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登録免許税・不動産取得税の増税間近!-相続・贈与・権利調整は3月末までに!

 売買や相続など不動産の所有権を移動した場合に、取得者に登録免許税や不動産取得税
 がかかります。これら不動産流通税は、平成18年度税制改正により、4月1日以降一部軽
 減が打ち切りになります。
 
■登録免許税は土地売買・信託登記以外倍増、不動産取得税の1/2特例と、事業用家屋以外
は3%延長

 登録免許税は、土地売買は1%、信託登記は0.2%税率継続ですが、その他の相続・贈与、
 建物取得は倍額の2%に増税です。
 

 (単位:%)    平成18年3月末迄      平成18年4月以降
取得物件と原因    登免税 不取税 合計 登免税 不取税 合計

相続・共有物分割   0.2   -   0.2   0.4   -  0.4

贈与遺贈交換 住宅家屋 1.0 3.0 4.0 2.0 3.0 5.0
非住宅家屋 1.0 3.0 4.0 2.0 3.5※ 5.5※
※平成20年4月以降0.5%増
土地 1.0 1.5 2.5 2.0 1.5 3.5

売買 住宅家屋 1.0 3.0 4.0 2.0 3.0 5.0
非住宅家屋 1.0 3.0 4.0 2.0 3.5 5.5
土地 1.0 1.5 2.5 同左

 不動産取得税の土地の1/2軽減特例は平成17年末で期限到来しますが、平成21年3月
 末まで延長されます。
 
 平成18年3月末で到来予定の軽減3%税率は、非住宅家屋以外は3%のまま継続します。
 
 店舗・事務所等非住宅家屋は、平成20年3月末までは3.5%の経過税率。
 
 登録免許税とも非住宅家屋狙い打ち増税です。
 
 土地は、平成18年度固定資産税評価替により評価額が増加すれば、増税土地が増えそう
 です。
 
■先代名義のままの不動産は、即、登記!-遺産分割が未了な場合は、これを契機に分割
確定を


 先代名義のままで放置され相続人共有状態、相続権が次の代まで枝分かれして、いざ売
 却や借入の際に身動きがとれない不動産が多いのですが、相続時でなく登記時の固定資
 産税評価額と登記税率で課税されます。
 
 これらも、平成18年3月末までなら現在の税率と評価額で相続登記が可能です。
 
 仮に遺産分割が整っていないために未登記の場合でも、今からでも相続人を確認して協
 議を行わねばなりません。税金が軽いうちに、とお話しして、協議成立のきっかけをつ
 くりましょう。
 
■自然発生借地権の固定化で相続税対策-3月までに実行可能!

  個人の土地を法人建物敷地として、自然発生借地権が生じている場合には、借地底地
  の交換を行して、個人法人それぞれが完全所有権にしてしまいます。
 
 法人は、借地権相当額を完全所有権に、個人は底地相当額の所有権上に、再度、法人へ
 借地権を移していきます。同族内の意志決定で足りますから、すぐ実効可能なはず。
 
 特にこれから路線価が上がる地域の相続税対策として有効な方法です。
 
■過去の相続共有の共有物分割、借地底地の交換権利調整、無道路地や旗竿地の解決も!

①過去の相続で不動産が共有状態にある場合が多々あります。

 この場合は、共有物分割や交換により、名義を分割することができます。
 
 権利調整のための交換は、売買と異なり資金が動かないため、低廉な費用で実行するこ
 とがポイントです。権利調整の一番の障害は、流通税なのです。
 
②接道が2m未満の土地や、無道路地は、建築自己利用も相続物納もできない死に地です。

 入口の土地と奥の土地を、入口の地権者さんと交換してもらえれば、立派に蘇ります。
  多少多めに土地を差し上げれば、お話が進む場合があります。
 
 そんなの3月までには無理ですって?
 間に合わなくても、死に地のままで放置せず、今からチャレンジしてみましょう。
 解決を避けて通ることはできないからです。

by expresstax | 2006-01-30 17:12 | 耳より税金情報  

ライブドアとコンサルタント

 ライブドア問題が取りざたされています。
 その中心が、元税理士のCFO宮内亮治氏だということです。

 ライブドアが違法だったのかどうか、それは捜査中でしょうから、まだ何ともコメントすべきではないでしょう。

 宮内氏は、その昔、税理士として当時のオン・ザ・エッジの堀江社長に上場をすすめ、ライブドアが大きくなるにつれ、税理士を廃業し、ライブドア経営に自分の軸足をシフトしていったことがこのページに書かれています。
 
