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一緒に来たよ

 お客さまが、お子様と一緒に来所なさいました。
 ご一緒に事務所にいらしたのは、初めて。
 中学2年生のご長男様と1年生のご長女様です。
 ご長男様は、もう170cmだとか。
 しばらくお会いしないうちにとても大きくなってらして、びっくりでした。
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 決算の打合せ中は、お二人とも神妙にしてらっしゃいましたが、事務局のOさんがお菓子を出してくれたら、お二人とも、ちょっと恥ずかしそうにぱくぱく。

 Oさんがおみやげ袋も準備してくれたので、残ったお菓子はおみやげに持って行って頂きました。

 帰りに、記念にお母様と一緒にパチリ。

 また、来てね。

by expresstax | 2006-07-29 23:11 | お客様  

中古資産の取得価額区分

 よれよれです。いやあ、キツイです。

 でも!
 がんばりまっす。(>_<);;

 ☆  ☆  ☆

 ホームページをごらんいただいた方からのご相談です。

 ご質問、ありがとうございます。
 掲載許可をいただきましたので、掲載させて頂きます。
 ご覧になってますかぁ~? (^^)/

  ☆   ☆   ☆

 ご質問

現在、中古の一棟マンションの購入に向け活動しております。

 購入後のキャッシュフローに大きな影響を及ぼす減価償却費についてご質問させていただきます。

 通常マンションを購入した場合、建物本体と設備に分けて減価償却費を算定することになると思いますが、

 建物と設備の金額はどのようにして算定するのか。

 前所有者から確定申告書類をいただければ簿価が解りますが、そのような方ばかりではないようです。

 あるいは、一つ一つの設備を確認し、耐用年数と経過期間を決定していくのか。

 あるいは、購入金額全体を土地と建物に分けた後、簡便的に建物金額のうち、30%を設備とし、償却期間は一律、建物付属設備として15年とするのか。(続く)

 ☆  ☆  ☆


 回答

 ポイントは、入手可能な資料から、最も合理的、つまり説得力のある価額を算定することです。 
 
 有利かどうか、だけで決めてしまってはいけません。(^^) 

(1)基本は、建築時の資料により算定します。

 1棟取得であれば、引渡の際に、完成図書の引継ぎを受けるはずです。

 これは、今後の修繕や維持管理にとても大切な資料ですから、絶対引き継いでください。

 完成図書には、頭書の部分に、建築価額内訳が入っています。

 そこから償却後価格が算定できます。

 この場合は、個別計算ができるはずです。
 
 ただし、中古取得時点で、建物が古家評価され、契約書に建物価格自体が少なく明示されていることもあるでしょうし、又は消費税で逆算しなければならないこともあるでしょう。

 基本は契約書に書かれた建物価格を償却後の躯体と償却後の設備に按分します。
 
(2)資料がない場合

 全く、完成図書が遺失しており、あるいは、相当古い建物であるなどして算定不可能な場合は、建物価格を躯体部分と設備部分に分けて償却する場合もあります。
 
 その場合、建築時点で、概ね、
         住宅系ですと、80:20
         事務所・店舗系ですと70:30 程度の区分だったとみます。
         
 もちろん、当初建築時に20%、30%の設備があったとしても、年数経過により、設備部分は減耗しているはずですから、現価(現在価値のことです。)算定が必要になります。
                                         (続く)

 ☆  ☆  ☆

 諦めて、建物耐用年数で償却してしまっている申告が、とても多いです。
  
 細かな作業ですが、取得価額区分によって、その後の有利不利が決まりますので、気合いを入れてやってみてください。

by expresstax | 2006-07-26 23:02 | お仕事  

勝ち鰻

 今年も行きました、勝ち鰻。

 受験生の壮行会、兼、日々の暑さへの体力増強です。

 今年は東急百貨店本店の伊勢定さん。

 Wさんが、準備してくれました。
 暑い中、ありがとうございました。

 軍資金は、お客さまからいただいたお中元の商品券。
 元気のために使わせて頂きました。ありがとうございました。

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 ☆  ☆  ☆

 受験生Fさんには、事務所伝統の「合格タオル」の授与。
 
 身につけて受験すると、なぜか必ず合格してしまう、不思議タオルなんです。

 がんばって、この夏を制覇してしまおう、ぜ! 

