税理士飯塚美幸のひとことメッセージ

by expresstax

欠損金の繰戻還付は4月申告からスタート、そしてローズガーデン

 平成21年度税制改正のうち、中小法人について、欠損金の繰戻還付規制が解除されました。

 前期が黒字、当期が赤字といった、昨今の中小企業の救済策ですから、
 去年までは、ウチだって羽振りが良かったんだ~、と口惜しい思いの会社さん向けです。

 青色申告していれば、翌期以降7年間、損失の繰越控除は受けることができます。

 でも、しばらく赤字が続きそうだぁ、という中小企業に、繰越控除なんて絵に描いた餅。

 前期の黒字で払った税金が恨めしくなります。

 とはいえ、既に払った税金を取り戻すなんて、国家財政の安定性を損なう、とばかりに、
 
 繰戻還付制度は、法律としてはありながらも、
 設立5年以内の中小法人以外は、実質停止されていました。

 欧米の法人は、欠損填補に、期限なんか設けません。
 法人はゴーイングコンサーンだからなのだそうです。
 日本はケチ、ですよね。

 ☆  ☆  ☆

 さてさて、その繰戻還付制度が、青色中小法人に限って、今年から復活。
 設立5年を超えていても、OKです。

 平成21年2月1日以後に終了する各事業年度からの適用ですから、

 実質、平成21年4月申告からです。

 ただし、この制度は国税のみ。

 法人住民税・事業税は、この制度はないんですね。

 でも、住民税・事業税については、その会社が黒字申告になったら、
 そこで繰越控除して、税額軽減してくれるので、
 忘れた頃に、救済されます。

 いささか苦し紛れの制度ではありますが、
 
 転んでも、タダでは、起きないゾ、と、その気概が、会社を蘇らせるのです。

 ☆  ☆  ☆

 アークヒルズのローズガーデンが特別観覧できました。
 サントリーホールの屋上部分です。

 通常は閉鎖なのだそうで、
 普段はどなたが、ごらんになるんですか?と案内係りさんに聞きましたら、

 そもそも、周辺マンションやオフィスの上から眺めるための施設なので、
 通常は、お手入れのアークガーデンクラブの人たちしか入れないのだそうです。
 上から眺めるためだけに、これだけの作庭をするとは、
 なんと、贅沢な。
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by expresstax | 2009-05-18 23:38 | 法人税