財産債務調書の罰則、そして暑気払い   

2015年 08月 03日


 税務調査で申告漏れが指摘された場合の罰則は、

 申告していたけど追徴がある場合は、過少申告加算税、
 そもそも無申告だった場合で期限後に申告する場合には無申告加算税が、附帯税として課されます。
 もちろん、遅延利息相当額の延滞税もかかります。

 では、どれだけの罰金になるかというと、
 今後は、国外財産調書と財産債務調書の提出義務の有無で、分別します。

 後日、税務調査があって、追徴課税を受ける場合に、
 所得税は、調書提出者は、加算税を5%軽減、
      不提出者は、加算税を5%加重。
 相続税は、調書提出者は、加算税を5%軽減、
      不提出者の加重はありません。

 所得税は、本人の自分の所得と財産の申告なので、
 調書記載せず、所得を過少申告するとは、けしからん、と、税率加重されますが、

 相続税は、相続人が行う申告ですから、
 親が調書提出していなかったとしても、相続人には責任はありませんから、軽減のみです。
 加重はありません。

 これを税率テーブルにまとめるとマトリクスになるので、今回、一覧表にまとめました。
 事務所ニュースでお送りしますね。
 
 ☆  ☆  ☆

 気をつけたいのは、
 調書提出して、罰金が軽くなることはあっても、免除されるのではないということです。

 調書提出義務者が調書を提出していないと、自主的修正申告でも5%かかります。

 調書提出義務者が調書提出していれば、期限内申告していない場合でも、無申告加算税がゼロになります。
 調書提出関連の罰金制度で、唯一、免除になるケースですが、
 3月15日までに調書だけ提出しながら、期限内申告しない人って、ないよね~、という議論になりました。

 やはり、罰則優先の仕組みなんですよね。

 ☆  ☆  ☆ 

 いよいよ、8月。

 お中元にいただいていたビールや地ビール、ハムソーセージなどをご馳走になろうと、
 事務所で、暑気払いをやりました。

 持ち寄りのおつまみやサラダ、ピクルス、チーズなども並べて、
 カンパーイ!
 元気においしくいただきました。
 ありがとうございました。
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by expresstax | 2015-08-03 23:47 | 税制改正

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