by expresstax | 2006-07-21 23:19 | 事務所  

高木先生のご葬儀

 高木俊志先生のお通夜に参列しました。
 享年67歳。とてもお若いご逝去です。

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 高木先生は、11年前、私が独立したばかり、東京税理士会の渋谷支部の同好会、渋谷パソコン倶楽部を、小森先生、倉林先生、松木先生と結成したときに、芳賀先生達といっしょにご参加くださっていました。

 その当時は、税理士が独立するといえば、数百万円もするオフコンをリースなどで買い入れるのが常でした。

 でも、ろくに資金を持たない私などが税理士事務所として独立して、たまたま発売直後のウィンドウズ3.1のOS登載可能なパソコンを導入。
 とても身軽なスタートアップを切ることができました。

 パソコンを買い込んできて、ヨドバシカメラのお兄さんに電話口で聞きながら、PCをセットアップしました。

 当時のパソコンは、まだまだ自分で組み立てなければならない状態でしたから、メモリカードを差し込み、プリンタを接続し、OSを数十枚のフロッピーディスクでインストールし、ひとりで、夜っぴてかかって組み上げました。

 会計業務において、税務シミュレーションにおいて、コンサルティングにおいて、パソコンは、特に3.1以降のウィンドウズは、自分たちにとって、まさにその後新しい業務をお客さまに提供するうえで、とても強力な武器になりました。

 渋谷パソコン倶楽部は、楽しげに、でも、そんな税理士の情熱でスタートしたのです。

 公認会計士でいらした高木先生は、我々スタートアップメンバーからはちょっと上の世代。
 当時は、お年をお伺いするなど思うべくもなかったのですが、逆算すると56歳くらいでいらしたのでしょうか。

 とても穏やかで、優しい風貌と語り口が印象的で、当時(まだ)若かった(つもりの)私たちは、高木先生に甘えて、談論風発、お酒を酌み交わしながら議論を交わしたものでした。

 優しい笑顔で、ちょっとお酒に顔を赤らめて、にこにこと、我々の議論を楽しんでいらっしゃいました。

 ☆  ☆  ☆

 写真は、お通夜の受付のテントの横に、威風堂々、篝火のように、組み上げられていた3本のオールです。

 高木先生は、120年の歴史をもつ一橋大学ボート部(端艇部)でご活躍なさっていたのだそうです。

 もう、きっと40数年、どうかすると奥様達より長い間一緒に、練習の中で、レガッタの最中で、ともに青春を、壮年を生きてこられたボート部の同窓生の方々が、高木先生を懐かしみ、思いやる姿に、胸が詰まりました。

 癌で闘病されていたというお話を伺い、何で一度でもお見舞いに伺わなかったのかと悔やまれました。

 高々とそびえるオールを仰ぎながら、高木先生が、きっと今は、お楽になられて、相変わらず、あの優しい笑顔でいらっしゃるのだろうと願わずにはいられませんでした。

by expresstax | 2006-07-20 23:20 | 折りにふれて  

学会訴訟部門判例研究会

 午後6時からの判例研究会です。
 ずっと出席簿を空白にしていたので、今週も、いそいそと出席しました。

 だいぶ人数が減って(私も犯人のひとりです。)、よく言えばじっくり。

 今回のテーマは、塩原先生の平成18年6月20日の「消費税歯科技工所判決」です。

 ☆  ☆  ☆

 消費税がかかる課税売上が、現在ですと年5千万円以下の場合、簡易課税制度が選択できます。

 実際の課税仕入れがなくても、業種別に、

 課税売上高×みなし仕入率

 が、消費税計算上の原価とみなされて、消費税が減額されちゃう制度です。

 平成16年3月までは、年2億円までこの制度が選択できました。
 実際の課税仕入と、みなし仕入額の差が、「益税」になっちゃいますから、オイシイというか、国にとっては、口惜しい制度です。

 例えば、不動産賃貸など、課税仕入率などせいぜい2~3割ですが、5割引けちゃうのです。

 だいたい、原価なんて、業種別におおまかに決まるよね、というわけで、消費税では、業種は5種に分類されています。
 第1種 卸売業                                     90%
 第2種 小売業                                     80%
 第3種 農業、林業、漁業、鉱業、建設業、製造業、               70%
      加工賃その他これに類する料金を対価とする役務の提供を除く  
 第4種 飲食店業、金融・保険業など、                       60%
      加工賃その他これに類する料金を対価とする役務の提供
 第5種 不動産業、運輸通信業、サービス業                   50%

