OKストアのオネスト・カード、そして大晦日

 今日は大晦日ということで、三崎のマグロの差入をいただきました。

 自宅の大掃除、窓ふき、てんやわんやでしたが、
 いただいた柵取りをお刺身と漬けにして、
 我が家でマグロ大会です。

 ごちそうさまでした。
 とってもおいしかったです。

 ☆  ☆  ☆

 山葵や他のお刺身の追加を、近くのOKストアに買いに行きました。
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 OKストアは、飯田5兄弟(セコム・天狗・岡永など)の三男・飯田勧さんが作ったスーパーマーケットで、お店にもでかでかと「Everyday Low Price = 毎日安い」を掲げて、日本版ウォルマートと言われてるそうです。




 とても面白いスーパーで、気づいただけでも、とてもアメリカンな、というよりウォルマート的なポイントがいっぱいあります。

1.とにかく「EDLP」なので、他のスーパーが安売りするとそこまでは下げる。したがって、お客は他のスーパーと買い周りしなくても、必ず一番安く買える。

2.他店と同じか安いので、チラシをほとんど出さない。したがって、広告費を抑えて、低価格を実現する。

3.魚売り場で山葵を尋ねたら、野菜売り場まで探しに行ってくれる。
  野菜売り場で尋ねたら、きっと反対のことをしてくれるだろう。

4.店員さん全員がマスクをしている。

5.カートのまま乗れる斜行エスカレータは、床の溝とカートの車輪溝が噛み合って、上昇中もカートが動かないようになっている。設備投資をきちんとして、つまり、来店客に最大の便宜と利益を与える。

6.レジ袋は6円。段ボール箱は無料。エコバッグ持参、車で買付、の固定客志向。

7.支払は現金のみ。
 カード払いを受け付けると、事務負担が増えコスト増になる、
 そのぶん低価格を維持し、社員の給与水準を高くする、という趣旨だろう。
 御徒町の多慶屋さんと似てる。

 ということで、日経ビジネスの「2008年版アフターサービス調査」(2008年7月28日号)で、スーパー部門における顧客満足度第1位を獲得してるというのも頷けます。

 と、たまたま、今週のプレジデント誌(2009年1月12日号)に、社長の飯田さんが「オネスト・カード」のことを書いていました。

 長雨が続いた時期に品質の落ちた野菜が高値になるのをそのまま売りたくない。
 そこで、「オネスト(正直)カード」に、「長雨のため品が悪く、高価な野菜を入荷しています。天候の回復を待ってお買いあげ下さい。」と書いて、少しだけ仕入れた野菜のそばに掲示するんだそうです。

 事情を正直に伝えて、売りたくない品物を売らない。

 そしてお客様は、これを支持した、ということです。

 顧客満足度NO.1、なるほど!です。

 不十分なことがある場合、提供する側が、とりつくろったり、誤魔化したりするのではなく、

 正直に、
 あるいは、ぶっちゃけ、

 きちんと説明して、きちんと対応するほうが、よほど、気持ちの良い質の高いお仕事ができるのではないか。

 もちろん、不十分であることの開き直りになっちゃうとマズいんですが、
 オープンにお客様の理解と納得を得て、解決に繋げるには、
 良いことだと思うのです。

 マグロ大会で、思わぬ発想を得られました。

 来年のお仕事に、さっそく活かしたいと思います。

 ☆   ☆   ☆

 と、大晦日も更けてカウントダウンです。

 どちら様も、お元気に、良いお年をお迎え下さい。
by expresstax | 2008-12-31 23:30 | プロフェッショナル