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東税協組合員研修会講演

 東税協組合員研修の講演は、西新宿エルタワーの30階が会場です。
 
 東税協とは、東京税理士会協同組合で、税理士会の関連団体であり、
 税理士先生方を対象としたセミナーを開催しています。
 毎年、この時期に講演させていただいています。

 エルタワーからの光景です。正面はセンタービル、
 右が三井ビル、その右の白いのが損保ジャパンビル、
 左が京王プラザホテル、その左にちらりと見えているのがエステックビルですね。
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 始まり前、徐々に先生方が集まってこられます。
 今日のテーマは相続・贈与・遺言対策。
 120名のお申し込みをいただいたそうで、びっしりの先生方が、聴講くださいました。
 ありがとうございました。
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 講演は3時間。
 途中休憩の間、ご質問への対応、
 終わってからも、多くの先生方の名刺交換とご質問をいただきました。
 ご質問をいただくと、こちらにも、とても勉強になります。

 また、名刺交換の何名かの先生から、「ブログ、読んでますよ。」と言っていただけました。
 
 ありがとうございました。
by expresstax | 2011-07-29 23:09 | パブリッシング
 午前中は、税務会計学会の合同委員会。
 下半期の月次報告者や税理士会会報の論考の執筆者を決めます。

 千駄ヶ谷の東京税理士会館は、節電バリバリなので、
 特に訴訟部門の分科会場所の最上階は、ガラスばりで、暖房効果バッチリ。
 暑かったです。(>_<)

 これは全体会議の休憩時間。着席者がまばらです。
 2階大会議室は、ちょうど新宿御苑の緑が、窓全体に映えて、
 好きな空間です。
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 私は、先週の月次報告や11月の年次大会の担当、ということで、
 下半期は、ちょっとご遠慮しました。
 あれやこれやで、既に目が回っていますから。(^^;) 

 夜は夜で、書籍の執筆打ち合わせで、出版社さんの会議室に集合。
 Q&A形式にするので、たっぷり3時間かけて、
 一度出し合ったQ&Aを、加除整理しました。
 編集者さん、よろしくお願いします。

 ☆  ☆  ☆

 昨日、事務所内で議論していたお話を書きましたら、
 あれ、答えはどうなるんですか?と、聞かれてしまいました。

 見ていてくださったんですね。ありがとうございます。
 答えはね。あのね。(^o^)
by expresstax | 2011-07-28 23:06 | 研究
 所内で、様々な議論をしています。

 借地権者が、同族法人に建物を移転した場合、その転貸借地権について、無償返還の考え方はできるのか、その評価はいくらか、とか、

 期間1年で更新していく約定の土地賃貸借契約は、期間の定めのない借地契約として借地借家法の適用を受けて、財産評価基本通達の定め通り借地権評価・底地評価でよいのか、とか、

 親の家に住んでいて、3年間自分や配偶者の家に住んでいないからと「家なき子」として相続税の小規模宅地の特定居住用の特例を適用できるのか、もしできるなら、同様に親の家に住んでいて生計別親族の居住用だと適用除外となるのと、どう違うのか、とかとか。
 
 頭の体操チックな議論が、あとからあとから湧き出てきて、
 それらを、理論的に仕分けしながら進みます。

 知恵を出し合い、ひねりあい、
 こうした議論を、わいわいやれる仲間がいるって、シアワセです。
 がんばりましょね。(^^)

 ☆  ☆  ☆

 不安定なお天気に、湿度だけが高くて、不快指数うなぎのぼり!
 そういえば、今年のウナギは、お値段がうなぎのぼり!
 でも、勝ちウナギ、いただいちゃいました。ごちそうさまでした。
 え、勝ちウナギ、って?
 この勝ちウナギが、今年の後半を制するのです。(^^)v

