税理士飯塚美幸のひとことメッセージ

by expresstax

所轄税務署への事前相談、そして富士山

 先日、税理士先生からのご質問をいただいた問題です。

 過去にも、同様な質問があり、
 その時にも、ちょっと気になっていたので、書きます。

 ☆  ☆  ☆

 ご質問は、
 難解な問題が起きたとき、所轄税務署の事前相談に行き、
 そこで、バツと言われてしまつた。
 そこでいろいろ調べて、講演会に行くと、講師はマルだと説明している、
 講師に個別に質問しても、マルだと答えられる。
 どうしたものだろう、というものです。

 その時の、我々講師陣も、マルだとお答えしていました。

 ☆  ☆  ☆

 なぜ所轄署に相談担当官はバツだと答えたのか、

 持参資料の不足か、
 相談者の説明の不足か、
 担当官の見識不足か、
 そもそも、法律が予定していない、回答のない問題なのか、
 それはわかりませんが、

 バツだと答えられたときに、なぜバツなのか、
 その点を、よく確認することです。
 根拠法何条の何項のどこに非該当だから、バツだ、と
 明確にならねば、事前相談に行った意味がありません。

 ☆  ☆  ☆

 税務の事案について、相談できる場所はいくつもあります。

 所属税理士会の会員相談室や、
 支部の相談室もあります。
 税務研究会さんの懇話会のような機関、
 日税研の相談室、等々、

 無料・有料さまざまですが、
 そうした相談室に予め相談して、

 マルかバツか、ではなく、
 どこにどんな論点があって、
 それはどう考えるべきか、明らかにして、

 ひとつひとつを丁寧に明確にしていくことです。
 所轄税務署に行くのは、その後です。
 
 事前相談では、こうして外堀から固めた上で臨むとよいでしょう。
 
 ご質問者様には、再度、チャレンジしていただくことになりましたが、
 無事に進むこと、お祈りしています。

 ☆  ☆  ☆

 福岡からの帰りの飛行機。
 駿河湾の向こうに、富士山が見えてきました。
 故郷の空を越えて、いつ見ても、ほっとします。
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by expresstax | 2016-07-05 23:54 | 税理士