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 お客様の決算書の貸借対照表に、
 土地 1円 という科目が登載されています。

 決算報告会で、
 社長様が、
 「これ何だったかなあ」とお尋ねになりました。

 過去、個人の土地上の法人建物により生じていた自然発生借地権の
 個人底地と法人借地権を、交換していただきました。

 バブル後、地価が下落を始め、
 せっかく法人に移転した借地権が、縮まってしまいます。
 
 そこで、交換により、法人に移行した借地権を、
 法人の完全所有権に固定化。
 個人からの時価移転を完成させてしまうのです。
 相続税対策だったのです。

 法人税法50条、所得税法58条では、
 それぞれ、時価が同じ土地同士の交換については、
 法人については、譲渡益の圧縮記帳を、
 個人については、譲渡収入をなかったものとみなして、
 課税の繰延ができるようになっています。

 固定資産の交換特例では、
 100%圧縮が可能ですので、
 ほんとうに100%圧縮すると、取得価額が消え去ってしまうので、
 1円だけ残して、圧縮損を立てます。

 つまり、借地権を有していた法人サイドでは、
 土地 100  / 借地権売却益 100
 
 土地圧縮損 99 / 土地99

 こんな具合です。

 かくして、貸借対照表には、土地 1円 が、
 いつまでも、燦然と輝いて残ります。

 改めてご説明すると、
 あー、そうだった。
 これは効果あったなあ、と感慨深げです。

 そう、だからこその、備忘価格なのです。
 大切に、残して活かしましょう。

 ☆  ☆  ☆

 事務所の受験生のみなさんが、先々週くらいから、徐々に試験休みに入り、
 事務所の居残り組が、寂しくなりました。

 そこで、昨日は、威勢をつけようぜ!と、
 ランチタイムは、近所のステーキ屋さんに、また、繰り出しました。
 暑さのためか、激混みです。
 あえなく、待ち待ち我慢大会です。
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by expresstax | 2009-07-30 23:37 | 譲渡
 今日は、事務所のIさんの税理士登録証票授与式の日です。
 
 午後、授与式から帰って、さっそく桐の箱に入った税理士バッチをつけました。
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 がんばったね!
 これからがスタート。
 素晴らしい税理士さんになってください!

 ☆  ☆  ☆

 赤坂の坂シリーズ、山王女坂です。
 緑の木陰に癒されるなだらかな坂です。
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by expresstax | 2009-07-28 23:17 | 事務所
 お客様が書籍を出版されました。

 「年収1000万円から始める『アパート事業』による資産形成入門」です。

 さっそく贈呈本をお送り下さいました。
 ありがとうございます。
 そして、おめでとうございます!
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 30歳で独立なさって、お客様がファンになってしまう超優良会社を作られました。
 これから、もっともっと、素晴らしい事業展開をなさっていくでしょう。

 8月初旬の賃貸住宅フェアでも、講師を務められます。
 税務は、ガッチリ、サポートさせていただきますから、
 これからも、思いっきり、ご活躍下さい。

 ☆  ☆  ☆

 7月25日の隅田川花火大会です。
 屋上テラスからのち~っちゃな花火です。
 左下が、ライトアップされた国会議事堂が、
 頭だけ見えています。
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by expresstax | 2009-07-27 23:12 | パブリッシング
 弊社の顧問先様が、8月の賃貸住宅フェアの講師としてご講演なさいます。
 1社のお客様は、昨年秋に、弊社の経営資産セミナー、通称、お茶会で、
 事業後継者として取り組まれる賃貸経営について、ご講演いただきました。

 また、もうお一人の社長様は、新しいビジネスを展開され、ご本も出版されました。

 お二人とも、とうとう、講師デビューです。

 同じフェアでのパネルディスカッションにも、別なお客様がパネラーとして出席されますから、
 
 なんと、同じフェアで、顧問先様が3社、登場されるわけです。

 これはすごいことです。
 
 素晴らしいお客様たちのお手伝いをさせていただいていること、
 ほんとうに光栄に思います。

 あ、私も、講演します。

 楽しみですね。

 ☆  ☆  ☆

 弊社で総務を担当して頂いているWさんが、果敢に簿記検定に挑戦。
 このあと税理士試験に挑戦する他のメンバーの先陣切って、見事に合格です。
 おめでとう!