 ☆  ☆  ☆

 引き続き、お中元と暑中見舞いをいただいています。
 ありがとうございます。

 果物入りのゼリーです。ひんやり、冷やしていただきます。
 ありがとうございました。
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 尊敬するN先生からいただいてしまいました。
 恐縮です。みんなで楽しく選んでいます。ありがとうございます。
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 有名店の詰め合わせです。楽しくおやつにいただきます。
 ありがとうございます。
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 ジュースの詰め合わせをいただきました。
 リフレッシュしてがんばります。ありがとうございました。
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 とても大きな桃をいただきました。さっそく冷やして、おやつにいただきます。
 お心遣い、ありがとうございます。
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 貴重な最中をいただきました。
 頭の栄養になによりです。ありがとうございました。
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by expresstax | 2011-07-27 23:56 | 相続・贈与
 講演をお聞きくださったお客様たちが、
 アポイントをとって、事務所にお越しくださいます。
 ありがとうございます。

 いずれも、問題を抱え、真剣に解決を図るためにがんばっていらっしゃるお客様です。

 今日は、プロの方々がご相談にお越しいただいて、
 いま取り組んでおられる案件に、お手伝いさせていただくことになりました。
 大変複雑な、ボリュームのある案件が複数。
 がんばっていらっしゃいます。
 知恵と力を合わせていきましょう。
 よろしくお願いします。

 と、その端から、別な講演受講者様から、ご相談のアポイントが入ります。

 ☆  ☆  ☆
 
 こうして、講演を聴く。
 ただ聞くだけに済ませずに、専門家の門をたたいて、自分の問題を相談してみる。
 理解し、調べ、また尋ねて、また理解し、実行し、また調べる。
 そうしたひとつひとつの行動が、問題解決への道を開きます。

 ☆  ☆  ☆

 ご相談をお受けしていて嬉しいのは、
 ご相談により、単に、抱えた問題解決が進むことだけではなく、
 ご相談者様ご自身が、見識を深め、成長なさっていくことです。
 そして、もっともっとと、解決のフィールドを切り開くことによって、
 素晴らしい実力を身につけて行かれることです。

 そして、実は、こちらも、一緒に調べ、研究し、教訓化し、
 成長させていただいているのです。 

 こうしたお客様とご一緒させていただくたびに、
 税理士冥利だなあ、と感激します。
 ありがとうございます。

 力を合わせて、結果を出していきましょう。
 どうぞよろしくお願いします。
by expresstax | 2011-07-26 23:25 | プロフェッショナル

日本地主家主協会様講演

 午後から、日本地主家主協会様主催のセミナーの講演でした。

 講演は、全4部。
 東京都都市整備局 市街地建築部 耐震化推進担当課長 吉野 敏郎さんによる
 「震災への備え 東京都の諸施策 ~緊急輸送道路の指定・耐震義務化・助成等~」
 から始まって、私の賃貸住宅の相続税対策と賃貸経営の改善策の話し、
 旭化成ホームズさんの太陽光発電の賃貸住宅のご説明、
 弁護士の内野令四郎先生の「最高裁判決!更新料と敷引き特約」とてんこもりです。

 会場には、3人掛席にびっしりと聴講者様がお並びになって、
 とても熱心に聞いていただけました。
 ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 今日の吉野東京都耐震化推進課長さんのお話では、
 東京都が、
 ①特定緊急輸送道路沿道建築物、②旧耐震建物、③道路幅約1/2以上高さ建物について
 耐震診断義務化と耐震改修努力義務を条例化し、
 耐震診断については、所有者負担ゼロで実施することになったそうです。

 東京都耐震ポータルサイト 
 特に、特定緊急輸送道路は、東京都のページに掲載されたので、
 さっそく調べてみると、お客様の物件がわずかにかすっています。
 
 事務所でも、さっそくお客様にご報告することにしました。 
by expresstax | 2011-07-23 23:14 | パブリッシング

年度越えの継続税務調査

 ご質問をいただきました。

 今年の上旬に税務調査があったのだが、決着がついていない。
 数ヶ月税務署からは連絡がなかったが、最近になって、
 新たな資料の提出を求められた。
 今頃言うとは何ごとかと、といったん拒絶すると、またその後連絡が途絶えた。
 どうしたものか、というご質問です。