 ☆  ☆  ☆

 さて、歯科技工所の簡易課税の計算を、この第3種の製造業として申告したところ、税務署さんから、これは第5種である、と否認されてしまったそうです。

 というのも、消費税の基本通達13-2-4 (第三種事業及び第五種事業の範囲) に、この第3種と第5種の範囲の判定は、

 「おおむね日本標準産業分類(総務省)の大分類に掲げる分類を基礎として判定する。」

 とあったのです。
 この日本標準産業分類では、歯科技工所は、サービス業分類なんですね。

 ☆  ☆  ☆

 困ったのは税理士さん。税額自体は160万円くらいだったのだそうですが、製造業だと信じて申告していたからです。そして、弁護士さんの戸を叩きます。
 そして、裁判費用は、税理士さん持ちで、訴訟に及んだそうなのです。

 そのいきさつを、主任弁護人さんである森田辰彦先生が、「ある納税者勝訴判決」(税法学554号)に書いてくださっているのを副会長の朝倉先生が紹介してくださいました。

 森田先生は、「税務訴訟は、勝てないというリスクはあるものの、相談者は真剣そのものであり、また公権力が相手とあって、挑戦するやりがいがある」と、思いつつ、最初の「反応」は、「この金額のために訴訟するのか?」というのが、率直な感想だったそうです。

 でも、持ち出しになっても、という税理士さんの情熱に突き動かされて、受任。

 結果は、第1審の名古屋地裁で、納税者勝訴。
      2審で、敗訴。
      そして、平成18年6月20日、最高裁で、上告棄却、不受理。

 そもそも、消費税の判定基準を消費税法におかないで、日本標準産業分類をちゃっかり借用しちゃう通達を、法律のように振りかざすって、おかしいだろ?歯科技工は、製造業じゃないか。というのが、争点でした。

 名古屋地裁判決では、

 「少なくとも、製造業及びサービス業の語義を厳格に解釈すべき消費税法の適用を念頭に置く局面においては、日本標準産業分類が、歯科技工所をサービス業ないしサービス業としての性格を有する医療業と分類することは、合理性を有するとはいえず、歯科技工所との関係では、日本標準産業分類に従って第三種事業と第五種事業を区分する本件通達の合理性を認めることはできない。

 そうすると、日本標準産業分類に従って第三種事業と第五種事業を区分することが消費税法ないし消費税法施行令の制定者の意思にそ っており、歯科技工所が第五種事業であるとする被告の主張は採用できない。

5 国会における審議において、消費税導入の際には、当時の事業区分(卸売業とその他の事業)の区別を日本標準産業分類によって行う旨の明確な言及はなく、その後事業区分が細分化された際にも何ら議論されていないのであるから、日本標準産業分類に従って第三種事業と第五種事業とを区分するということが明確な制定者の意思であると認めることはできない。」

 と、堂々と、判定基準は、法律により定めるべき、とうたっていたのに、です。

 特に、森田先生を突き動かした税理士さんの情熱を考えあわせると、全く残念です。

 ☆  ☆  ☆

 消費税の簡易課税の問題は、法律ではみなし仕入率を60%としながら、政令で、50%という納税者不利な率を設定するのは、課税要件法定主義に反する、という議論もあります。

 この点も塩原先生が、税理士会平成18年3月15日号の芦澤光春先生の論考を紹介してくれました。

 法を守るべき裁判官に対して、法を守れと訴えなければならない日本の税の現場の悲しい現実に、研究会の先生方と、思いを新たにしました。

 ☆  ☆  ☆

 9月には、私も報告を担当することになりました。

 テーマは、ズバリ、財産評価の広大地。
 
 TAINS税法データベースの朝倉先生が、非公開裁決がたくさんあるので、回してくださるとか。
 
 えっ、そんなに否認事例があるのですかっ!ヽ(´o`;)ノと思いつつ、朝倉先生、よろしくお願いします。♡→ܫ←♡

by expresstax | 2006-07-18 23:01 | 研究  

LOHAS事務所

 会議で、事務所のことをお話しています。

 そのひとつに、「LOHAS事務所」のコンセプトを掲げました。

 ☆  ☆  ☆

 弊社のお客さまは、絶えず、果てしなく成長を続けます。
 とくに、資産形成・会社経営は、一過性では、成り立ちません。

 それをずっとずっと、変わることなく、全力でサポートするのが、我々の仕事です。

 税務サービスを提供して、じゃ、さよならね!では、お客さまは、困ってしまいます。
 相続申告や対策も、世の相続税申告時だけを考えた対策が、破綻の原因になっています。

