非居住者の青色申告、そして白梅

 3月に入り、確定申告も佳境です。
 
 大きな論点のある事案は、先行して昨年から検討を重ね、
 申告ベースでも、先行して仕上げてきていますので、
 これからは、ムスケル勝負です。

 今日の事務所会議では、確定申告の進捗をしっかりチェック。
 はい、がんばりましょう!

 
 ☆  ☆  ☆

 お客様からのご質問です。

 お仕事で数年、出国なさるお客様。

 日本のご資産からの収入は継続しますが、
 青色申告は継続できるのでしょうか。

 所得税法での青色申告の規定では、
「不動産所得、事業所得又は山林所得を生ずべき業務を行なう居住者は、青色の申告書により提出することができる。」(所得税法143条)
 となっていますから、一見、非居住者は、ダメ、と読めます。

 でも、実は、非居住者の所得税について定めた166条で、
「第143条(青色申告)中「業務を行なう」とあるのは「業務を国内において行う」と、読み替えるものとする。」という読み替え規定があるんですね。

 だから、日本の総合課税を受ける所得については、引き続き、青色申告、できちゃうんです。

 このあたり、条文の一部だけ読んでても、見落としてしまうことになります。
 わかりにくいですね。

 大丈夫。
 日本での所得については、きちんと申告する限り、守られることになっています。
 先日の青色申告の取消の問題といい、かな~り、守られているのがわかりますね。

 税金は、すべからく、諦めない!ことです。(^ ^)b

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 そうそう、出国に関しては、今年7月以後は、出国税(みなし譲渡税)の課税も控えていますが、
 ご異動は、この3月。
 なんとか、出国税制は、適用前というより、法律自体が成立前なので、
 その負担はなくてすみそうで、ちょっと安心ですね。

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 2月にお伺いしたお客様のお庭の白梅です。
 まるで植物園のようなお庭の春の香りに、胸がいっぱいになりました。
 ありがとうございました。
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by expresstax | 2015-03-03 23:29 | 確定申告