 ☆  ☆  ☆

 国税さんは、6月が事務年度の切り替えで、7月10日が人事異動の発令日。
 今年は7月11日でした。

 そのため、調査官さん自身に異動があってもなくても、
 通常の調査は、5月頃には、締めに入って、6月末には完了です。

 ただし、問題事案については、場合によっては、次事務年度への継続調査とします。

 自分が異動しなければ、継続しますし、
 異動するなら、新たな担当者さんへ引き継ぎます。

 この事案では、継続調査にするつもりで、連絡してきたのでしょうが、
 ご質問者様の強い態度に、調査官さん、頭を抱えているのかもしれません。

 ☆  ☆  ☆

 継続調査ということで、思い出した事案があります。

 その調査も、長く、数ヶ月に及んでいました。
 明らかな非違(=申告の間違い、過小な申告)であれば、
 納税者様も、修正申告に応じるのですが、
 数十年も昔のことで、記録も証拠も明らかではありません。
 税務署は、明らかな証拠がないまま、推測だけで、修正申告を求めてきていました。
 納税者様は、納得できない申告はできない、と拒否。
 どうしてもというなら、更正(税務署から決定)してもらうしかないだろうと、対応していました。

 そして事務年度を越えて、継続調査に突入しました。

 新事務年度になって、税務署から、呼び出しがかかりました。
 納税者様と、ご担当の先生方、そして私も付き添って、所轄に赴きました。
 ご担当の先生サイドでは、これ以上長引かせてもよくない、という判断だったと思います。

 所轄に向かう途中、集合場所の喫茶店で、事前の打ち合わせをしました。

 担当の税理士先生は、調査官の指示する内容で算定した修正税額を納税者様に提示、
 説明を始めました。

 と、納税者様は、顔を上げて、「これは認めなきゃいけないんでしょうか」と不安そうに、
 私をみて、聞かれました。
 私は、これまで通り、「いえ、自分で納得できないものを無理に認める必要はないですよ。」とお答えしました。
 ほっとした納税者様のお顔と反対に、瞬間、税理士先生たちのお顔に緊張が走りました。
 困ったなあと思いました。先生方のお気持ちも、とてもよくわかるからです。
 一行は、その話はそのままに、税務署へと向かいました。
 きっとそれぞれに、困ったなあと思いつつ、同道したのだと思います。

 ☆  ☆  ☆

 所轄署につき、打ち合わせ室で我々が待っていますと、
 担当調査官と、新しく人事異動で着任した上司の統括官が着席しました。

 挨拶を済ませて、簡単に説明したあとです。

 上司の統括官がおもむろに口を開きました。
 そして、調査をこれで終了させるというのです。
 長い間、ご迷惑をかけた、とも言います。

 我々税理士たちと納税者様は、一瞬あっけにとられましたが、
 なるほど、新年度の着任統括官が、はっきり裁定したのだろう、
 それでこそ、と、納得しました。

 と、納税者様が、目に涙を浮かべ、こぶしでぬぐわれました。
 ほっとした気持ちと、これまで聞き届けられなかった口惜しさとが、
 一度に、吹き出したのでしょうか。

 こうして我々は所轄署をあとにしましたが、
 税務署の門を出ると、納税者様は、「ありがとうございます」と繰り返し、
 先生のおかげです、と何度も、お礼を言われました。

 お礼をいうのはこちらです。このまま認めたら、
 我々は、何を頼りに法律を守っていいか、わからなくなります。
 ありがとうございました、と、納税者様の肩を抱きしめました。 

 ☆  ☆  ☆

 忘れられない税務調査の記憶です。
 思い出すたびに、心を引き締めるのです。

 ご質問者様の調査が、適切に、無事に終了しますように、お祈りしています。
by expresstax | 2011-07-22 23:31 | 税務調査
 週刊ビル経営さんが主宰しているビル経営者倶楽部税務部会さんの講演にお伺いしました。
 
