ?とか言いながら、
 古い給与台帳や源泉徴収簿を引っ張り出して、
 給与ソフトを立ち上げて、という作業を、またぞろやらなくちゃいけなくなるわけです。

 時間の無駄!ですね。

 それに、ちゃんと退職時に渡しておけば、
 万一、退職従業員さんが、再発行して、と言ってきても、
 渡してますよね、と恩に着せて再発行してあげればいいですが、

 渡していないで、
 源泉徴収票を1ヶ月以内に本人交付しないのは、法律違反だ、なんて、
 元従業員さんが知ったら、
 新しい職場には気まずいでしょうし、 
 激怒もんでしょう。
 
 というわけで、退職者についての一連の手続きの中に、
 源泉徴収票の交付、必ず、入れておいてください。

 ☆  ☆  ☆

 お客様をご訪問しました。

 エントランスの花壇で、バラの花がお出迎えしてくれます。
 木立のバラですね。
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 大輪のバラも。丹精されていますね。すばらしいです。
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by expresstax | 2012-05-30 23:49 | 所得税
 このところ、定点観測的に書いてきたグリーン税制。
 使えねーなー、というご報告ばかりで、スミマセン。(^^ゞ

 そもそも、平成24年4月1日から施行された24年改正措置法で、太陽光発電設備及び風力発電設備に限り,100%即時償却制度が創設されてました。

 でも、太陽光発電等については、結局、個人や法人の賃貸事業では使えない、住宅では使えない、ということで、「使えねーなー」、だったんです。

 さらに、改正法としては成立したものの、この法律根拠となる再生可能エネルギー特別措置法(再エネ特措法)の「再生可能エネルギー特別措置法の一部の施行期日を定める政令」が、この5月22日に閣議決定され、ようやく、今日、5月29日以降に認定を受けた太陽光発電設備等について、即時償却の対象となると。
 つまり、昨日以前のものは、税法では法律があっても、税法がひっぱっている再エネ特別措置法の施行日が決まってないので、ペンディングだったわけです。(平成24年改正租税特別措置法法附則19②③等)

 なんのこっちゃ、といいたくなるも、
 じゃ、これで5月29日以降は使えるか、といえば、さにあらず、
 再エネ特別措置法というのは、7月1日に施行され、その再エネ特別措置法の認定発電設備についての認定基準要件が、まだ決まってないんですね。
 もちろん、要件が決まらないと、適用できるかどうか、わかんない、わけです。
 そんなリスキーな設備投資、誰がやるかい、です。

 んでね、そもそもこの即時償却になる太陽光発電や風力発電ってば、
 貸付不動産では太陽光のグリーン税制は完全排除、
 製造業さんや小売業さんなんかが、頑張ってこの設備を導入し、売電する場合に、
 発電の全量を固定価格で買い取ってもらえる、太陽光発電が10kw以上,風力発電設備については1万kw以上の発電規模を前提にしてるんですね。

 だから、当社のは貸付用じゃないよ、という場合でも、小規模の太陽光発電設備だと、やっぱり、ダメなんですよ。

 んー、やっぱり使えねーなー、なんです。

 それなりの資本投下をして、適格設備を、といっても、それだって、7月1日待ちですからね。 
 やっぱり、使えねーなー、です。

 この遅さって、今の日本の象徴ですね。

 はい、みなさん、ご一緒にご唱和を。使えねーなー!!
by expresstax | 2012-05-29 23:51 | 税制改正
 3月決算は、完了。
 先週も会社様の決算と申告の報告会が続きました。
 
 昨年事業をスタートなさったお客様も、今決算で第2ステップに入ります。
 ほぼ予定通り、すごい数字を叩き出し、キャッシュを蓄積されました。

 スタートアップ当初に組んだ事業計画に、
 今決算の実績数値を並列で埋め込みます。
 予実、つまり、予算と決算実績を比較し、その内訳を分析、
 予定通りだったもの、ブレの生じたものの原因、今後の予想を、つぶさに検討します。
 これが予実管理です。
 
 経営計画だけでもダメ、過去計算だけでもダメ、
 計画し、実行し、チェックし、再計画し、というPlan-Do-See-RePlan(プラン・ドゥー・シー・リプラン)の連続の中で、経営を成長させていきます。

