ご質問をいただきました。
平成30年から広大地評価が廃止されて、地積規模の大きな宅地の評価が適用されますが、
その地積規模の大きな宅地の評価方法について、いろいろな意見が出ているとか。
特に、地積規模の大きな宅地の評価では、
広大地評価では適用されなかった開発を了した宅地=既にマンション等が建った宅地についても
要件を満たせば、減額が適用されることで、
不適切ではないか、との意見があるとか。
うーん、ですね。
通達改正に関わった担当官さんたちが、どこまでを想定しているのかは、分かりませんが、
例えば、既にマンションが建っていても、
建替が今後の課題、というケースが増えています。
その時に、三大都市圏であれば、500㎡以上ならやはり建築要件が問われるので、
そこは、地積規模の大きな宅地を宅地として見るときに、
一定の制限がかかることを想定しているのかも知れません。
もう一つ、弊社のお客様の土地で、
東京23区内で、接道部正面路線沿いの用途地域では指定容積率300%ですが、
土地のほとんどの部分は、200%の住宅地域に所在するという土地があります。
これについては、相続税の試算を行うときに、
地積規模の大きな宅地の適用できないかも、と仕方なく保守的に試算しているのですが、
でも、とても不合理です。
そのあたりが、通達になる段階で、どのように取り扱われるのか、
そんな疑問も編集者様にお伝えしました。
いずれにせよ、そろそろパブコメの結果とか、改正通達で明確にされることと思いますが、
相続税等への影響が大きいだけに、
気になるところです。
ありがとうございました。
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ご相続のお客様のところに、相続税の最終報告にお伺いしました。
遺産分割を確定していただき、
今後の固定資産税や譲渡した場合の税制について確認していただきながら、
最終確定をしていただきました。
お疲れ様でした。
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終わって、ちょっとほっとした状態で、
もう一度、ご自宅周辺の確認をさせていただきました。
お作りになっている畑の一部に、
鈴なりのキゥイが。
また隅の方には茗荷が。
香り高い茗荷が、掘り起こされます。
お嫁に行ったお嬢様が、しばらくはスーパーで買う野菜に慣れず、大変だったとのこと。
ほんとうに、ご自宅で新鮮なお野菜をいただいていたら、
外の野菜はいただけなくなりそうです。
感激してあれこれ拝見していたら、
なんと、ひょうたんカボチャや茗荷や枝豆をお土産に持たせて下さいました。
もうしわけありません。
ありがとうございます。
おいしくいただきます。