 勝ち鰻の前日、お祝いに、お昼のステーキやさんに、みんなで繰り出しました。
 力をつけて、
 ますますがんばってね。
by expresstax | 2009-07-23 23:35 | お客様
 先代様のご相続のあと、相続人様が亡くなられたそうです。
 相続人様の法定相続人様たちが、新たな相続人として登場されます。

 相続税申告書ソフトで、こうしたことを入力しようとしても、
 微調整が必要になります。

 担当のIさんが、果敢に挑戦します。

 みんなでわいわい言いながら、
 対応法を考え合います。

 そういえば、ずっと以前に、ご相続が数年で連続し、
 相次相続控除をダブルで計算しなければならなくなったことがありました。

 相次相続とは、相続が10年以内に相次いで起きることで、
 一度相続税課税された財産が相続された場合には、年1割の割合で、 
 相続税の税額控除ができるのです。

 それも、当時の相続税申告書ソフトでは対応していません。
 やむをえず、2通りの税額控除別表をつくって、
 ハメ打ちで、二重の税額控除の申告書を作成しました。

 法人税や所得税と異なり、
 相続税は、特殊ケースが多いのです。

 では、特殊ケースに、四つに組んでシステム立てたところで、
 次にそのような特殊ケースが発生するのは、極めて稀、ということがほとんどです。

 つまり、マニュアルな微調整で対応せざるをえないことになります。

 このあたりは、経験や予断や偏見で対応せずに、
 柔らか頭で、工夫をするしかありません。
 みんなの意見をとりいれながら、臨機応変、解決力です。

 その柔らか頭の臨機応変力こそが、
 実は、別な特殊ケースで、絶大な力を発揮します。

 どんな特殊ケースでも、どんな突発ケースでも、
 必ずや対応して、解決してしまう力です。

 知識やスキルやノウハウは、それきりですが、
 解決力は無限です。

 反対に、マズいのは、予断と偏見で固まって、
 知識や経験則だけで決めつけていく対応です。

 お客様の問題解決のために知恵を使わず、
 やれない理由が並び始めたら、赤信号です。

 臨機応変、現場解決力をつけて、
 自分の果てしなく伸ばして行ければ、
 「のびしろ」のある税理士さんになれるでしょう。
 
 がんばれ!

  ☆  ☆  ☆

 恒例、勝ち鰻に行ってきました。

 以前、当時受験生だったメンバーが、鰻が大好き、とのことで、
 税理士試験の壮行会として土用丑に行き始めたのが始まりです。
 すっかり弊社の恒例伝統行事になりました。

 例のごとく、お客様からいただいたお中元の商品券が軍資金です。
 ありがとうございました。

 今年も、受験生のみなさん、頑張って下さい。

 宮川本廛 赤坂店 です。
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by expresstax | 2009-07-22 23:17 | 相続・贈与
 物納手続きのさなかで、
 分筆・図面提出の作業です。

 急遽の分筆ですが、
 分筆し、法務局に申請して表示登記まで上がるのは、
 通常ですと、最低数週間かかります。

 でも、そんなに時間を掛けるわけにいきません。

 お客様は、長くお付き合いいただいている測量士さんがいましたから、
 通常ならその先生にお願いしていただくのですが、
 今回は、異例のスピード勝負です。
 誰か良い先生をご存じないですか?とのお客様のご依頼で、
 測量士・土地家屋調査士の工藤千治先生をご紹介しました。
 弊社が、従来から、お願いしている調査士の先生です。

 ☆  ☆  ☆

 工藤先生にご連絡をすると、
 ことの緊急性を察知して、
 工藤先生は、すぐに事務所に「すっ飛んで」きてくださいました。

 そして、梅雨の雨の断続する中、
 すぐに現地に飛び、
 測量、分筆、境界鋲打ち、図面作成、登記申請、と瞬く間に、進めてくれました。

 そして登記申請。
 と、なんと、わずか3日で、表示登記が完了し、登記所から、登記簿をいただけたのです。
 驚愕の早業です。

 もちろん、工藤先生が、常日頃、どれだけお役所に信頼の厚いお仕事をされているかの現れでしょうが、
 おそらく、登記官に、強烈に説得してくれたことは間違いありません。