 弊社では、ほとんどのお客さまが、案件の解決のあとも、契約継続をご希望になります。

 我々自身が、変わることなく、高い税務サービスを提供できる体制を持たねばなりません。

 でも、そのためには、どうしたらよいのか。

 エクスプレスの開業以来11年は、そのための体制作りの11年でした。

 ☆  ☆  ☆
 
 最近はやり?の LOHAS(ロハス)とは

 「Lifestyles of Health and Sustainability

 ライフスタイルズ オブ ヘルス アンド サスティナビリティ

 =健康と環境、持続可能な社会生活を心がける生活スタイル」 をいいます。

 ☆  ☆  ☆

 弊社が、たった一人の開業当時から、そしてメンバーが増えて移転のつど、
 
 事務所の備品を、木の机、木の本棚。革や布の椅子で構成し、
 接客室や執務室には、観葉植物や生花を飾り、

 事務所の壁は木質や大理石など、自然素材の壁材を使い、

 オフィスを、自然素材で作ってきたのは、気がついている方も多いでしょう。

 お客様をお迎えする場・空間はどうあるべきか。

 お客さまにお仕えする専門家のワークアウトの場として、

 あるべき形はどんなものか。

 周囲は、スチール机とスチール本棚に囲まれ、個人情報垂れ流しの旧態依然のオフィスばかり。
 前例がないものを、自分の頭で考えながら、原初から作って示していくしかありませんでした。

 それが、自然素材の、環境保護の、守秘義務完全厳守の現在の事務所になりました。

 でも、LOHASとは、そんなことだけではありません。

 ☆  ☆  ☆

 弊社は、比較的若い税理士集団ですが、

 これから、恋愛・結婚・出産・育児・教育・親の介護・自らの病気や老い・・・

 さまざまなライフサイクルで、人生の局面を迎え、乗り越えていくことになります。

 恋愛段階は、全員がクリアしているようですが(笑)、結婚や出産は、これから、という方もいます。

 事務所は、こうした局面、局面を、仲間達が無事クリアしていける体制を作っていきます。

 慶弔規定の整備、有休制度、給与体系、季節の食事会、社員旅行、など、開業以来、公務員規定を横目に、それをカバーし上回る整備してきました。

 一昨年の事務所移転で、一人当たり8坪の、

 おそらく都心の会計事務所としては、破格の広さを実現して、オフィス環境を作り出しました。

 今年4月からは、「スイスイ水曜日」を設定して、ノー残業デーを作りました。

 これから、更にどんな体制をつくっていくか、出産休職制度、育児休暇制度、病気や介護時の休暇制度やその後の復職制度、在宅継続制度、独立支援制度、業務提携制度・・・いろんなことができそうな気がしますが、検討課題は山積みです。