 ライブドアが税理士を組織してチェーン化し、投資商品を販売して儲けよう、という趣旨の講演のようです。

 宮内氏がライブドアに傾斜したのは、顧客第一主義があってこそ、と思いたかったのですが、上の講演趣旨を見ると、専門家の儲けの構造にもその動機があるようです。

 楽天の三木谷社長は、TUTAYAなどのコンサルティングをやっていたそうですが、コンサルタントでは儲からない、と判断し、方向転換。ビジネスを100くらいも挙げ、その中で成功の見込める現在の楽天事業を興したのだと、以前聞きました。

 確かに、腕が立つコンサルタントであれば、そこそこは儲かるでしょうが、コンサルティングをしている限りは、自分が爆発的に儲けることはまれでしょう。絶えず、黒子です。

 そうでなければ、お客さまに保険を勧め代理店収入を得るとか、不動産売買の紹介手数料をとるとか、宅建登録して仲介手数料をとるとか、はたまた、上のライブドアの宣伝にあるように、投資信託を売るとか、専門家の看板の元に、別業を行うかしか儲けの道はなさそうです。

 税理士なんかやっているから、儲からないんだ、という宮内氏の声が聞こえてきそうです。
 
 武士は食わねど、というつもりもありませんが、なんだかなあと、見ていましたら、今回の事件です。報道を見ながら考えています。

by expresstax | 2006-01-22 23:25 | プロフェッショナル  

エクスプレス新春経営資産セミナーご案内

 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 平成18年、景気回復を背景に、いよいよ増税・増医療費負担・増年金負担がスタートします。
 攻めの経営と増税防衛体制の構築をさらに進めていただくための例年の新春経営セミナーです。

 第1部は、会社法実務で第一人者の公認会計士渡部博先生から、今年5月の新会社法施行を目前に、最低限しなければならないこと、新会社法をどのように事業承継に利用するか、ご講演頂きます。

 第2部は、後継者様への資産教育がテーマです。

 資産に関する教育、自らを主導的に守るための法律財務の実践教育は、これまでの日本の教育体系では、カリキュラムされてきませんでした。

 今回は、ベストセラー「東大生が書いたやさしい株の教科書」の著者のおひとり、加藤貴裕君が登場。急上昇する株式市場と株式投資へのアプローチについてガイダンス頂きます。

 そして、加藤君のご父君であり弊社取引先様の加藤賢二様が、この1月発刊の著書『自分主義を超えて』手作り日本再生論」をもとにご報告。そして、親子で次世代の資産教育について意見交換をお願いします。

 第3部は、同族会社を直撃する平成18年度税制改正について、弊社飯塚がご報告します。当日、日本法令社より出版する「よくわかる平成18年度税制改正と実務の徹底対策を配布予定です。

 第17回目の経営資産セミナーを有意義な交歓の機会として、先々を見抜くご自身の財産経営について、確かな戦略決定の一助としていただけますように、ご案内申し上げます。 敬具

            記

日時:平成18年2月7日(火)午後1:30~5:00(1時開場)

場所:日比谷帝国ホテル 本館4階 松の間
    東京都千代田区内幸町1丁目1番1号 TEL.03(3504)1111(代)

講演:第1部 「新会社法施行目前! 必ずやるべきことと、事業承継への活かし方」
         公認会計士渡部博事務所 公認会計士・米国公認会計士 渡部 博 先生

   第2部 「東大生が書いたやさしい株の教科書」」著者親子様の親子論・資産教育論 
         東京大学法学部4年                      加藤 貴裕 氏