 まさに、工藤マジックです。

 ☆  ☆  ☆

 実は、これまでにも、
 シコった測量や境界争いの際に、工藤先生にSOSすると、
 短時間で、
 こともなげに、工藤先生が解決してしまった、という例が、
 いくつもあるのです。

 そのつど、我々はびっくりして、「工藤マジック」と命名して、感嘆していましたが、
 今回も、そのマジックの鮮やかさを、まのあたりにしたわけです。

 温厚で、論理的で、腰が低くてふんわりとしながら、
 すさまじいスピードで、きちっと、結果を出してしまう。
 工藤先生こそ、まさに、プロフェッショナルです。

 ほんとうにありがとうございました。 
 お客様と一緒に、心から、感謝します。

 ☆  ☆  ☆

 赤坂の坂シリーズ、まだ続きます。(^^ゞ

 山王男坂です。
 山王神社に上がる急勾配の階段の坂です。
 この奥にまわると、山王女坂があります。

 赤坂山王日枝神社は、事務所から徒歩2分ほど。
 緑濃い、山王の山と森を、ときどきお散歩しています。
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by expresstax | 2009-07-16 23:21 | プロフェッショナル
 物納手続き中です。

 平成18年4月の物納に係る相続税法改正以降、弊社では、最初の物納案件です。

 この数年は、ミニバブルということもあって、物納選択しないでの納税が可能でした。
 最後の物納は、物納制度改正直前のご相続だったのです。
 
 平成20年の土地相続で、秋のリーマンショック以降の申告案件は、
 相続税評価額が高額の反面、実勢地価が下落し、あるいは、不動産が動かずに
 逆転現象状態に陥っています。

 そんな中での新法下での初めての物納申請。

 その第一のハードルは、金銭一括納付も分割納付(延納)もできません、という
 「金銭納付困難理由」の審査でした。

 これをクリアできれば、次は、物納物件審査に入りますが、

 金銭納付困難審査基準が厳しくなった本法のもとで、
 どこまで厳しいのか、手探り状態でした。

 ご相続人様と綿密な打合せのもとに、理由書作成を進め、
 ぶ厚い報告書とともに、物納申請書を提出。

 と、広域担当から、連絡がありました。

 物納申請物件の要件整備の件でした。

 「やった!」

 これはつまり、第1ハードルである金銭納付困難審査を、突破できたことを意味します。
 担当のKさんの思い切りの笑顔でした。

 次は、物件審査の第2ハードルですが、こちらは想定通り。
 たんたんと、書類を提出します。

 物納申請期限までに必要書類を揃えて提出できない場合は延長申請書を提出して、
 期限の繰延をしますが、年利4.5%のタクシーメーター状態で利子税が加算されます(相法53②)
 から、日にち勝負です。
 が、これは、なんとか、クリア。 

 このあたりが、税理士としての腕の見せ所です。
 丁寧に、丁寧に、仕事を進めます。

 ☆  ☆  ☆

 赤坂の坂シリーズです。(^^ゞ
 本氷川坂(もとひかわざか)です。
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 本氷川明神が東側にあります。
 まっすぐ行くと、ミッドタウンの方向です。
by expresstax | 2009-07-15 23:00 | 相続・贈与
 ご相続のご相談、
 資産対策のご相談、
 遺留分侵害の減殺請求のご相談、
 ご存命中の遺留分放棄のご相談。。。

 週が明けると、
 たちまち、案件のご依頼が殺到します。

 お客様には、一生に一度の大切な時。 
 そのときに、受け止めてさしあげなくて、何の専門家でしょう。

 どのご相談も、とてもナーバスで、
 お気持ちを大切に、
 丁寧に、丁寧に、
 ご対応します。

 がんばります。

 ☆  ☆  ☆

 お客様からいただいたさくらんぼと事務所のみなさんです。
 私は不在です。(^^ゞ
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 こちらは、いつもお世話になっている先生からのさくらんぼです。
 私の割当です。少なく見えますが、たくさん入っています。(^^ゞ
 ことしはさくらんぼをたくさんいただきました。
 ありがとうございました! 
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by expresstax | 2009-07-13 23:49 | 相続・贈与
 相続での分割の方法による有利不利について、
 事務所でディスカッションです。