 まだ初期ですから、構成はシンプル、組み上げていくには、こうした初期段階からがいいのです。
 初期段階であれば、社長様が、子細に至るまでほぼ掌握されていますので、
 どうにでも、補正が効くからです。
 ここに、関係者が増え、資産が増え、部門が増え、業務が多岐にわたり、となってからでは、
 計画化が、それなりに大変になります。
 初期段階から、予実の組み上げをしていくと、複雑になるプロセスを含めて、系統化できます。

 当期の予実の確認と同時に、来期の計画化をしていただきます。
 当期の実績に基づく実感と、計画の課題を、数値で入れ込みます。
 この課題の目標を、標石(マイルストーン)と呼びます。
 10年後のイメージを到達目標に、ちょっとがんばらないと、くらいで目標を置きます。
 
 と、社長様お手元には、次の事業の資料が。
 わくわく、いそいそと、話したくてたまらないご様子、既にお気持ちは、次の事業展開のようで、
 なによりです。
 さっそく新事業の資料を、一緒に検討させていただきました。

 社長様の周りは、フォローの風(追い風)が吹きまくっています。
 その調子で、思う存分、新年度も、進撃してください。
 税務法務は、我々が、がっちりお支えしますから。

 ありがとうございました。 

 ☆  ☆  ☆

 お土産をいただいています。

 草団子のお土産です。ありがとうございました。
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 お菓子の詰め合わせをいただきました。
 ありがとうございました。
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 ぬれ甘納豆と水ようかんの季節のお菓子ですね。ありがとうございました。
 おいしくいただきます。
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by expresstax | 2012-05-28 23:35 | 経営
 3月決算のご説明会が続きます。

 期の途中も、期末の打ち合わせも、決算作業も、決算ご報告も、
 質問や確認を繰り返し、ご説明をさせていただきます。
 税務上の判断についても、お客様によくよくご説明したうえで、
 ご決断をいただきます。

 信頼しているからお任せしますよ、という言葉がお客様からでてきます。

 それでも、です。

 それでも、
 よくご説明して、メリットとデメリット、影響やリスクの度合いをご理解いただきます。
 そうして、お客様ご自身のご判断を仰ぎます。

 なんだかわからないけど、任せますよ、というのは、信頼とはいえません。

 信頼しているからお任せしますよ、という言葉は、
 よくご説明し、よくご理解いただき、ご成功に繋がるという
 積み重ねの歴史から、いただけた言葉です。

 信頼されているから、と、それに慢心して、
 専門家が、説明もなく、ご理解もいただかず、
 勝手に案件を進めてしまったら、

 いつの間にか、
 お客様の気持ちとのズレが生じても気づかず、
 お客様のご成長のチャンスを見逃し、
 お客様のご希望を受け止めることもなくなり、
 そのうちには、事務的なやりとりばかりとなり、
 お客様のお気持ちとの決定的な離反に気づくこともなく、
 信頼を失していきます。 

 お客様の信頼は、実は、よくお尋ねし、よくご意見を聞き、よく判断を仰ぐ
 キャッチボールの中からこそ、得られ、積み上げられ、強固になっていくのです。
 
 信頼している、と言われたときこそ、
 さらに信頼を築く努力を惜しみなく投じねばなりません。

 ☆  ☆  ☆

 今日ではないのですが、
 葛飾柴又の矢切の渡しで江戸川を渡りました。

 江戸川河川敷です。
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 船着き場の岸に、野鳥のセキレイのようです。小さいですが、赤丸の部分です。
 尾が長くて、かわいいです。
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 乗り込みます。
 最大搭載人員31名とのこと。浮き輪には旧運輸省の文字がありました。
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 船頭さんがゆったりとこぎます。
 夕暮れに近づく時刻の川風が気持ちがいいです。
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by expresstax | 2012-05-24 23:47 | プロフェッショナル
 今日ではないのですが、ご相続人様たちとのご挨拶にお伺いしました。

 ご挨拶をすませ、お話を伺いながら、問題になる点、調べる点、課題を挙げて、次に進みます。

 ご先代様のいわゆる一次相続で、
 ご担当の専門家先生が、相続税や相続の税務調査についてあまりお詳しくなく
 不備なご申告になってしまっていたようで、
 由緒あるお家柄でありながら、税務調査で、国税から大変厳しく扱われ、
 追徴を受けただけでなく、
 一種、トラウマのようになってしまわれているご相続人様たちです。
 お話の端々に、前回申告での不満が噴出します。

