事業を配偶者様が引き継がれるケースは、まま、あります。
糟糠の妻として、スタートアップから支えてこられた配偶者様が、
承継してみると、実際には、なかなか難しいケースが大半です。
財産相続は、「形」として可能ですが、
事業そのものの承継・伝達・教育・育成は、
生前からの準備がないかぎり、大変難しい局面を迎えます。
後継者と目していた子への承継でさえ、大変なのです。
特に必要なのは、承継しうるだけのシステムの準備です。
その構築を、配偶者様の資質や努力だけに求めてしまうのは、残酷です。
事業承継というときに、
自社株や資産という財産承継だけが声高に語られますが、
事業そのものの承継には、
経営者様が、
ご生前に、相当な覚悟を持って準備して頂かねばならないのです。
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外構壁のアベリア・ホープレイズ=スイカズラです。
こんな花を咲かせるんですね。