 基調講演として、税務特例を活用したビル経営の改善事例を報告しました。

 私の講演のあとには、この税務部会さんの座長である梅原様と、虎ノ門のビルオーナーである清水様の固定資産税等についてのパネルディスカッションがありました。
 一緒に会場で聴講させていただきました。
 来年の固定資産税の評価替え基準年に向けて、
 固定資産税についての実態調査を進めようという提案がなされました。
 前向きな取り組み、素晴らしいです。
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 最後に、経営者倶楽部さんの懇親会がありましたので、
 こちらにも出席。
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 乾杯の音頭のあと、ご出席のお客様と、税務回りの懇談で盛り上がりました。
 とても熱心で、実力溢れるビルオーナーの方々ばかりです。

 大震災のあと、ビル経営の環境は、ますます厳しくなっているとのお話がでました。
 知恵と力を合わせて、がんばっていきましょうね。
 ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 講演が連続しています。

 昨日の小規模宅地の特例の問題は、
 確認しましたら、平成22年版の大蔵財務協会さんの書籍でも、
 ズバリ、区分所有で父と子で別所有の二世帯住宅の事例が登載されていました。
 だからというのも、おかしいので、
 文脈解釈だとしたら、ご確認をすすめていただくことになります。
 
 ありがとうございました。
by expresstax | 2011-07-21 23:01 | パブリッシング
 久々の税務会計学会の月例研究会で、
 訴訟部門として発表の機会をいただきました。
 テーマは、「相続税小規模宅地の課税価格の特例に関する判決・裁決にみる同特例の改正の影響について」です。
 
 台風6号接近で不安定なお天気の中、たくさんの税理士先生方がご出席くださいました。
 ありがとうございました。

 居住の認定の問題、老人ホーム入居の問題、生計一の問題、貸付事業用の事業継続性の問題・・。
 論点てんこもりの特例です。
 
 昨年3月までは、最低でも、200㎡まで5割減額できていた制度が、
 特定居住用や特定事業用に該当すれば8割減、しなければゼロ減となり、
 貸付事業用でも、申告期限までの保有・貸付事業継続がなければ、ゼロ減へと厳しくなっています。

 早い事案でも、今年の2月から申告が始まったばかりであり、
 新法での適用が税務調査でチェックを受けるのは、税務署さんの事務年度の始まったこの7月以降です。
 判例や裁決例は、当然、旧法事案が対象ですが、
 そこから、新法への対応の可能性を探りました。

 とても熱心にお聞きいただき、ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 最後にご質問をいただいたのですが、
 そのうちの一点について、時間切れで十分な回答ができませんでした。

 ご質問は、父所有と子所有の区分所有の二世帯住宅の場合、
 別区分に居住していた子が「被相続人の居住用家屋に居住していた者」と申告した場合、
 特定居住用とされるか。
 他の講師の講演では、OKとの判断だが、違うのではないか、という趣旨だったと思います。

 これは措置法通達69の4-21に関する問題です。
 このブログでも、再々とりあげてきた二世帯住宅の同居認定がテーマです。

 その場で、OKとお答えしたのですが、十分な議論はできませんでした。
 申し訳ありませんでしたので、ちょっとここで書こうと思います。
 またいずれ、事務所で書籍等に当たりながら、再度まとめたいと思いますが、
 とりあえず、です。

 ご質問は、措通69の4-21にある
 「被相続人の居住に係る共同住宅(その全部を被相続人又は被相続人の親族が所有するものに限る。)」の部分についての解釈、と拝聴しました。
 これを、全部が被相続人、又は全部が被相続人の親族、と読むと、先のケースでは、ダメ、という話になってきます。

 考えるに、父の土地の上に二世帯住宅(この通達では「共同住宅」)を建築する際に、
 その建物所有名義は、法律上も税務上も、資金出資者の名義となります。
 
 父が全額出せば全戸父名義、
 父にローンが下りないなどで、子が全額出せば、全戸、子の名義。
 父子で取得割合に応じて資金を出し合えば、ご質問のような別々な名義となります。