 今度のご相続こそ、万全を期して、ご相続人様が安心していただけるように、進めねばなりません。

 一緒に、ご自宅などの現地確認もさせていただきました。
 すばらしい街並みの中で、丹精されたお庭、お住まいのご様子を伺いました。

 がんばっていきましょうね。

 ☆  ☆  ☆
 
 昨日とはうって変わって、明るい青空が広がりました。

 もうピラミッドあじさいが花をつけています。
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 こちらの赤ちゃんあじさいも、元気いっぱいです。
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 お隣の東急ビルのピラミッドあじさいもつぼみがびっしりでした。
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by expresstax | 2012-05-23 23:36 | 相続・贈与
 雨ですね。
 スカイツリーのオープンは大変だったと思いますが、
 1日雨が早ければ、金環日食は見ることができなかったでしょうから、
 お天気さん、ありがとう、です。

 ☆  ☆  ☆

 不動産のプロの方を対象に、不動産経営の法人化のお話をさせていただきました。
 去年と同じ、目白椿山荘のバンケットです。
 若干複雑な部分があるので、どれだけご関心いただけるだろうかと若干不安でしたが、
 雨の中、びっしりのご出席をいただき、熱心にお聞きいただきました。
 主催者様、そして受講者様、ありがとうございました。

 緑が、雨の中でいっそう深くなっていました。
 いつもながらに、すばらしいお庭です。

 これだけ法人税と所得税の税負担に差がでてくると、
 さすがに、法人化を抜いて不動産投資を語ることは不可能です。
 また、ご専門家の先生方のなかでも、考えにブレがあります。
 せっかくなら、効果の高い法人化をしていただきたいと思います。

 ☆  ☆  ☆

 平成23年度税制改正で、青色申告法人の繰越欠損金の損金算入期間が、
 7年から9年に伸びます。(法人税法57条1項)
 平成24年4月1日開始事業年度からですから、
 実際には、平成25年3月決算からの適用なんですが、逆算すると、
 対象となるのは、平成20年4月1日開始事業年度以降に生じた欠損金が使えることになります。
  
 資本金1億円超の大法人は、繰越欠損金の80%までという制限が入りますが、
 中小法人は、期間伸張のメリットだけを受けます。(法人税法57条11項)

 また、期間は延びますが、そのぶん、
 欠損金の生じた年の帳簿を9年間保存しておくという要件(法人税法57条10項)も入ってますから、注意が必要です。

 これで、青色申告を前提に、 
 個人の場合は、前年への繰戻し還付と、3年間の繰越控除で、合計5年分の損益を通算、
 法人の場合は、前年への繰戻し還付と、9年間の繰越控除で、合計11年分の損益を通算、
 ということになります。
 
 欧米の税制では、欠損金は、永久利用ですから、
 伸びて当然、とは思います。
 平成20年9月のリーマンショック後の会社の不振が、
 平成20年4月開始事業年度に滑り込んだことで、救済される余地があります。
 それだけでも、よしとしましょうか。

 赤字会社への救済制度ですから、使わずに済めば、それに超したことはないですが。

 今日のセミナーで、このあたりは詳しく時間を割くことができなかったので、
 追加報告です。(^^ゞ
 よろしくお願いします。
by expresstax | 2012-05-22 23:43 | パブリッシング
 弁護士の鳥飼重和先生が、TORIKAI TIMESという季刊誌を送ってくださいます。

 弁護士の久保利英明先生との対談の中で、元裁判官の松山遙先生の言葉が挙げられていました。
 それが、「裁判官は残念だ」という言葉です。

 この時にはこうすればいい、という判決は書けない、と。

 裁判官の立場で、こうすりゃいいのに、とどんなに思っても、
 確かに、判決文は、正か誤か、勝ちか負けかしか書けません。

 だから自分は弁護士になった、と久保利先生は、語ります。

 正か誤か、判断するだけ、裁くだけでは、専門家の本当の使命は達せない、
 この川は急流だから、危ないだの、渡れないだのを判断するのではなく、
 依頼者が渡ろうとしているなら、一緒に橋を探すことが専門家の取るべき姿勢だと。
 
 第一線の先生方の、こうしたエール、嬉しいですね。
 心に刻みました。
 ありがとうございました。
 
 ☆  ☆  ☆

 今朝の金環日食。
 ごらんになりましたか。

 方角が違うので、別フロアに行かねば無理かなと思っていたのですが、
 太陽が上がり、自宅バルコニーから見えることがわかりました。
 グラスを準備したわけでもなく、肉眼です。
 頭上を、ヘリコプタが、ぶんぶん飛び交います。