 参考に、業界の他の事務所について、調べてみましたが、ほとんど前例がないようです。

 またもや、前例のないことを、作り出していくしかありません。

 誰がやってくれることではありません。

 自分たちで、考え、創りだして、やってみて、補正して、またやってみて、作っていくことです。

 私自身も、LOHASなんて口先だけで、徹夜連続だったり、土日返上だったり、「撃ちてし、止まん」的な生活を繰り返してきました。

 でも、最高の自分達を作り出すには。
 そしてお客様によろこんでいただくためには。

 ぜひアプローチしてみましょう。

by expresstax | 2006-07-14 23:11 | 提言  

賃貸住宅消費税の還付封じ議論

 今日のご相談です。

 賃貸住宅建築にあたって、法人化の管理の仕組みと、消費税還付について、です。

 消費税還付については、お客さまがどこかでお聞きになってきたのでしょう。

 仕組みをあらまし説明しました。
 お客さまは意欲満々のご様子でした。
 お話を伺う限り、現行法のままなら、申告次第で、還付がうけられそうです。

 が、税率上げ議論のさなかで、非課税売上対応消費税還付事案については、いずれ風圧が厳しくなるのではないか、と申し上げました。

 お客さまは、ちょっと不審げな表情をなさっていました。

 ☆  ☆  ☆

 と、折りもおり、さきほど、ロータス21から、

 「財務省、アパート建築費用に課された消費税の還付を問題視
  平成19 年度税制改正で、消費税法30 条改正の方向へ」

 というニュースが入ってきました。

 「6 月16 日に開催された政府税制調査会(石弘光会長)では、個人がアパート経営を始める場合に、アパート建築予定地に自動販売機等を設置して建築費用に係る消費税の還付を受けるという事例が、仕入控除税額の計算方法を悪用した“租税回避スキーム”として取り上げられた。政府税調の委員からは、制度を悪用した租税回避行為であり、厳しい対応が必要との意見が出された。」
 
 とあります。

 いずれは、対応されるのは時間の問題、というより、想定内です。

 消費税については、事実認定という取扱はできないため、法形式できちんと規制する方向をとるでしょう。
 それが19年度改正になるのかどうかは、あと半年の法規定の整備次第、というところでしょうか。 
 そして、仮に19年改正に盛り込まれたとしても、4月以降の施行になるでしょうから、還付申告は、19年3月までの竣工引渡事業供用で、3月決算又は3月課税期間申告なら、間に合うことになります。

 見守りたいところです。

by expresstax | 2006-07-11 23:58 | 耳より税金情報  

花束の写真

 Oさんが、先日のお誕生日の花束を、ご自宅で飾ってくれました。
 そしてその写真をメールで送ってくれました。
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 鮮やかなひまわり。
 あでやかなバラ。
 白いのは、とても珍しい、八重の花びらの紫陽花。
 ひまわりとあじさいがこんなに合うなんて。
 素敵です。

 そしてこれは0さんだから、似合うんですね。
 心の温かな、凛とした優しさが、そのまま写真に出ています。

 私まで、幸せな気持ちにしていただきました。
 ありがとうございました。

 以前、Fさんのお誕生日のときも、翌朝、携帯電話の待ち受け画面に花束の写真を貼って見せてくれました。とても、嬉しかったです。

 温かな、優しい気持ちのキャッチボール。
 一つ、ひとつ、投げては返して。
 みんなで渡し合って。
 続けていければ、いいね。

by expresstax | 2006-07-10 23:53 | 事務所  

軽井沢研修

 1泊2日軽井沢研修に行ってきました。
 例年の全国総会です。写真は、懇親会。

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 今年は、レクチャーは、小林先生の資産税判例研究、細田先生の国際課税です。
 2日目は、経団連の阿部先生、小畑先生を招いて、緑川先生、竹内先生、掛川先生のパネルディスカッションで、改正法を中心にポイントを議論して頂きました。

 資産税は、とてもドメスティックな税制なので、一見国際課税は、縁が薄そうですが、弊社のお客さまに関連する内容が、どんどん飛び出てきて、思いきり勉強させていただきました。聞いておいて、よかった!内容です。

 ディスカッションでは、主に、掛川先生が、実務ベースにかみ砕いたお話をしてくださいましたので、よく整理できました。

 条文を前に、唸っていたのが、今頃になると、なんとか整理がついてきます。
 国税さんも、もっと早く、まとめを出してよ、といいたくなります。

 阿部先生が、自民党税調の柳沢会長からの情報を、最後にさくっと報告してくれました。
 消費税の上げ幅は、1~2%では済まないこと、買換税制の国土交通省と財務省の念書。。。。

 テラスでご一緒すると、緑川先生に、「飯塚、聞くと思ったよ」と先制攻撃をかけられました。
 はい、よくご存じで。

 でも、その会話を受けて、阿部先生は、きちんと追加報告してくださいました。
 ありがとうございました。 

 懇親会の鈴木先生の締めのお言葉にもありましたが、立法サイドの先生方から、直接お話を伺えるのは、とても幸せなことです。

 ☆  ☆  ☆

 場所は、今年から軽井沢プリンスホテル。
 昨年までのメゾン軽井沢は、ファンドに買われてリニューアル中とか。

 弊社からは、松澤さん、岩澤さん、荘田さんと飯塚が出席しました。
 休日の研修にご無理をかけてもいけないので、今年から、出席希望者を募って、参加していただきました。

