税理士飯塚美幸のひとことメッセージ

by expresstax

馬券判決を受けた新通達パブコメ、そして御用地ご奉仕隊

 外れ馬券判決を受けて
 国税庁が通達改正について、パブリックコメントの募集を出しました。
 が。

 見ると、一時所得の例示についての所得税法基本通達34-1について、
 競馬の馬券の払戻金・競輪の車券の払戻金等をで営利を目的とする継続的行為から生じたものを除き、
 一時所得に該当する、と。
 そして次の(注)を付け加えています。
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注1
 馬券を自動的に購入するソフトウェアを使用して独自の条件設定と計算式に基づいてインターネットを介して長期間にわたり多数回かつ頻繁に個々の馬券の的中に着目しない網羅的な購入をして当たり馬券の払戻金を得ることにより多額の利益を恒常的に上げ、一連の馬券の購入が一体の経済活動の実態を有することが客観的に明らかである場合の競馬の馬券の払戻金に係る所得は、営利を目的とする継続的行為から生じた所得として雑所得に該当する。
2 上記(注)1以外の場合の競馬の馬券の払戻金に係る所得は、一時所得に該当することに留意する。
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 つまり、裁判通りの事案は雑所得として、その他は、今まで通りだと。

 事務所のみんなで笑ってしまいました。

 地裁、高裁、最高裁で、国は負け続けて、
 通達改正せざるをえなくて、いやいや書いた様子が、滲み出ています。

 それにしても、最高裁の事案では、納税者さんが公務員だったために、 
 競馬の馬券収入は、雑所得として争ったのでしょうが、
 
 営利を目的とする継続的行為から生じた所得って、
 事業所得にはならないの?
 という議論は、吹き飛ばされています。

 面白い(失礼)テーマだったので、
 もっと、深耕されてもよかったのにな、と思います。

 ☆  ☆  ☆

 あ、誤解のないように。

 競馬の当たり馬券の利益が、一時所得になれば、
 50万円までは非課税で、越えた部分の1/2だけが他の所得と合算課税されるので、
 一般のケースでは、一時所得となれば、納税者有利と言えるのです。

 その点は、気をつけてくださいね。

 ☆  ☆  ☆

 先日の朝。
 赤坂御用地の赤坂御苑のお池の芝生に、
 黄緑色の集団がお団子になっていました。
 御用地の清掃等を担当する勤労奉仕のご奉仕隊さんです。

 フードをかぶって、ポンチョを羽織った、まるで可愛いこびとさんのようです。
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 列になってお池の方に行進していきます。
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 あまりに可愛くて、つい写してしまいました。
 御用地は、緑が素晴らしいのですが、
 さらに素晴らしいのは、とても手入れが行き届いていることです。
 それも、このご奉仕隊さんたちのお蔭ですね。
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 お池の周りを、ぐるっと歩いて行きます。
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by expresstax | 2015-03-26 23:26 | 所得税