 わかりにくかったのが、雲のおかげで、見えました。
 欠けた状態から、まるまるの金環へ。
 ケータイの写真では、どこだかわかりませんが(笑)、これ、金環状態です。
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 ドリカムの「時間旅行」が話題になっていますね。

 「指輪をくれる? ひとつだけ
 2012年の 金環食まで待ってるから とびきりのやつを 忘れないでね
  そうよ 太陽の指輪(リング)」
 22年後を約束する歌です。

 次の金環日食は、15年後の北海道だそうですが、
 そのとき、誰と「リング」を見ているでしょうか。
by expresstax | 2012-05-21 23:20 | プロフェッショナル
 会社更生法適用中の日本航空が、
 平成24年3月期で過去最高益を上げ、秋には再上場とのことです。

 債務整理や評価損による損失繰り越しでの法人税軽減や評価損後の簿価下げ後の減価償却費の減少など、更正法上の数字が大きいのでしょうが、
 日経新聞によれば、稲盛和夫さんの会見で、部門別採算制を確立できてきたことが理由だと、
 経営陣が他の不採算会社に行っても経営改善ができる、と手放しの褒めようです。

 企業再生支援機構におんぶされての日航が、
 自力でのエンジン噴射を続ける全日空と、
 いまだ比較のしようもありませんが、とりあえずの回復を遂げています。
 そしてそのキーは、部門別採算制、つまり部門別経理にあったそうです。

 ☆  ☆  ☆

 会計事務所が、記帳代行や決算申告代行を行うことは多いと思います。
 でも、それは経理代行ではありません。

 企業の経営力の問題は、
 精神論ではなく、経営管理にその原因があることが多いようです。

 そもそも、経理とは、経営管理。
 つまり、財務を係数的に管理し、経営を推し進めることをいいます。

 そのため、会社における経理は、
 予算を立て、資金繰りを立て、
 受注管理をし、売掛金回収管理をし、
 発注管理をし、買掛金支払管理をし、
 手形を打ち、手形を回し、
 借入や償還という会社の全体の財務構築を担当します。

 帳簿作成や日次決算、月次決算、四半期決算、年次決算は、
 その過去数字のとりまとめであり、
 むしろ予実管理・経営管理の下ごしらえの一部にしか過ぎません。

 優秀な社長様や経営幹部は、この経理の粗あらを、頭の中で構築していますが、
 それを社内の仕組みに作り上げていくのが経営管理です。

 うっかり、経理を、昨日の数字の記帳業務だと、勘違いしてしまうと、
 経営そのものが、ドンブリとなり、コックピットのない飛行機と同じになります。

 弊社に債務整理でご相談にいらっしゃる会社様のお話を伺い、
 もっと初期に、
 会社の借入財務に危険信号が点った時点で、
 元金返済を停止し利払いだけのリスケ状態に突入する時点で、
 非常事態宣言をかけ、
 会社の売上構造・コスト構造に抜本メスを入れなければ、その後の回復はあり得ません。

 経理担当者様が、社長様をブン殴ってでもストップをかけていたら、と思うことがしばしばです。

 税理士や会計事務所が、
 うっかり、帳簿作成や決算申告を、経理、と誤認してしまったら最後、
 会社様に、そのように思わせてしまったら最後、
 ただ、税務申告のためだけに、数ヶ月前の数字を処理するようになってしまったら最後、
 会社は、ほんとうに適切な経営管理を構築する機会を、逸してしまいます。
 これは、とても怖いことです。

 日航の、全日空の、決算を聞いて、思うこと新たです。 

 ☆  ☆  ☆

 退社ルートは、虎ノ門病院脇を抜け、外堀通りを巡ります。
 虎ノ門病院脇に、なにやらこんもり赤い植え込みが。
 なんとバラですね。
 てんこもりの満開、いい香りです。
 きっと沿道の方が、手をかけてくれているのでしょう。
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 そしてこちらは、珍しい、昼顔です。
 緑の陰に、ちょこんと咲いていました。
 やあ、元気?
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by expresstax | 2012-05-18 23:44 | 経営

名物ビルオーナー様

 名物ビルオーナー様がご来所なさいました。

 人生とビル賃貸を、経営者として楽しみまくっていらっしゃる方です。

 固定資産税について、消費税について、豊富なご経験から教えていただきました。
 お土産をいただきました。
 ありがとうございます。
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by expresstax | 2012-05-17 23:15 | 不動産