 でも、通達の「なお書き」が許容しているケース、
 つまり、父は一人暮らし、別区分で子所帯が生活、
 そうした際に、子が、「被相続人の居住用家屋に居住していた者」
 つまり、「自分は、父と同居してました」と自己申告した場合に、特定居住用を認めるよ、という通達が、
 建物名義が、父と子、別々だからといって、別段の扱いをする必要はないのではないように思います。

 また、手許の措置法通達逐条解説を見ますと(平成18年版ですが)この部分について、
 次のように書かれています。
==============================
 このように建物全体が被相続人又は被相続人の親族によって所有され、その建物に係る各独立部分に被相続人とその親族が分かれて居住しているケースについては、「同居」として取り扱うこととしても特に問題がないと考えられることから、69の4-23なお書は、被相続人が共同住宅(建物で、各独立部分を独立して住居その他の用途に供することができるもの)で、被相続人によりその全部が所有されていたもの又は被相続人の親族によりその全部が所有されていたもの、あるいは、被相続人及び被相続人の親族によりその全部が所有されていたものの独立部分の一つに居住していた場合において、被相続人の配偶者もその独立部分に被相続人と共に起居していた同居の相続人もいないときは、その共同住宅の他の独立部分に居住していた者を「被相続人の居住の用に供されていた家屋に居住していた親族」とする申告があったときは、これを認めることを明らかにしたものである。
==============================

 もしかしたらご質問の趣旨をとり違えているかもしれませんが、
 明日にでも、また事務所で他の書籍にもあたってみます。

 小規模宅地の特例は、今後の実務の中で、多くの論点が出てくると思います。
 心して、研究していきたいと思うのです。

 ほんとうに、ありがとうございました。

 また、お声がけくださった高橋先生、
 最後までおつきあいくださった朝倉先生、依田先生、
 ほんとうにありがとうございました。

 ☆  ☆

 朝倉先生、事務連絡です。(^^ゞ

 お話しに挙がった浜松西署事案は、
 名裁-静岡地裁-東京高裁-最高裁が正しいです。
 TAINSでは、
判決年月日 (H20-11-27) (H21-06-25)(H21-11-27) 
国税庁訴資 (Z258-11086)(Z888-1531)(Z888-1532) 
 
名裁裁決年月日 H19-06-05
コード番号   F0-3-217(情報公開法開示)  です。 

 地裁名の記載が間違っていました。名古屋地裁ではなく、静岡地裁です。
 審判所が、名古屋審判所です。
 レジュメp.15部分の訂正です。
 今後、気をつけます。(>_<)
 ありがとうございました。 m(_ _)m
by expresstax | 2011-07-20 23:06 | 相続・贈与
 不動産のプロとしてご活躍のお客様からのご質問です。
 ありがとうございました。
 お久しぶりの元気なお声に嬉しくなりました。

 登録免許税や不動産取得税の特例は、延長になったんでしょうか、というものです。

 これは、つなぎ法(「国民生活等の混乱を回避するための租税特別措置法等の一部を改正する法律」)でいったん今年の6月末までとされ、

 6月30日公布施行の切り出し法「現下の厳しい経済情勢及び雇用情勢に対応して税制の整備を図るための所得税法等の一部を改正する法律」で、平成25年3月末までなどに延長されています。

 「じゃ、国税庁のホームページに出てますね」とおっしゃるので、
 「20日も経つんですから、いくらなんでも、もう、当然、出ていると思いますが」と
  お答えしました。

 ところが、ぎっちょん。

 国税庁のホームページを確認すると、登録免許税については、つなぎ法のまま。(^^;)
 国税庁さんの登録免許税のページ    ←下の方
 これじゃ、期限、切れたことになっちゃってます。(>_<);;

