税理士飯塚美幸のひとことメッセージ

by expresstax

意思決定税務には悪魔の弁護人、そして江戸東京博物館

 悪魔の弁護人(Devil'sAdvocate)という言葉があります。
 16世紀のローマ・カトリック教会が考え出した知恵だとのことで、

 キリスト教会が新しい候補者を聖人に加えるかどうかを審議するにあたり、
 意図的に反対者の役割を演じる人を設定して議論し、
 その反対者の反論の全てをクリアできたときに、聖人として認める仕組みなのだそうです。

 あらゆる問題点を挙げて、ひとつひとつ、しらみつぶしに潰していく、
 そこまでやって、あらゆる視点からあらゆるリスクについて想定し、解決策を準備したうえで
 意思決定していく、
 経営での、基本のメソッドとしてこの言葉が使われています。

 時には、疎まれてでも反対意見を求め、リスクを想定し、
 徹頭徹尾、100%の対応策を準備します。

 問題点やリスクの検討を回避した意思決定や感情論ほど、アブないものはありません。

 とりわけ税務においては、リスクを取ることは、原則としてできません。
 結果は、100%でなければならないのです。

 がんばりましょう。

 ☆  ☆  ☆

 ボランティア活動の一環で、
 江戸東京博物館と旧安田庭園の見学に行きました。
 江戸東京博物館は、以前に、井深大・本田宗一郎展のときに参観したことがあり、それ以来です。

 区内の在宅高齢者さんたちのアクティビティにアテンドする役目ですが、
 ボランティアの我々に、区の職員さん達がまたアテンドしてくれます。(^^;ゞ

 参加なさる高齢者さんより、もっと高齢なボランティアさんもいます。(^^)
 自分のことより、人のこと、人のため、とがんばる人は、老化しないんですね。(^^)v

 前日の台風一過。
 雲一つない青空の下、チャーターバスでわちゃわちゃと出発、
 江戸東京博物館に到着し、いざ乗り込みます。
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 江戸城(現在の皇居)の模型です。今はない天守閣まで想定して作られています。
 あっちが赤坂だよね~なんて言いながら参観します。
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 魚売りの天秤や火消しのまといを実際に持ち上げる体験もできます。
 昔の人は、とにかく力持ちだったんですね。

 江戸期の出版物です。庶民の識字率の高さが解説されています。
 もちろん町民だけの話で、圧倒的大多数を占めた農民は埒外なのでしょうが、
 それでも、識字率の高さが、江戸期の文化や、明治以後の日本の産業発展を作ったんですね。
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 家康の江戸開発の様子です。
 治水・運河工事・埋立により、わずか20年ほどで都市計画を完遂してしまっています。
 家康が優れて高度な都市計画者だったことこそが、その偉大さの所以です。

 先日の新潟の伊藤家の教え「田地買うなら精々悪田を選び、悪田を美田にして小作に返すべし」
 を地でいくこの都市開発が、徳川300年として結実したのでしょう。
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 先日拝観した綱町三井倶楽部や旧古河庭園を設計したコンドル博士設計の鹿鳴館の模型が、
 ガラス床下に見えます。面白い展示です。
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 関ヶ原展も開催されていましたが、何しろ付き添いボランティアで来ているのですから、
 自分が見たいところばかり行くわけにはいきません。
 また個人的に来てみたいです。家康の「しかみ像」は展示されてるのかしらん?(^^ゞ

 博物館からすぐそばの旧安田庭園です。
 向こうに両国公会堂が見えます。
 みんなで心字池をお散歩しました。
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 東京はどこも、バリアありあり、なので、参観していただくのは大変ですが、
 こうしたアクティビティをすると、東京のユニバーサルデザイン度がわかります。

 まだまだ課題は大きいですが、港区の職員さんたちも、とてもがんばってくれています。
 参加者様、区職員様、ボランティアの皆様、ありがとうございました。 
























 
by expresstax | 2015-05-15 23:53 | 経営