税理士飯塚美幸のひとことメッセージ

by expresstax

無償返還借地から普通借地権への転換、そして花水木のツボミ

 地主様の土地を、地主様のご親族会社が、
 賃貸借契約のうえ、無償返還届出して、利用していたそうです。

 土地の評価でいえば、土地は自用地の8割評価。
 地主様の自社株評価の際には、純資産価額の計算上、自用地の2割を計上します。

 そこに。
 今のうちに、法人が借地権を買取ってしまおうという話しになったそうです。

 さて、その買取価格は?
 というのがご質問の内容でした。

 答えは、「借地権の時価で」です。

 相続税評価は、相続税評価。
 無償返還契約である以上、あくまで、無償返還=借地権なし、なのです。
 したがって、法人は、2割の借地権を先取しているわけではないのです。

 またそもそも、借地権利金により借地権買取をする段階で、
 それまでの無償返還の借地契約は、民法上、いったん解除。
 そこから新たに、借地権が設定されるのだ、と考えるべきでしょう。

 どうも、税理士が税務上の知識をいじっていくと、
 とんでもない錯覚を起こしそうですが、

 ここは、民法の基本に戻るべきなのです。

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 裏の公開空地のピンクの花水木です。
 ツボミのようですが、これは、厳密には、葉萼なのです。
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by expresstax | 2009-04-23 23:02 | 譲渡