 配偶者が残されているとき、
 配偶者が遺産を取得した場合、
 配偶者の税額軽減という特例を受けることができます。
 法定相続分と1.6億円のいずれか大きな額までが、配偶者は無税になります。

 そのため、当面の税負担を最小限にしようとすると、
 配偶者の税額軽減を、最大限使おう、という方法があります。
 
 つまり、一次相続では、配偶者が法定相続分まで取得
 二次相続では、配偶者に残された財産を、残りの相続人で取得、という方法です。

 もちろん、土地や株預金の評価額が変わらないという前提です。

 この場合は、基礎控除を「一次相続時-1」の法定相続人数まで、適用できます。
 また、土地の小規模宅地の特例を一次・二次と2回、最大地積まで使うという
 工夫をすることもできます。

 しかし、一方、配偶者が相続すると、
 二次相続においては、法定相続人数が減ってしまいますから、
 相続税の総額を計算しますと、
 適用税率が高くなり、税金の総額が増えてしまうことも、
 理論的には、考えるべきです。

 ただし、一次相続で、法定相続人一人当たりの課税価格が3億円越えれば、
 税率は、どのみち50%ですから、
 法定相続人の数が増えても、適用税率は変わらないことになります。

 となれば、注意すべきは、法定相続人の課税価格が3億円以下の場合は、
 理論的には、基礎控除と小規模宅地減額特例土地のみを残して、一次相続時に
 配偶者以外で相続税負担を先行してしまう方が有利、

 3億円越えていたら、税率はもう最高税率なので、
 一括だろうが、二次に持ち越そうが、
基礎控除分と小規模宅地軽減を配慮すれば、
 同じかな、という結論になりました。

 ☆  ☆   ☆

 日にちの近い、事務所の花、お二人の誕生日祝いです。
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 弾けるようなひまわりはSさん、
 淡いピンクはKさん、
 とてもお似合いの花束でした。
 おめでとうございます。 
 
by expresstax | 2009-07-09 23:01 | 相続・贈与
 午後は、3時間、東税協研修でした。

 テーマは、生前贈与と相続対策、3時間です。

 この数年、贈与税制の改正が著しく、
 もちろん、政策的な景気対策の側面はありつつも、
 莫大な金融資産を抱える日本の個人資産の大きな流れに沿っていることは否めないでしょう。

 しかし、講演依頼を受けて、資料を準備する間にも、
 直系尊属からの住宅取得資金贈与特例が、国会成立し、
 非上場株贈与税の納税猶予制度の通達が発遣され、
 続々と、新しい展開が進みます。

 なんとか、そのあたりにキャッチアップできるように、
 お話を申し上げるのに、やっとでした。
 ほんとうに、「ヘラクレスの選択」です。

 あ、「ヘラクレスの選択」とは、
 進むべき道が複数あるとき、
 絶えず、苦難の道を選択することを言います。

 楽な方へ楽な方へ進むのではなく、ですね。(泣)

 でも、150名以上の税理士先生の応募、
 会場は、びっしりのご出席でした。
 駆け足の話しのあと、
 とても多くの先生方から、名刺交換と、ご質問をいただけました。
 ありがとうございました。

 ご準備について、いろいろご心配をおかけした
 日税ビジネスサービスのT様たち、ほんとうにありがとうございました。

 ☆  ☆  ☆

 赤坂の坂シリーズです。(^^ゞ
 赤坂6丁目の「転坂(ころびざか)」です。
 なんとストレートな名前でしょう。
 工事が行われていました。
 これで転ばなくなる、わけではありませんね。(笑)
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by expresstax | 2009-07-08 23:47 | パブリッシング

税理士飯塚美幸のひとことメッセージ


by expresstax