 不動産取得税については、東京都主税局さんのページなどで確認していただけるといいのですが、
 もともと平成24年3月末までの制度ばかりなので、結果オーライです。

 明日、お客様に訂正のご連絡をしなくちゃいけません。
 国税庁さんのホームページ、信頼しないように、って、ですか。(ーー;)  

 国税庁さん。
 早く、法律改正、反映してくださいね。
 お願いですから。
 ね。
by expresstax | 2011-07-19 23:40 | 税制改正
 賃貸借家の更新料裁判の最高裁判決が、有効と、結論がでました。
 とりあえずほっとなさったオーナー様も多いのではないでしょうか。
 
 関西で火の手があがって、敷引問題もからみ、
 大阪高裁で2件が無効、1件が有効と、もつれこんできた議論です。

 最高裁では、議論の中心の消費者契約法10条の消費者の
 「利益を一方的に侵害する契約」に該当せずとの判断です。

 もちろん、進行中の更新料契約は全国で100万件といいますから、
 最高裁の判断の如何による社会的影響の大きさから、追認という保守的判断になったのだ
 という見方もあるでしょうが、

 100万件の商慣習ともいえる状況のなかで、とりあえず、
 「賃貸借契約書に一義的かつ具体的に記載され、支払いに関する明確な合意が成立している場合に、賃借人と賃貸人との間の情報の質や交渉力に、看過し得ないほどの格差が存在するとみることもできない。」という最高裁の判決は、自然な判断になっています。

 しかし、それはこれまでの話。
 今後の賃貸借の賃借人と賃貸人の力関係のなかで、
 更新料物件が、賃借人から敬遠されていけば、

 法の有効か無効を問わず、更新料契約そのものが淘汰されることになり、
 経済取引のなかで、結論が出てくるのではないでしょうか。

 オーナー様サイドとしては、
 とりあえず、既存契約については、更新料返還などの問題は収まるでしょうが、
 むしろ今後の不動産賃貸の流れの中で、更新料に依拠しない体力と体質を築くことです。

 現に、事業系の賃貸では、普通借家契約の場合でも、ほとんど更新料規定はありません。
 欧米の考え方に準拠しているからですが、
 これが今後のスタイルになることは、想像に難くないからです。

 ☆  ☆  ☆

 更新料判決のニュースを聞いたのは、
 税理士の高橋安志先生の研修を受けている最中でした。
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 先日の税研の研修での藤田先生ご指摘の個人不動産譲渡損の交換特例適用可否や、
 資産税の諸問題についてのご講演です。
 この会場は別会場でのビデオで受講する方式です。
 とても勉強になりました。
 ありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 明日は、土曜日ですが、進行中のご相続案件の相続人様たちへの
 財産評価や税額のご報告会です。

 相続税申告のご相続人様たちが、財産評価のプロセスや内容について、
 専門家からご説明を受けず、
 よくわからない細かな書類に捺印だけさせられ、
 結論の税額だけしか知らされないということを、よく耳にしますが、
 それは、よくありません。

 自分が取得する財産はもちろんですが、
 そうでない財産についても、
 当事者として、みんなで説明を聞き、相続税や財産評価の仕組みをお知りになることで、
 わかりにくいことは、専門家にどんどん質問することで、
 相続人様たちは、一様に、納得され、気持ちを一つにしていかれます。
 そのプロセスが、ご相続人様達にとって、とても大切なのです。

 申告期限は、まだまだ先ですが、今回、もうほぼ固まってほぼ最終値です。
 税額については、既に当初のご報告会で、粗々の見積額はご報告してありますから、
 納税の心の準備は、できあがったうえで、
 その後の変動と、最終値を決定していく確認です。

 このままでいけば、ご相続人様達に、予定より早く、代償金を配分していただけます。
 報告書を、数字チェックを入れ、せっせと準備しています。
 がんばりましょうね。
 明日も暑そうです。
by expresstax | 2011-07-15 23:08 | 不動産

税理士飯塚美幸のひとことメッセージ


by expresstax