        「自分主義を超えて-手作り日本再生論」
         日本生命保険相互会社首都圏代理店第一部 部長  加藤 賢二 氏
        
        親子「鼎談」-後継者への資産教育について
            加藤 貴裕 氏 ・加藤 賢二 氏 コーディネーター飯塚美幸

   第3部 「平成18年度税制改正のポイントと増税防衛策」
       エクスプレス・タックス㈱ 代表 税理士・中小企業診断士 飯 塚 美 幸

参加費用:3千円(お飲物・ケーキ付)
おみやげ:書籍「平成18年度税制改正と実務の徹底対策」日本法令
                       平川忠雄監修、成田一正・飯塚美幸共著
参加資格:弊社顧問先様に限らせていただきます。顧問先様にはお申込書をお送りします。  

講師ご紹介:
●渡部博先生:公認会計士・税理士・USCPA、昭和40年生、早稲田大学政治経済学部卒業、青山監査法人・公認会計士辻会計事務所を経て、平成14年公認会計士渡部博事務所設立。著書わかりやすい決算書の読み方(有斐閣)、Q&A税効果会計入門の入門(税務研究会)。

●加藤貴裕氏:東京大学法学部4年生。昭和59年生。著書「東大生が書いたやさしい株の教科書」。

●加藤賢二氏:MBA、フォーラム21チームビジネスマン代表。昭和32年生。東京大学文学部卒業、昭和54年日本生命保険相互会社入社、現職。著書「自分主義を超えて-手作り日本再生論」

by expresstax | 2006-01-17 23:43 | 耳より税金情報  

明治神宮

 昨日は、明治神宮に参拝に行きました。
 例年よりちょっと遅くなりました。
 とりわけ神道の信者というわけではなく、それどころか、お盆には和尚様のお念仏を受け、クリスマスにはキリスト様の生誕前夜を祝い、お客さまのおミサでパンと葡萄酒をいただいちゃったりする不届き者です。
 それでも、独立開業の翌年にお誘いを受けてから続けているお正月の習慣です。

 買ったばかりのiモードの携帯電話のカメラで、本殿前で、さっそくぱちり。(古っ) 
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 去年のお札やお守り、お正月のお飾りなどをお焚きあげしていただきます。
 参道は、氷の彫刻が並んでいましたが、連日の寒さがちょっと和らいだためか、だいぶ融けています。

 いつも通り、社名と願意を申し出て、神楽殿に、上がります。
 今年も、社運隆昌をお願いしました。

 社殿は、どこまでも清潔で、床暖房畳のようで、腰を下ろすと、本当にほっとします。

 神楽殿では、ご祈願祭にのっとって、祈願者全員の名前と祈願を読み上げ、美しい巫女さんたちの倭舞(やまとまい)をなどを舞ってくださいます。下の写真は、もちろん、自分で撮ったものではありません。

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 背筋を伸ばして、まっすぐに鼓や鈴、柏手を身体に受けていると、気持ちが真っ白に、まっさらに、なります。
 今年も、真っ白に、まっさらに、誠実に、生きていきたい、と決意します。

 そして、最後に、お札をいただいて、さらに杉の香の御神酒杯をいただいて、社殿を降ります。
 お札と、白磁の徳利に入った御神酒とやはり白磁の杯、羊羹やお米、海苔などの撤下神饌も一緒に詰め込まれています。

 出口のところで、お守り札をいただくのも、例年の習わし。
 事務所メンバーの数だけいただきます。
 例年は、男性は紺、女性は赤の「心身健全錦守」を身につけていただいていましたが、今年は初めて、真っ白な錦の「厄除守」を選びました。

 今年も一年、元気で、メンバーとお客さまが元気に、進んでいけますように。
 お祈りしながら、玉砂利を踏んで帰りました。

by expresstax | 2006-01-16 23:27 | 折りにふれて  

「東大生が書いたやさしい株の教科書」の加藤さん親子講演実現!

