小規模宅地の減額特例の二度使い   

2006年 11月 03日

 ご相続の分割協議です。

 財産評価においても、税特例においても、最大の税効果で、最小の税額に持ち込みます。

 ☆  ☆  ☆

 相続税の特例に小規模宅地の課税価格の特例という制度があります。

 居住用又は事業用の宅地に関しては、最低でも200㎡、5割減額できる税金の特例制度です。

 配偶者さんが取得するなど要件に合致しますと、特定居住用で240㎡まで8割減、特定事業用で400㎡まで8割減とできますから、これはもう、大バーゲンです。

 で、一次相続(ご夫婦のいずれかのご相続)の際に、残された配偶者様がご自宅敷地のほんのちょっとでも取得しますと、特定居住用が使えます。

 二次相続の場合は、同居ご親族が相続されますと、特定居住用がやはり使えますが、最低でも、200㎡5割減が使えます。

 でも、一次相続で、特例適用地を配偶者さんが、相続されますと、二次相続のときは、またぞろ課税対象とされ、そこで、また特例適用をしなおそうか、ということになります。

 これを、一次相続の時は、配偶者以外の相続人が該当地のうち特例適用地積だけを相続して、特例適用。残りを配偶者さまが相続します。

 そして、残りの配偶者様のご相続、つまり二次相続のときは、配偶者相続宅地について、新たに特例適用します。

 こうすることで、一次+二次で、小規模宅地特例が、240㎡+200㎡、とか、400㎡+200㎡とか、ほぼ倍の面積について、△8割や△5割になります。

 ね。お得でしょ。

 この一次+二次で、結局240㎡だけ特例適用するか、440㎡特例適用するかの税額差は、ドラスティックに出ます。

 ☆  ☆  ☆

 といったところも、上手に味付けしながら、税効果最大限の遺産分けが進みます。

 今日もたっぷり7時間。
 みなさま、ほんとうにお疲れ様でした。

by expresstax | 2006-11-03 23:12 | 相続・贈与

<< 休日出勤 学祭 >>