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 岩澤さんと荘田さんは、初めての出席なので、懇親会のひな壇で、自己紹介とご挨拶。

 懇親会に出席の先生方は、あのテーブルもこのテーブルも、全国でも著名で卓越したそうそうたる先生達ばかりです。
 こうした機会に、ぜひご挨拶して、先生方のオーラをたっぷり浴びましょう。
 税理士として、今後、きっとそのオーラが栄養になるはずです。

 名刺交換に応じてくださった先生方、ありがとうございました。

by expresstax | 2006-07-09 23:00 | 事務所  

固定資産の交換と、交換自己否認、そして相続税取得費加算

 今日のご相談です。

 相続で、意に反して、兄上の自宅の敷地を相続させられてしまった弟様。
 
 なんとまあ、困った話ですが、実は、よくあります。

 相続税の申告期限に迫られて、後先考えずに遺産分割してしまった様子が見て取れます。

 ☆  ☆  ☆

 兄上は、近くの市街地農地を相続取得されています。

 それで、弟の持つ兄の自宅の敷地と、兄の農地を交換すれば、兄は、土地家屋とも自分の土地になり、弟は、農地を売却して、現金化することができます。
 評価額は、ほぼ一緒になるそうです。

 こんな交換が可能でしょうか?

 そのままではアウトです。

 固定資産の交換特例(所得税法58条)の要件のひとつに、同種の資産を交換して同一用途に供すること、というのがあります。

 土地と土地の交換ですから、同種資産要件は、OK。

 農地と宅地の交換では、用途が違うので、ダメなんですね。
 
 兄上が、農地と同一用途にするために、自宅敷地を畑に耕せば、なんて、マンガみたいな話しになります。

 で、検討していただいて、兄上が、農地を転用して宅地にしてから、然る後、交換。

 こうすれば、OKです。

 通常は、農転に時間やお金がかかるので、腰砕けになりがちなんですが、今回は、兄上が「俺が造成費を出そうじゃないか」と英断なさったところがポイントです。

 ご相続から3年内なので、相続税を譲渡原価算入できる取得費加算特例が使えます。

 固定資産の交換は、譲渡をなかったものと見なすので、この取得費加算が使えるんだろうか、もったいない、という疑問が次に出たようです。

 これも、OKです。

 売却して現金化するのは、弟様。

 弟様は、兄自宅敷地を時価で売って、元農地を時価で取得して、民法上の交換をしますが、兄自宅敷地の売却について、所得税法の交換特例は適用せずに、自己否認します。

 相続取得で、土地はほとんど含み益。含み益を実現して、譲渡所得が算定されます。

 このとき、取得費加算制度を適用して、譲渡税をほとんどゼロにします。

 そしてすぐさま、交換取得した元農地を第三者に売却しますが、そのときは、元農地の売却原価は、時価まで引き上がっていますから、譲渡所得はゼロ。

 つまり、譲渡税はかからずに済みます。

 ☆  ☆  ☆

 ご相談者様は、安心なさったようでした。

 ただ。

 兄上が負担なさる造成費が、交換価格の2割をオーバーしないよう、要注意です。

 さらに。

 本当は、そもそも、ご相続の時点で、兄自宅敷地は兄が、売却予定農地は、弟が、と遺産分けできていれば、登記の登録免許税は、相続登記の際の、当時0.2%で済んでいたはず。
 
 今回は、交換したことにより、兄は、相続登記費用+交換登記+不動産取得税、弟は相続登記費用+交換登記費用+不動産取得税が、よけいにずっしり、かかってしまいます。

 それでも、放置するより、100倍、ましです。

 ご兄弟のご決断、それを支援なさっている相談者様に拍手、です。

 ☆  ☆  ☆

 不具合な権利関係は、一刻も早く調整して、解消すべきです。

 遅れれば遅れるほど、泥沼になります。

 そこに、税務判断と意思決定の重要性があります。

by expresstax | 2006-07-06 23:33 | お仕事