 春の経営資産セミナーのご案内を作りました。
 講師の方々に、内容をご確認いただけたら、ホームページにアップします。
 「お茶会」と呼んでいる、顧問先様だけをご招待する弊社の定期セミナーです。

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 今年の目玉の一つは、2004年出版の「東大生が書いたやさしい株の教科書」の著者加藤貴裕君とお父上加藤賢二氏の親子講演と親子トーク。

 後継者への資産教育がテーマです。
 後継者教育は、お客さまにとって、とても関心の高いテーマなのです。

 貴裕君は、現在東大4年生です。
 実は、3年生の頃から、加藤氏のご子息とわかって、お茶会講師にと、お父上を通じて熱烈オファーしていましたが、試験などとぶつかって、なかなか実現しませんでした。

 が、今回は、貴裕君からOK、折りもおり、加藤氏が所属するフォーラム21の新刊著作をこの1月に出版されるわ、株価は急上昇するわ、という絶好のタイミングで、お茶会出講が実現しました。
 ほんとうにありがとうございます。

 貴裕君のブログ”WAY TO GO!”、加藤氏のフォーラム21のページもごらんください。

 お楽しみに!

by expresstax | 2006-01-12 23:16 | お客様  

売り止め

 新年のスタートを切ったとたん、あちこちから、確定申告や顧問のご依頼が相次いでいます。

 ずっとお世話になっているあの会社様から。
 ずっと以前にご相談いただいていたあの方から。
 顧問先様からぜひにとご推薦をいただいた方から。

 申し訳ありません。

 今年の受任は、もう、3月まで、スケジュールが満杯です。

 急遽、メンバーの増員体制を敷きましたが、それでも、いっぱいいっぱいになっています。
 これ以上は、却って無責任になってしまいます。
 既存のお客様への品質は、絶対に守らねばならないからです。

 いわゆる「売り止め」状態です。

 申し訳ない、と心の中で手を合わせながら、お断りをしています。

 じゃ、待ちますから、今回だけ、どちらか紹介してください、とまで言って下さいます。
 では、心当たりをあたりましょう、とお答えしましたが、正直、途方に暮れています。
 
 本当に、本当に、本当に、申し訳ありません。

後日談:
  結局、お世話になった会社様は、流れから、お受けすることになりました。
  歯切れの悪い受任で、申し訳ありませんでした。
  でも、精一杯、がんばります。

by expresstax | 2006-01-06 23:18 | お客様  

徹夜

 改正本の原稿書きで、徹夜に次ぐ徹夜になって、昼やら夜やら、という状態になってしまいました。

 仕事が始まりましたら、昼間は、なかなか書けません。

 例年、こんなことをして、それでも、世の中を進める歯車のひとつにもなれれば、と、自分に言い聞かせて、言い聞かせて、書き進めます。

 あれも、書きたい。これも、調べたい。でも、限りがあります。

 毎年、こんな状態で、進みます。 

by expresstax | 2006-01-05 04:12 | お仕事  

Creed(信条)

 明けまして、おめでとうございます。

 いつも、どたばたの年末年初ですが、特に今年はお正月が短く、悲鳴をあげています。

          ☆ ☆ ☆

 昨年末に、素晴らしい会計士さんにお会いしました。

 その際に、お話ししたいくつかのことは、とても心に浸みるお話でしたが、その際に、その先生がご自身の”Creed(信条)”を示してくださいました。

 うんうん、そうだね、そうですよね、と心と身体で納得できる言葉が並びます。

 嬉しくなって私が思わず微笑んだので、同席の方が不思議そうになさいました。
 でも、こうしたことから共感できるって、素晴らしいことだ、と思いませんか。

 "Creed"は、「クリード」、日本語に訳すと、「信条」ですが、「クレド」として、リッツカールトンホテルなどの経営方針として、有名になった言葉です。 
 
 いい仕事をするというのは、それだけで、美しく、崇高で、誇り高いことです。

 それを、淡々と、さりげなく、進めていきましょう。
 そして、熱く一緒にがんばれる、そんな仲間と、今年、出会っていきたいなあ。

 そんなことを、思いながら、元旦をスタートします。

 どうぞ、今年もよろしくお願いします。

by expresstax | 2006-01-01 21:05 | 提言