経営改善が進み、財務に余裕が出てきて、
地価が上がり、不動産価格が上がり、
やっぱり良い不動産がほしい!建てたい!ということのようです。
素晴らしいです!
とはいえ、不動産の投資には、よくよくの調査と検討と計画化が必要です。
よくある相続「税」対策で、建物を建てれば税金を圧縮できるだの、
住宅を建てれば固定資産税が軽くなるだの、
イメージだけで決めるのではなく、必ず実際の数値、
つまり、利回りや資金収支、金利や減価償却での税負担の反転ポイントの把握など、
を実際の物件数値で試算して判断することです。
ご自身の土地に建築する人が、利回りを建築資金ベースだけでとらえるのも、NGです。
土地は相続で取得していたとしても、土地を時価で購入したものとした利回りが投資判断の基準です。
建物価格だけで、利回りを計算すれば、高くて当たり前。
でも、将来、その不動産を土地建物ごと売却しようとした時に、
買主は、土地建物での投資利回り判断をするからです。
そのときに、建物だけで投資判断していた物件は、競合物件に比べ、見劣りがするのは必定です。
いや、売ることはないよ、と思っても、
正常な資産投資の判断を押さえておくことは重要なのです。
また、不動産は、都心部は現在かなりの高値圏に入っています。
仮に東京オリンピック2020年前でピークを迎えるなら、
その後の下落も想定しなければなりません。
いずれにしても、具体的な数字ベースで考えることです。
一緒に進めていきましょう。
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ソメイヨシノが散って、八重桜の季節に入りました。
恒例、ホテルニューオータニ周辺の桜見物に再出撃しました。
ボンボンのような可愛い桜さんです。